“猫バンバン“って何のこと?事故防止のためにできるボンネット対策とは?

“猫バンバン“って何のこと?事故防止のためにできるボンネット対策とは?

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猫は寒がりなので、暖かい場所を求めて過ごしています。特に寒い季節になると、車のボンネットやエンジンルームで寝ることがお気に入りの猫が多いようです。でももし猫がエンジンルームにいることを知らずに、そのまま車を発車してしまったら危険です。この記事では大切な猫の命を守るためにできる対策を取り上げます。

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野良猫と接する際に気を付けたいこと

野良猫の子供

DanyL/shutterstock.com

野良猫とはみなさんもご存知の通り、人に飼育されていない猫のことです。人の生活圏内で暮らしているため、人からエサをもらうことはありますが、寝床の確保や健康管理などはされていません。

野良猫は警戒心が強いことで知られていますが、エサをもらうために人懐こく寄ってくる猫もいます。ついつい撫でたり遊んだり、持っている食べ物を与えたくなりますが、野良猫に一度餌付けをしてしまうと、さらに野良猫が集まってきます。

野良猫の数が増えていくなら、近所の庭に排泄をしたり、駐車してある車にいたずらをしたりするなど被害が拡大していく恐れがあります。

野良猫を家族として迎えるには?

可愛らしい野良猫と出会い、家族として迎えたい場合はどんな点に注意する必要があるのでしょうか?

まずその猫が本当に野良猫なのかを確認することはとても大切です。野良猫はたいてい首輪が付いていないので、首周りを確認してみましょう。その後近くの警察署や保健所に、迷子猫の届け出が出ていないかを確認してみましょう。

最近は迷子や脱走対策として、猫の身体にマイクロチップを挿入している飼い主さんが増えています。マイクロチップが装着されていないかどうかを動物病院などで確認してもらうこともできるでしょう。

間違えて飼い猫を保護しないためにも、家族として迎える前には必ず確認されることをおすすめします。そして野良猫を保護するということは、その猫を生涯にわたって面倒をみる責任があるという点をもう一度よく考えてみましょう。

猫を飼うということには毎日ごはんを与えることに加え、トイレのしつけ、体調管理などさまざまなお世話が求められます。

猫の健康を守るために予防接種を受けたり、去勢や避妊手術を受けたりする必要もあるでしょう。手術を受ける場合は手術費用がかかりますので、飼育するうえでの費用も考慮することはとても大切です。

中途半端な気持ちで野良猫に接しない

野良猫は暑い日も寒い日も一年中屋外で生活しなければいけません。エサが必ずもらえるという保証はないため、病気にかかるリスクも高いです。また、人の生活圏内で暮らしている野良猫の場合、車にひかれるなどの交通事故のリスクもあります。

常に危険と隣り合わせの生活をしている野良猫の日常は、とても厳しいと言えるでしょう。そんな野良猫に対し”かわいそう・・”という気持ちからエサを与えるかもしれません。しかし、その優しさが野良猫の繁殖やご近所トラブルに発展することにつながる可能性があります。

ですから可愛らしい野良猫がいたとしても、中途半端な気持ちで接することは控えるようにしましょう。

野良猫からの感染症を回避するには?

野良猫は健康管理を受けていないので、感染症を持っている可能性があります。ですから、野良猫をむやみに触ったり撫でたりしないことが一番の予防になります。

でも野良猫をお世話したい!という方もいることでしょう。その場合どんな点に気を付ければよいでしょうか?

まず自分の健康状態を整えることはとても大切です。日ごろから免疫力を高めておくなら、感染症の予防につながるでしょう。

また、適度な距離をもった接触を心がけましょう。猫から人へ感染症がうつる原因の多くは、野良猫に口周辺を舐めさせたこと、傷口を舐められたなどが感染の理由となっています。野良猫はもちろん、飼い猫だとしても適切な距離を持つことは大切です。

まとめ

タイヤの上に乗る猫

mojahata/shutterstock.com

猫が車のボンネットやエンジンルームに入ってしまう危険性や、ボンネット対策についてみてきましたがいかがでしたか?

野良猫は暖かい寝床を求めて車のエンジンルームに侵入することがありますので、運転する前に悲惨な事故を招かないためにも”猫バンバン”を心がけるようにしましょう。

また、野良猫に接触する際には感染症にはくれぐれも気を付け、中途半端な気持ちで接しないようにしましょう。

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mofmo掲示板

1 名無しさん
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猫を捕獲して保健所に引き渡すのも一つの有効な対策ですね。