
なぜ猫はしっぽだけで返事をする時があるの?その理由が猫らしすぎて可愛い!
飼い主さんが呼びかけても愛猫の反応がないように思う時はありませんか?そんな時は、愛猫のしっぽをチェックしてみてください。わずかに動いているのに気づくかもしれません。しっぽの動きには、その時の猫の気持ちが反映しています。この記事では、猫がしっぽで返事をする時の心理を解説します。

しっぽの動きから分かる猫の気持ち

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猫はしっぽで返事をするだけでなく、自分の気持ちを分かってもらいたくてしっぽを動かすことがあります。ここでは、どんな時にしっぽを使うのかご紹介します。
気分が乗らない
飼い主さんが無理に抱っこをしたり、お手入れのために押さえつけたりした時にしっぽを振るかもしれません。それは、「嫌だよ」という心理の表れといえます。そんな時には、愛猫の気持ちを尊重して、構わないであげましょう。
ご機嫌ななめ
猫はイライラすると大きくしっぽを振ります。ですから、何か面白くないことがあったり、思うように物事がいかなかったりするなら、イライラの気持ちから、しっぽをバタバタと大きく振るでしょう。
そんな状態が観察できたら、攻撃的になっている可能性が高いので、不用意に近づかないようにしましょう。もしかすると、ご機嫌ななめの愛猫にかまれたり、引っかかれたりするかもしれません。
怒っている

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しっぽが逆立っている姿を目にすることはありませんか?もしそのような状態なら、それは怒っているということを表わしています。猫はけんかをする時に、全身の毛を逆立てることで、自分を相手に大きく見せて優位に立とうとします。ですから、しっぽを膨らませて攻撃モードに入っている状態なのでしょう。
ストレスを感じている
猫のしっぽが膨らむのは、怒っている時だけではありません。実は、恐怖やストレスを感じる時も同じ動きをします。ですから、臆病な猫や家族に迎えたばかりで環境に慣れていない猫は、ストレスを感じてしっぽを膨らませることが多いです。
しっぽが垂れ下がっている時も、ストレスを感じているといわれています。それはしっぽでおしりの部分をふさいでニオイを消すことで、身を守ろうとしているからかもしれません。このような時は、不必要に刺激しないであげましょう。
安心している
愛猫のしっぽがピンと上に立っていますか?それは、安心感と甘えたいという心理を表しています。猫はおしりのニオイをかいで、相手と友情を築きます。ですから、おしりのニオイをかぎやすいようにしているということは、飼い主に対して警戒心がない証拠といえます。加えて、もしスリスリをしてくるなら、甘えたい気持ちも含まれています。
まとめ

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猫はしっぽで返事するだけではなく気持ちも表しています。愛猫が返事をしてくれないように感じるなら、しっぽのチェックをしてみましょう。その時の愛猫の心理に合わせた対応をすることで、愛猫のストレスを軽減できます。
愛猫が安心して甘えたい態度を示すなら、思いっきり応えてください。そうすると、より一層の信頼関係が生まれることを期待できるでしょう。