
ピクシーボブってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!
「ピクシー」小さな妖精と名付けられたピクシーボブはまだ日本ではあまり知られていません。しかし名前の通りのとても愛らしい姿をした猫種に魅了される人はたくさんいます。ピクシーボブにはどんな特徴があるでしょうか。人間の話す言葉を理解できるとも言われるピクシーボブについてご紹介してみたいと思います。

ピクシーボブの性格

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温厚な性格の持ち主で他の猫種ともうまくやっていけるタイプの猫種です。
飼い主との関係をとても大切にする一面も持っていて忠実な性格です。
寂しがりやでもあるので飼い主になるのであればいつも一緒に居てあげて愛情を注いであげたいものです。 また、犬のように飼い主に付いていきますし、リードを付けてのお散歩も可能ですから大きな体と相まってまるで犬のような存在感があります。
人間の言葉を理解できるという特技もあり、飼い主の言葉に反応することができます。
こうした性格を考えるとしつけは比較的しやすい猫種といえるでしょう。
飼い主との親密な関係を築けなおかつ忠実ですから一度飼うと病みつきになること間違いなしです。
飼い主に忠実
ピクシーボブの性格は、その野性的な見た目とは裏腹に、物静かで飼い主に忠実です。
好奇心旺盛でとても頭がよく、「人の言葉を理解できる猫」としても知られていますね。
コミュニケーションがとりやすく、一緒に暮らしていてとても楽しい猫といえるでしょう。
鳥の様な声を出す
また、ピクシーボブは「ニャー」とか「ミャー」とか普通の猫のような鳴き声を出さず、鳥のような声を出したりうなったりするくらい。
鳥のような高い声でなくその鳴き声は、ピクシーボブ独自の「言語」なのだといわれています。
鳴き声は一つの特徴ですが声も魅力的な猫種といって良いでしょう。
寂しがり屋

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淋しがり屋な一面を持つため、毎日愛情を注いであげることが大切です。
もし長いことかまってあげないと、飼い主や他のペットに対して嫉妬心を抱くことがあります。
ストレスは猫にとっても良いものではありませんから、定期的なスキンシップは欠かさないようにしてください。
ピクシーボブの飼いやすさ

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べったりの甘え上手で賢く忠実な性格ですので飼いやすさの面では申し分ないでしょう。
猫は独りで自由に動いているイメージがありますがピクシーボブはそういった面が無くとにかく飼い主にべったりになります。
お世話しないといけないという側面から考えれば一緒に居ない時間をなるべく少なくしてあげるのが大切になってきます。
とはいえ飼い猫初心者の方でも楽しく育てることができますし、スキンシップもできますので安心して飼うことができるでしょう。
ピクシーボブの飼育環境と飼い方のコツ

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とにかく大きな猫種ですので遊べる環境作りは欠かせません。
広さを確保しつつも安全な環境作りに徹しましょう。
ピクシーボブは飼い主に合わせてくれますので信頼してしつけることができます。
飼い主側がキチンとしつけてあげればその後の関係は良好なものになるに違いありません。
ピクシーボブの飼育環境
約1年で成猫になるふつうの家猫と違い、ピクシーボブの成長スピードはゆっくりで、約3年かかって成猫のサイズになります。
小さいころは遊ぶのが大好きなピクシーボブですが、成猫になると体が大きいこともあり、特別多い運動量が必要なわけではありません。
キャットタワーを用意する時は高さのあるものよりも、ピクシーボブの体重を支えられる足元のしっかりしたタワーを設置するほうがいいでしょう。
ピクシーボブのしつけのコツ
ピクシーボブは頭がよく、飼い主のことを信頼してくれるためとても飼いやすい猫です。
教えたこともすぐに覚えてくれるでしょう。
また、投げたボールを取ってきたり、リードをつけて散歩するなど、犬のようなしつけもできます(リードは首輪ではなく、全身用のハーネスが必要)。
日本ではあまり見ない珍しい猫のため、初めてピクシーボブと暮らすときに「自分のライフスタイルに合うだろうか? 」と心配する人もいますが、実際に飼いだすと、ピクシーボブに夢中な通称「ボブキチ」になってしまう人が多いといいます。
それぐらい、ピクシーボブは魅力的な猫なんですね。