抱きついて離さない!?猫が飼い主さんに抱きつくときの心理とは?

抱きついて離さない!?猫が飼い主さんに抱きつくときの心理とは?

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飼い猫が腕に抱きついてきたことがあるでしょう。一度抱きつくと、なかなか離してくれません。今回は、猫たちが抱きつくときの心理や抱きつかれたときに飼い主さんがとれる対処をご紹介します。

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いろんな部位に抱きついて離さない猫たち

飼い主の足にしがみつく猫

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

猫たちは抱きつくことが大好きです。猫を飼っている方であれば、一度は抱きつかれて困ったことがあるでしょう。

猫たちはいろんな部位に抱きついてくるものです。どのような部位に抱きついてとしても可愛らしいことには変わりませんが、時にはビックリするようなところに抱きつくこともあります。しかも、一度抱きついたらなかなか離してくれないこともあります。

最初に、飼い主さんたちが「かわいい」と思いつつも、ちょっと困ってしまう抱きつき場面のいくつかをご紹介します。

腕に抱きついて離さない!

一番多いのは、やはり腕への抱きつきではないでしょうか?

前足でしっかりと飼い主さんの腕を抱え込んでしまうため、なかなか手が動かせません。腕を大事そうに抱え込む姿には思わず頬が緩んでしまいますが、長時間の抱きつきにはちょっと困ってしまうでしょう。

飼い主さんたちが忙しいときでも腕を捕まえることをやめないことも多々あります。飼い主さんは片腕がほとんど使えなくなってしまうので、どうしても作業を中断せざるを得なくなってしまいます。

引き留めている?足に抱きつく猫たち

足に抱きつかれたことのある飼い主さんたちも多いのではないでしょうか?

立ち作業しているときに足に違和感があります。気になって足元を見てみると、飼い猫がしっかりと足を抱きかかえているのです。歩こうとしてもなかなか離してくれません。強引に歩くと、爪を伸ばして引きはがされないようにさえすることでしょう。

その必死さには思わず笑ってしまうものです。その様子は「おいていかないで~」と懇願しているかのようにも見えます。

やめて!頭や髪に抱きついてしまう猫

まれですが、頭や髪に抱きついてしまう猫たちもいるようです。飼い主さんが寝ている最中に、頭に抱きつくのです。中には頭をかじろうとする猫もいるほどです。

頭に抱きつくと、どうしても髪の毛が引っ張られてしまうので、抱きつかれた側からすると、たまったものではありません。しかも、猫は猫で頑固に、なかなか髪を離してくれないこともあるようです。

飼い主さんだけじゃない!?カーテンやクッションに抱きつくことも

もちろん、抱きつく相手は人間だけではありません。クッションやカーテンに抱きつく猫も多くいます。その姿はとても可愛らしいので、思わず写真に撮りたくなるものです。

もちろん、抱きつくだけであれば問題ないのですが、なかなか離してくれなかったり、爪でボロボロにしたりすることもあります。飼い主さんの体に抱きつかれるよりはマシかもしれませんが、対処が必要な場合もあるでしょう。

猫が抱きつくときの心理とは?

飼い主に甘える猫

Stokkete/shutterstock.com

猫たちが抱きつきを好むのはどうしてでしょうか?抱きついているときの心理をご紹介します。

状況や、猫の性格によっても気持ちは異なるので、皆さんの猫がそれぞれどんな気持ちなのか、個別に考えてあげてください。

飼い主さんが好き!

飼い主さんが大好きな猫なのでしょう。飼い主さんのことを好きでたまらない猫は、よく近づいてくるものです。飼い主への愛情表現として抱きつくこともあるでしょう。よく、子猫たちが母猫に抱きついたり、子猫同士で抱き合ったりすることがあります。これらと同じように、飼い主さんに甘えてしまっているのです。

是非、抱きついてきたときの飼い猫の表情をご覧になってください。機嫌が良く、気持ちよさそうな表情をしているのであれば、「大好きだよ~」と抱きついてきてくれているのでしょう。

構ってほしい

飼い主さんに構ってほしくて抱きついている可能性もあります。

愛情表現と似ていますが、さらに自分の欲求に正直な状態だといえるでしょう。猫たちも「暇だな~」「遊びたいよ~」と感じることがあります。そのため、飼い主さんに構ってほしくてちょっかいをかけるのでしょう。

多少の構ってほしいアピールは可愛らしいものですが、猫によっては度を越して要求してくることもあります。ワガママな猫になってしまっているのです。この場合は、飼い主さんにも適切な対応が求められるでしょう。

獲物だと思っている

猫は動くものを獲物だと思う習性があります。作業している手、歩いている足、足から見える靴下、服のひらひら、なびく髪、それらすべては猫にとって興味深いものなのです。

そのように動いているものを視界に入れてしまうと、猫たちの闘争本能に火が付きます。相手が飼い主さんの一部だと分かっている場合もありますが、どうしても捕まえてみたくなるのです。

獲物だと思って抱きつく場合は、対象を抑え込んだり噛みついたりすることが多いでしょう。飼い主さんたちがビックリしてしまうことが多いのも、この心理状態の猫に抱きつかれた場合なのです。

運動したい

運動不足の猫たちは「身体を動かしたい」という気持ちで、私たちの様々な場所に抱きついてきます。

猫たちは私たちの体をアスレチック遊具のように扱っているのでしょう。飼い主さんが抱きつきに抵抗することで、さらに楽しい遊具となってしまうのです。

運動不足の猫たちは「ジャンピング抱きつき」をすることもあります。いきなり太ももに抱きついてきたり、頭や背中などに飛び乗ったりすることもあります。

ちなみに、家具やカーテンなどに抱きつく場合も、運動したいという気持ちの表れでしょう。

あまり外出できない猫であれば、普段から運動できる機会を探してあげたり、お家の中に猫用の遊具を設置したりすると良いでしょう。

不安でいっぱい

子猫や寂しがり屋の猫たちに共通するのは、「飼い主さんと離れるのが怖い」という感情です。

これは、もともとの性格や過去の経験からくるものであり、特にその傾向がひどい場合には、飼い主さんの姿が見えなくなるだけでストレスを抱えてしまうのです。

そんな不安でいっぱいな猫たちは、飼い主さんがどこかへ行ってしまわないようにしっかりと抱きついてくることがあります。

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