シーリハムテリアってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ! 

シーリハムテリアってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ! 

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テリア犬種の中では比較的穏やかといわれているシーリハムテリア。もともとは闘争心があって猟欲が強い犬種になるよう、徹底的な間引きによって作出された狩猟犬として理想的な犬なんですよ。そんなシーリハムテリアはどういった性格をしていて、どういった特徴がある犬種なのでしょうか?飼い方のコツについて紹介します。

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シーリハムテリアの特徴

Sealyham Terrier portrait on grass

Utekhina Anna/shutterstock.com

シーリハムテリアは19世紀にイギリスのウェールズで作出が行われた小型のテリア犬種です。

優れた能力を持った狩猟犬を理想として長い年月をかけて作出されたシーリハムテリア。

その体型と外見的特徴、また寿命などについて説明します。

シーリハムテリアの体型と外見的特徴

シーリハムテリアの容姿は、特徴的な胴長短足で非常にコンパクトな体型をしています。

シーリハムテリアの理想的な体高はオスが27cm前後でメスが25cm前後、大きくても31cm以下が標準とされています。

そして理想的な体重はオスが9kg前後でメスが8kg前後の小型犬に分類されています。

大きめの頭と、その横についている耳は垂れ耳、しっかりした首とダークな丸い目を持っています。

尻尾は本来は長めの垂れ尾ですが、半分くらいに断尾してピンと立たせることがあります。

狩猟で怪我をしないようにという目的で行われていた断尾ですが、近年では動物愛護の考え方で行われなくなってきています。

シーリハムテリアはもともと狩猟犬なので筋肉質の体格をしていて、地中深く穴を掘ることができるなど体格の割にパワーがある犬種です。

シーリハムテリアの特徴のひとつとして、針金状の被毛があります。

この針金状の被毛はどんな天候にも対応するためのもので、針金状の被毛の下には柔らかく密生したアンダーコートが生えています。

シーリハムテリアの寿命

シーリハムテリアの平均寿命は12歳から14歳くらいです。

小型犬の寿命としては平均的だということがわかります。

最近では愛犬を室内飼育で大切に育てる飼い主が増えており、全体的に犬の平均寿命が伸びているようです。

中にはシーリハムテリアの寿命を15歳とする人もいる程です。

これはあくまで平均寿命なので個体差や飼育環境によって寿命が伸びたり縮んだりします。

たくさんの愛情を注いで育てた愛犬が、できるだけ長く健やかに生きてくれるとうれしいですね。

シーリハムテリアの歴史

Portrait of  Sealyham Terrier Dog in outdoors.

Ricantimages/shutterstock.com

シーリハムテリアは1850~1891年の長い時間をかけて作出が行われた犬種で、シーリハムテリアを作出したジョン・エドワーズ大尉は怖いもの知らずの勇敢さと状況判断力に優れたテリア犬種を目指して作出しました。

優れたハンターでもあったジョン・エドワーズ大尉はシーリハムテリアの作出プロジェクトを極秘に進めたためにどのように作出が行われたのか詳細に関してはよくわかっていません。

おそらくダンディディンモントンテリアやワイヤーフォックステリアがベースとなり、ウェストハイランドホワイトテリアやブルテリア、ウェルシュコーギーペンブロークなどが掛け合わされたであろうと考えられています。

作出プロジェクトの初期は、徹底的な子犬の間引きを行っていました。

2~3か月の子犬を猟場へ連れていき、そこにつながれたキツネに対面をさせた時に少しでも躊躇したらその場で射殺されていたのです。

この冷酷さに反対するハンターたちも多くいたため一時は犬種の存続が危ぶまれましたが、多くの犠牲が払われて培われた高い狩猟能力の評判は高く、この間引きを行わないことを条件に犬種の生存ができました。

シーリハムテリアの狩猟の対象は、キツネ、アナグマ、イタチ、カワウソなどで、地中に潜って戦い捕獲するというものでした。

作出者のジョン・エドワーズ大尉が1891年に亡くなると、本犬種の愛好家であるフレッド・ルイス氏が育成を続けました。

1903年にイギリスで開催されたドッグショーに初登場すると、1908年に犬種クラブが設立され、1911年にイギリスのケネルクラブに公認されました。

第1次世界大戦の終戦後には国内外で人気が高まり、シーリハムテリアを飼育する事が一種のステータスになるまでに人気が高まりました。

イギリスの王室で飼われたほか、ハンフリー・ボガード、エリザベス・テイラー、アガサ・クリスティーなどの著名人にも愛されました。

ただ、1920年代には2000頭を超えていましたが、2008年には50頭を切るまでに減少してしまいました。

減少したシーリハムテリアですが、現在では少しずつ回復傾向になっています。

ショードッグとしてのクオリティーを上げるためテリア気質を抑えて扱いやすくなるよう改良が進められた時期がありました。

しかし、たくさんの犠牲を払って培われた狩猟犬としての気質を保つべきだという考え方もあり、イギリス国内でこれに基づいて繁殖がわずかながら続いています。

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1 名無しさん
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シーリハムテリアは、プライドが高く頑固な性格といわれますが、飼い主や家族に対しては忠実で深い愛情を示す一面もあるので、家族には愛らしい姿を見せてくれるかもしれませんね。内弁慶なワンちゃんってやっぱり憎めないです。

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