猫がご飯を少しだけ残すことがあるのはなぜ?その理由と対処法を解説!

猫がご飯を少しだけ残すことがあるのはなぜ?その理由と対処法を解説!

update

愛猫がごはんを食べ始めたと思ったら、少しだけ残してどこかに行ってしまうという姿を見かけたことはありませんか?どうして猫たちはごはんを少しだけ残すのでしょうか?この記事ではその行動の理由を解説すると共に、猫がごはんを残すときの対処法についても紹介したいと思います。

update

猫が残したごはんはどうする?

猫の前に置かれたエサ

Pixel-Shot/shutterstock.com

では、猫が食べ残したごはんはどうすればよいのでしょうか?そのまま与えても大丈夫なのでしょうか?

結論から述べるなら、猫が残したごはんは与えてはいけません。

なぜなら、猫は直接容器に口をつけてごはんを食べるため、菌が残ったごはんや器に移ります。そのため、どんどん雑菌が繁殖し、残ったごはんを腐らせていきます。

ですから、また食べるから・・ということを理由に、残したごはんをそのまま放置したり、残ったごはんの上に新しいごはんをつぎ足しするなどの与え方をしないようにしましょう。

ごはんが腐っているなら、猫がお腹を壊してしまうことにもつながりますので注意しましょう。

猫が常にごはんを欲しがるなら?

飼い主にごはんをねだっている猫

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

ごはんを少しだけ残す猫もいれば、常にごはんを欲しがる猫もいます。なぜ常にごはんを欲しがるのでしょうか?

常にごはんを欲しがることには、次の理由が関係しているようです。

ごはんの量が不足している

猫がごはんを食べた後もごはんを要求してくるなら、ごはんの量が足りていないことが考えられます。

いつも与えているごはんの量が適正かどうかを、フードのパッケージに記載されているのを参考に確認してみましょう。特に常にごはんを欲しがる猫の場合、適正量が足りていないのかもしれません。

フードの適正量は、年齢や体重を元に計算されていますが、あくまでも目安量ですので、運動量が多い猫の場合は適正量では物足りないことがあります。

栄養が不足している

いつもごはんを欲しがる別の理由は、いつも与えているごはんに何かが不足していることが考えられます。

つまり、いつも食べているごはんでは必要な栄養を賄うことができていないということです。

猫はタンパク質、ミネラル、脂肪、ビタミンなどの栄養素が必要不可欠です。これらが体内に不足していると、栄養を補おうとして異常にごはんを欲しがることがあります。

エネルギーを代謝することができていない

栄養が足りていてもごはんを要求してくるなら、食べたごはんが体のなかでエネルギーへ変えることができていないのかもしれません。つまり、エネルギー代謝ができていないのです。

この場合、腸内環境に問題があることが考えられます。一度フードを見直し、腸内環境を整えてみましょう。

猫の食べ方にはクセがある!

猫の食べ方にはクセがあります。ここまで見てきたように少しだけごはんを残す子もいれば、全部食べても満足できない子もいます。

個体差によって食べ方にクセがあるので、是非、愛猫の食べ方を理解するようにしましょう。そして、愛猫がストレスにならず、満足感が得られるような食事環境を提供してあげるようにしましょう。

まとめ

猫がごはんを少しだけ残す理由についてみてきましたが、いかがでしたか?猫がご飯を残すことには、野生時代の名残や本能が大きく関係しています。

愛猫をよく観察すると、砂をかける仕草をしたり、穴を掘る仕草をするなどごはんを隠しているような行動を見せることがあります。また、ごはんをまったく食べない場合は、病気の可能性があることも見てきました。

是非、愛猫を毎日よく観察し、快適に過ごせるような環境や食事の与え方などをこの機会に見直してみましょう。そして、愛猫が健康で長く暮らせるように、飼い主さんが食事管理をしっかりしてあげてくださいね。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板