猫の気持ちを知ろう!猫が飼い主をチラ見してくるときの5つの心理とは

猫の気持ちを知ろう!猫が飼い主をチラ見してくるときの5つの心理とは

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飼い猫たちは時折、飼い主さんをチラ見することがあります。飼い主さんの方向や他の場所をチラッと見た後、何もなかったように視線を元に戻すのです。そこで今回は、チラ見に隠された猫の心理を解説します。

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猫たちの仕草は見ていて飽きませんし、非常に興味深いものです。本能で特定の動きをしているのだとしても、時には様々な心理が表れているとも思える仕草をすることがあります。

猫たちの面白い仕草の中に「チラ見」があります。人間でもついついチラ見をしてしまうものですが、猫たちもよくチラ見します。

猫自身には自覚がないレベルのちょっとした仕草ですが、明らかに心理状態が表れる行動のように思えて、飼い主さんたちもつい気になることがあります。この記事では、猫がチラ見してくるときの心理を解説します。

猫のチラ見とは

猫

pixabay.com

そもそも猫のチラ見とは、どのような行為なのでしょうか。猫の心理についてお伝えする前に、まずは「チラ見」そのものについて解説します。

情報確認している

これは人間にも共通することですが、そもそもチラ見とは目を使った視覚情報の入手手段です。チラ見する人は何かを目で確認したいのであり、これは猫も同じです。

つまり、猫のチラ見は情報を得るためのものであり確認行動なのです。

しかし、チラ見は観察とは異なります。猫がチラ見するのはわずかな瞬間でのことであり、じっと見つめる行動とは一線を画します。

重要度を計っている

チラ見とは短時間のみ対象に目を向けてすぐに視線を外す行為です。チラ見するのは、何かの情報を確認したいものの、長時間見つめる必要まではない時です。

このことを踏まえると、チラ見する猫は視線の先にあるものについて「そこまで重要じゃなかった」と判断していると考えられます。

「多少気になったが重要じゃない」と判断したので、すぐに視線を戻したというわけです。この考えを元に、猫の心理を考えるとより猫の気持ちを理解しやすくなります。

猫がチラ見する心理

寝転がっている猫

pixabay.com

これから猫がチラ見するときの心理をケース別にご紹介します。是非、猫たちの気持ちを把握するのに役立ててください。

音が気になった

猫はとても耳がいい動物です。ちょっとした物音でも把握できますし、その物音の方向を知ることもできます。

当然、音源も気になってしまいますので自然と目で音が鳴った方向を確認するのです。もちろん、大抵の場合は特に問題が起こっているわけではないので、すぐに関心が失われてしまいます。

飼い主をチラ見する猫も多いです。これは人間が物音をたてながら生活しているからです。耳のいい猫はちょっとした音を聞き取り、気になった時にチラ見してきます。

動くものが気になった

私たち人間でも視界の隅に入った情報に改めて注意を向けることがあります。「何かが動いたのが見えた」という時には、すぐに対象に焦点を当てるはずです。

大抵の場合は、見間違いだったり「風でカーテンが揺れていた」などどうでもよい事柄だったりします。そのような時は、一応そちらに目線を向けるもののすぐに関心を失います。

猫たちも同様です。猫は狩猟動物であり、動く獲物を捕らえたいという本能をもっています。そのためちょっとした周りの動きの変化にも敏感です。

猫にとって注視するほどの事柄ではない場合は視線をすぐに外すため、結果的にチラ見になります。

ニオイが気になる

寝転んでいる猫

pixabay.com

猫が気になる情報には、ニオイも含まれます。猫たちが生活する環境には様々なニオイが充満しています。

特に猫たちの嗅覚は鋭いので、人間には感じないニオイにも敏感に反応します。例えば、飼い主さんが外出するだけで、飼い主さんの周りにはいつもと違ったニオイが付着しています。

それを視界の外で感じ取った猫は、少し不思議に感じてニオイの源をチラ見します。この場合は、飼い主さんだとすぐに分かるので凝視することはありません。

ちなみに、美味しそうなニオイだとチラ見では終わらず「なに?ボクも(わたしも)お腹すいた」と近づいてきます。

怖い

恐怖によるチラ見もあります。これは対象が気になるものの、凝視することで相手を怒らせることを避けたり、恐怖のあまり見続けることができなかったりすることで生じます。

人間でいうと、電車の向かい側に座っている怖い人と目があってすぐに視線を外すようなものです。

この現象は飼い主に関しても起こり得ます。例えば飼い主が怒っている場合には、飼い猫がチラチラとこちらを見てくることがあるはずです。

心配性

心配性によるチラ見もあります。これは、既に対象は確認済みなものの、心配なのでついつい何度も見てしまうというパターンです。直前に見た対象が一瞬で変化するわけではないので凝視しませんが、気になって頻繁にチラ見をしてしまうのです。

私たちも時間が気になっているときには、頻繁に時計をチラ見するものです。わずかな間に何度確認しても時間に大きな変化がないため、すぐに目を離します。しかし心配が薄れるわけではないので何度も見返してしまいます。

猫たちの場合、子猫が心配なときや飼い主さんの様子がとても気になる場合に、このチラ見をしてくることがあります。

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