「愛犬が全く興味を示してくれない…」ボール遊びができる犬とできない犬の違いを説明

「愛犬が全く興味を示してくれない…」ボール遊びができる犬とできない犬の違いを説明

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「犬はボール遊びが好き」と思い込みがちですが、実はとてもハードルの高い遊びで、できる犬とできない犬がいます。しかも、犬が楽しむようになるには飼い主さんが上手に教える必要もあります。この記事では、ボール遊びができる犬とできない犬の違いと、ボール遊びの教え方のコツについて解説します。

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「広々とした公園で、投げたボールを愛犬が楽しそうに追いかけて、飼い主さんの所に誇らしげに持ってくる」

愛犬とのこうした光景を夢見る飼い主さんは多いですが、実際は愛犬がボールに全く興味を示さない、持ってきてくれない、ボールを離さないなど、イメージ通りにはいかないようです。

それも仕方のないことで、全ての犬種がボールが好きなわけでも、犬が自然とボール遊びができるようになるわけでもありません。まずは、これから紹介するボール遊びができる犬とできない犬の違いを参考に、飼い犬がボール遊びを好むタイプかを見極めてあげましょう。

ボール遊びができる犬とできない犬の違い

ボールで遊ぶ犬

pixabay.com

人間でも、好奇心旺盛な人とそうでない人、動き回るのが好きな人とじっとしているのが好きな人など、生まれ持っての個性の違いや育った環境によって培われる好みがあります。

犬も同じように犬種や飼育環境、飼い主さんとの関係などがボール遊びができるかに大きく左右してきます。これから、ボール遊びができる犬とできない犬の違いを3つのポイントに分けて説明します。

動くものに対する興味

1つ目のポイントは、愛犬が動くものに興味を示す犬種かどうかです。

ルーツが牧羊犬や狩猟犬の犬種は、ボールに関わらず動くものに興味を持ち、追いかけるという行為が本能的に組み込まれているのでボール遊びが得意です。

具体的な犬種をあげると、ボーダーコリー、ジャーマンシェパード、コーギー・、ビーグル、ミニチュアシュナイザーなどです。これらの犬種は人間の指示に従って動き回る動物を追いかけていたので、ボールを投げてGoというと大喜びで駆け出します。

一方、愛玩犬は動くものにあまり興味を持ちません。愛玩犬は人間がかわいがることを目的として作り出した犬種なので、使役犬に求められる機敏さや粘り強さではなく、大人しさや愛らしさが特徴です。ですから、ボールそのものに対する興味も薄いですし、動くボールを追いかけることも魅力的に感じません。

遊び方を知らない

遊び方を知らないゲームをしろというのは、どう考えてもむちゃな話です。

しかも、ボール遊びは「ボールに注目する」→「追いかける」→「見つける」→「咥えて持ってくる」→「飼い主さんに渡す」という、いくつもの動作が連動してやっと完成する複雑な遊びです。

どんなに動くものに興味を示す犬種でも、上手に教えなければ絶対にできるようにはなりません。投げたボールをたまたま追いかけたり、ごくまれに持ってきて渡したりすることがあるとしてもそれは偶然でしかなく、ボール遊びとは呼べません。

まずは飼い主さんが、ボール遊びは高度な遊びで、愛犬にちゃんと教えてあげる必要があることを認識しましょう!

嫌な経験がある

できないというより、できなくなるということもあります。

犬は知能が高いので、怖かったことや嫌だったことをしっかり覚えていて、同じ経験をしないように気をつけます。過去にボール遊びの最中に怒られたり、ボールがあたって痛い思いをしたり、ボールを無理やり取られたなどの嫌な経験があると「ボール遊び=危険」と判断し、しなくなります。

人間でもバレーボールで突き指をしたり、あざができたり、チームメートにミスを怒られたりする経験があると、その後ボール遊びを心から楽しめなくなって誘われても断ることもあるでしょう。愛犬も同じで、ボール遊びにトラウマがあることもできない理由となる場合があります。

愛犬へのボール遊びの教え方

ボールで遊ぶ犬

pixabay.com

まず準備ですが、犬が好きなおもちゃ(ボールである必要はない)と長いリードを用意して、犬が飼い主さんとおもちゃに集中できる所に行ってください。準備ができたら次に実践です。

1.犬を自分の足元におき、おもちゃを2m〜3m先に投げます。

2.犬がおもちゃを取りに行ってくわえたら呼び戻します。もし、くわえたまま動かなかったり、他の方向に行ったりしたらリードをやさしく引っ張って、飼い主さんの方に誘導します。犬が取りに行かない場合は、おもちゃや場所を変更して再度挑戦してください。

3.犬がおもちゃをくわえて戻ったらおもちゃを取り上げずに、いっぱい褒めてあげてから「ちょうだい」と声をかけながらおもちゃを取ります。(すぐに取り上げると、持って帰ったら取られると覚えてしまう。絶対に無理に取り上げず、離さない場合はおやつを使う)

4.取り上げたらすぐに投げます。(すぐに投げると、犬が離したらまた遊べると覚える)

5.上記のステップを繰り返します。ただし犬の集中力は短いので5分〜10分でやめることがポイントです。

ボール遊びを教えるコツは、「飼い主さんが投げたものを取りに行って渡すといいことがある」と犬が覚えることです。

褒められたり、なでられたり、また遊んでもらえたり、犬にとって嬉しいことが続くと理解してもらえるとボール遊びを好きになってくれます。好き・楽しいと感じてくれれば犬は喜んで飼い主さんの指示に従うので、遊び方をスムーズに覚えます。

ボール遊びができるかどうかは犬がおもちゃやボールに興味を示すことが大前提となるので、犬種や性格によって向き不向きがあります。愛犬のタイプからできる子かどうかを判断し、不向きな場合はボール遊びはきっぱり諦め、他の遊びを探してください。

向いているタイプならしっかり遊び方を教えてあげて、愛犬とのボール遊びを楽しんでください!

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