
やんちゃすぎて困っちゃう⁉︎愛猫が元気すぎるときの対処法をご紹介!
猫をお迎えしたばかりの時はおとなしかったのに、環境に慣れるにつれてどんどんやんちゃになってしまい、苦労したことはありますか?ちょっとしたいたずらなら「かわいい」で許せますが、行き過ぎるとちょっと困ってしまいます。この記事では、タイプ別に猫のやんちゃに対処する方法をご紹介します。

猫は自分のテリトリーを理解すると性格の本質があらわれてきます。その中には、好奇心や飼い主さんへのアピールなどがあります。
本能的なものとはいっても、人間との生活に順応するためにはしつけて改善する必要があります。
タイプ別に見る!猫のやんちゃな行動パターンとは?

pixabay.com
子猫は好奇心が強く遊ぶことが大好きなので、やんちゃな行動を取りがちです。成長していき、成猫になるとだんだん落ち着いていきます。
しかし、子猫だからといってすべてのやんちゃな行動を許すわけにもいかない場合もあります。元気過ぎる猫の行動にもいくつかのタイプがあり、それぞれ対処方法が異なります。
とにかくいたずらする
ティッシュ箱からティッシュを全部出したり、机の物を下に落としたりと、とにかくいたずらをして飼い主さんの気を引こうとするタイプの猫です。
このタイプの猫は、好奇心とアピール力が重なってこのような行動を取ります。飼い主さんからしたら困った行動ですが、猫も必死なのでイタチごっこになることが多いでしょう。
興奮しやすい
猫は環境に慣れてくると、テンションが上がりやすくなります。特に、子猫はハイテンションになりやすいので、注意が必要です。興奮して急に走り出し、物にぶつかってケガをしてしまうこともあります。
噛み癖がつく
子猫のうちは力加減が分からず、飼い主さんを噛んでしまう猫は多いです。中には、子猫のときについた噛み癖が成猫になっても抜けない猫もいます。飼い主さんがケガをする危険もあるので、早めに対処が必要です。
タイプに合わせたやんちゃ猫の対処方法

pexels.com
やんちゃのタイプについてご紹介しましたが、対処方法はそれぞれのタイプによって異なります。タイプに合わせてしつけをするなら、愛猫もストレスを感じることがなく効果的に対処できます。
いたずら好きの猫の場合
猫はにおいに敏感ですし、好き嫌いもはっきりしています。ですから、いたずらしてほしくない場所や近づいてほしくない場所に「猫が苦手とするにおいをつけておく」ことができます。
猫のしつけ用のスプレーも市販されているので、利用してみるのもいいでしょう。においを直接付けられない場所には布などににおいを染み込ませて近くに置くだけで効果があります。
アルマオイルなど猫が中毒症状を起こす物もあるので、使用する前に猫を飼育している部屋で使えるかをチェックしてください。
興奮しやすい猫の場合
興奮してしまった場合は一度クールダウンさせる必要があります。そのために効果的なのは「無視をすること」です。
興奮しているときに飼い主さんが反応すると、猫は喜んでいると思い、ますます興奮してしまうことがあります。猫が暴れ出したら無視をして、大人しくなったときに大げさなくらいほめることで、「大人しくするとほめてもらえる」と愛猫に認識させることができます。
無視をしても興奮が冷めないときは手を「パン!」とたたいて音を出し、驚かせましょう。そのようにして、一度クールダウンさせることができます。
噛み癖がある猫の場合
噛み癖ははっきり叱られないと直りません。加えて、叱るタイミングも重要です。
噛まれたらすぐにはっきり「だめ!」としかってください。時間が経ってから叱られると猫は理由が分からないので、タイミングを逃さないことが重要です。
愛猫に噛み癖をつけさせないためにも、遊ぶ時は飼い主さんの手ではなくおもちゃを与えましょう。このようにすることで、子猫のときから噛んでもよい物とだめな物の区別をつけられます。