ダンディディンモントテリアってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ダンディディンモントテリアってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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パッと見てテリア種とは少し見た目が違うように思える、ダンディディンモントテリア。ダックスフントのような長い身体が特徴で、遊び好きな性格です。「テリア種らしくないテリア」なんて言われることもありますが、しつけはしやすいのでしょうか?また、飼い方の簡単な解説もいたします。

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ダンディディンモントテリアの特徴

The funny Dandie Dinmont Terrier on the green grass

Capture Light/shutterstock.com

ダンディディンモントテリア(Dandie Dinmont Terrier)に会って、まず目に入るのは頭のうえにある、ふわふわの綿菓子のような被毛かもしれません。

ショードッグとして人気のあるダンディディンモントテリアは、小型犬サイズで、被毛が美しい犬種です。

イギリスのスコットランドが原産です。

通常犬種の名前はその犬種の特徴からとることが多いですが、ダンディディンモントテリアに関しては、小説から犬種の名前をつけたという面白い背景があります。 テリア種であるため、以前は狩猟犬として活躍し、ネズミやウサギ等を狩る際に活躍していました。

体高は低いですが身体自体は長いため、ウサギ等の巣穴に入り込んで狩りをしていました。 大人しい性格からペットやショードッグとして人気が高いです。

日本では珍しい犬種ですが、性格は友好的でご主人にも忠実なので飼育しやすいです。

ダンディディンモントテリアの外見的特徴

ダンディディンモントテリアの特徴としては、短い足と長い身体が挙げられます。

先述したとおり、狩りをするための身体でありますが、その見た目はテリアらしくなく、根強いファンが多くいます。 フワフワとした6cm程の被毛も特徴であり、その中でも頭の被毛が特に特徴的で、ドッグショー等では特に目立っています。

元々被毛が長い犬種のため、ペットとして飼う場合は、トリミングにより様々なヘアースタイルにすることも出来るかもしれません。

ドックショーで見る、あの最大の特徴である頭の上の綿菓子のようなふわふわの冠毛は、トップナットと言われる頭のてっぺんの被毛をトリミングしてつくられています。

特徴でもある低い体高は体重が約10kgに対し、体高は約25cm程しかありません。

しっぽは付け根が太くて、先端に向かって細くなっています。

興奮すると尻尾が直立します。

目がまんまるで大きいので、瞳がうるうるしているようでキュートな顔立ちです。

耳は長めで垂れています。

口にも長い被毛があるので、おヒゲのように見えることもあります。 ダックスフントの血が入っているという説もありますが、定かではありません。

ダンディディンモントテリアの寿命・体型

ダンディディンモントテリアは、体高は約20~28cmくらいになり、体重は8~11kgほどになります。

全身が長めの被毛で覆われているので、よくわからないかもしれませんが、骨太で筋肉質な体つきをしています。

後ろ足が前足よりも少し長いので、曲線のある体型です。

テリア種というと、直線部分が多い体型をしていることが多いのですが、その点でダンディディンモントテリアはちょっと違いますね。

厚い胸と、長い胴体、そして短い足を持ち、ダックスフンドのような体型です。

寿命はだいたい14年位といわれています。

小型犬としては平均的ですね。

運動が好きで、活発で元気な犬種です。

ただ、胴長短足の体型なので椎間板ヘルニアにならないように気をつけてあげる必要があるそうです。

ダンディディンモントテリアの歴史

Dandie dinmont terriers on the start line

Ladislava Bartosova/shutterstock.com

ダンディディンモントテリアは起源がよくわかっていない犬種です。

スコットランドのジプシーが土着犬とテリア種を交配したとか、スコッチや、オッターハウンドなどの犬種が作出に用いられたという説があるようですが、確かなことはわかりません。

ただ、この犬種の名前の由来となっているのは、1814年に出版されたサー・ウォルター・スコットの「ガイ・マナリング」という小説です。

この小説の主人公の名前から「ダンディ・ディンモント・テリア」と名付けられたと言われています。

この小説の作者であるサー・ウォルター・スコットの知人である、農業をしていたジェームズ・デビッドという人の愛犬が「マスタード」と「ペッパー」という名前の2頭野スコッチ・テリアで、農場で使役犬として働いていて、その犬たちが小説の中の犬のモデルとなった、という話もありますが、本当なのかどうかは不明のようですね。

とはいえ、もともとスコッチテリアと呼ばれてた犬種から、1873年に「ダンディディンモントテリア」が独立した犬種となったようです。

この犬種が「ダンディディンモントテリア」という名前がつけられる以前は、「マスタードアンドペッパーテリア」とか、「チャーリーズホープテリア」とも呼ばれていたそうです。

ネズミやウサギ、アナグマなどの狩猟犬として活躍していたそうです。

ネズミなどの巣穴などにも入れる体型をしているので、巣穴に入って闘い引きずり出すといった方法で狩猟をし、ときにはセントハウンドと協力することもあったようです。

ダックスフンドと掛け合わされることによって、現在の外見になったと言われていますが、やはり確かなことがわかっていないようです。

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カタカナを読むのが苦手で、この素敵なワンちゃんの名前もきちんと読めるまでが大変でした。読みにくいし言いにくいですね。名前は難しいけど、ルックスが素晴らしいです。目がとても大きくてクリクリしてて、はっきりとした顔立ちで印象に残る見た目です。