犬が首輪を嫌がる時の対策やしつけ方を解説!

犬が首輪を嫌がる時の対策やしつけ方を解説!

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飼い犬を散歩に連れて行こうと思った時は必ず首輪をつけなければなりません。リードをつけないで散歩しては制御不能になるばかりか、ほかの人に迷惑をかけかねません。しかし首輪やリードを嫌がる犬は少なくありません。なぜ嫌がるのでしょうか?そして対策やしつけ方について見てみましょう。

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犬が首輪を嫌がる理由は?

Yellow labrador retriever is waiting with dog collar in mouth.

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

犬が首輪を嫌がる1番の理由は「慣れていない」ことによるものです。室内犬でしたら普段から首輪なんてつけていないので、いきなり首を絞められたら嫌がるのは当然ではないでしょうか?

ですから最初は犬が首輪を嫌がるのは当然です。

ほかの理由は、首輪のサイズが合っていないことにあるのかもしれません。きつい首輪をされたら苦しくて嫌がるのは当たり前ですね。

また、稀なことですが首周りの皮膚に炎症(かぶれ)があり首輪を嫌がることがあります。

長いこと首輪をつけたままにしていた犬の首輪を新しい物に交換してあげようとしたときや、身体を洗うために外した首輪をまたつけようとしたときに敢然と拒否し、怒って歯を?くようなことがあれば、単なるわがままではなく皮膚に異常があるおそれがありますのでよく見てあげましょう。

では首輪に慣れていない飼い犬に首輪を慣れさせるにはどんな対策ができるでしょうか?

犬が首輪を嫌がる時の対策

まず犬が首輪に慣れていないために、首輪を嫌がる時の対策ですが、簡単に言ってしまえば、「慣れさせる」これにつきます。 最初からなにがなんでも首輪を着けようとは考えなくていいです。

はじめはリボンなど小さなものから始めてみてはいかがですか?軽いですし、つけ心地も重たくないはずです。きっとリボンを付ける時も嫌がるでしょう。

そんな時はエサやおやつなど喜ぶものでつります。

たとえリボンでも、いきなり巻いて結んでしまうのではなく、犬の頭がラクに通るぐらいの輪にしてリボンを交差させ、交差した部分を上にして片方の手で持ちます。

このとき輪の部分が下になりますが、そのまま犬と向き合って、輪に犬の顔を通します。嫌がるようならリボンを持っていない方の手でおやつを持ち、輪の手前から犬に匂いを嗅がせます。

犬がおやつに気を取られているときに輪を顔から首にかけ、うまくかかったらそのままにしておやつを与えてから輪をまた犬の顔の方に向かって抜きます。

何度か繰り返していると犬は嫌がらなくなりますので、その次の段階でリボンを緩めに結んでそのまま過ごす時間を1時間ずつ伸ばして行きます。リボンを結んだまま遊んだり、食事をさせるのも早く慣れるためにいいですね。

この方法のポイントは、犬の背後からリボンを掛けるようなことをしないことです。

犬の後ろからサッとリボンを掛ければ犬は抵抗できませんから手早いのですが、犬にしてみればそれは強引です。

怖がりの性格の犬なら恐怖心を抱いてしまいますし、そうではない犬でも不愉快な気持ちになってしまいます。リボンで慣らすことは首輪を嫌がる犬だけでなく、子犬を飼い始めたときにも首輪装着の前段階としてやってみましょう。

上手につけることができたら褒めてご褒美をあげるといいでしょう。

リボンに慣れてきたら、いよいよ首輪をつけます。首輪を見て嫌がったら無理やりつけることはしないほうがいいでしょう。嫌という思いだけで、もう首輪をつけることができなくなるかもしれません。

首輪を犬の側に置いて犬に見せたりニオイを嗅がせたりして、怖いものではないことを理解させてからでも構いません。また、首輪でもリボンのときのように最初は大きな輪にして頭を通す練習から始めてもよいでしょう。

徐々に慣らしていきましょう。

首輪をつけることができたら、体や頭を撫でてあげて褒めてあげましょう。この繰り返しのしつけで犬はしっかり学習していきます。首輪をつけられたら、そのまま少し遊んでみましょう。

首輪をつけることが苦痛ではなく楽しいこと。と思ってもらえれば、次回首輪をつける時もスムーズにいきます。

このしつけを繰り返して徐々に首輪をつける時間も伸ばしていけば、首輪にも慣れてくれることでしょう。首輪をするといいことがあると思ってもらえることがポイントです。

首輪のサイズは指が2,3本入る大きさがベストです。きつく締めて嫌がることがないよう注意してあげましょう。

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19 名無しさん
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いきなり首輪をつけるから嫌がってしまうんだ!そっかぁ。いつも首輪を初めからつけてたけど、今後はリボンをつけて、慣れてもらうことからスタートしなくちゃだね。首輪よりもリボンの方が、違和感も少しは減らせるから、早くに慣れてもらえるかな。

18 名無しさん
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きつく締めると、苦しくなって嫌がってしまいそうですね。きつすぎず、ゆるすぎずの、指が二、三本入る程度のサイズで使うように心がけたいです。少しずつ慣らしていき、嫌がらなくなる日を待とうと思います。いつかは慣れてくれることを願って。

17 カマンベール
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やっぱり何事も慣れが重要ということですよね。首輪に慣れてくれさえすれば、次第に嫌がったりしなくなるみたいなんで、他のものを使って、慣れさせることからスタートします。そうすぐには慣れないと思うから、少しずつやっていきます

16 12匹のお引っ越し
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保健所で犬を引き取ったのですが、首輪を嫌がります。たぶん前の飼い主さんと色々あったんでしょうね。。。散歩に行くためには首輪が必須だし困っています。ゆっくり散歩をさせてあげたいと思ってもノーリードで外に出すわけにもいかず。。。

15 くろうさ
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首輪は小さい頃からしてないと嫌がりますよね。近所に家が首輪を嫌がるからって首輪をせずに飼育している犬がいて、散歩のときも首輪をつけていなくていつもハラハラしています。もしも逃げ出したり他人に噛み付いたらどうするんだろう。。。

14 スターフルーツ
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首回りの皮膚の炎症は気をつけなきゃと思いました。首輪の着脱時に、よく見て異常がないかチェックするのがいいですね。気づかないままでいると、症状が悪化してしまう恐れもあるので、できるだけいち早く発見できるように日頃から確認する癖をつけたいです。

13 パセリ
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首輪は必須アイテムなので、犬が嫌がるからといって使わない訳にはいきませんもんね。いきなり首に首輪をつけられたら、それはやっぱり犬もびっくりして非常に戸惑ってしまうでしょうから、徐々に慣れさせていくのが大事になるのですね。

12 リード
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子犬の時は嫌がったけど、首輪イコール散歩とか楽しみがあるんだってことを教えてあげるのがいいですね〜。リボンの方法も次回試してみます。可愛いし、いい案ですね♪また、首輪がすぐに小さくなるので、しっかりみていて体に合ったものをしてあげたいと思います。

11 水キムチ
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首輪を嫌がらないようにするには、やはり慣れが重要になるんですね。慣れも大事だと思いますが、合わないサイズの首輪をつけたら、それは犬も不快に感じますよね。首輪を嫌なものと思わないように、サイズ選びはきちんと行いたいと思いました。首輪のメリットを学べました。

10 名無しさん
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ときどき放して散歩させてしまっている飼い主さんもいますが、確かに外にいるときには何が起こるか分からないですし、本能で行動してしまって犬が危害を加えてしまったり事故に巻き込まれることも考えられますから、しつけの初期の段階で首輪に慣れさせることと散歩のときのリードでコントロールしてあげることは大切ですね。

9 名無しさん
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首輪って大切ですよね。でも犬にはストレスになってしまうようなので、合っているものを付けてあげようと思いました。そうしないと、いつまでたってもなれることはないと思うので、注意が必要ですね。

8 うめ
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犬が首輪を嫌がるのは人間に不信感を抱いているからってことですよね。それなら無理やり首輪にするんじゃなくて、ハーネスとかの選択肢もあるんじゃないかと思います。素材が嫌だっていうワンちゃんもいるでしょうから、負担の少ないハーネスを考えてみてほしいです。

7 マメ
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なるほど〜、りぼんね!!しかも、おやつで釣るという。いい方法ですね。首輪=楽しいこと にしてあげれれば首輪も苦ではなくなりますね。

6 古本市
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確かに首輪のサイズは大事ですよね。あまりにもきついものだと、首が絞まってしまい呼吸もしにくいだろうと思います。ぴったりサイズを選んで付けるのがポイントになりそうです。丁度良い首輪を選べるような、正しいサイズの測り方はありますか?

5 すいか
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首輪を嫌がるのは何となくわかる気がしますが、慣れの問題もあるんじゃないでしょうかね。徐々に慣れさせていくしかないでしょうね。首輪をしないという選択肢は日本ではありえませんから、それに迷子になったときも首輪にしっかりとタグをつけていれば見つかったときに連絡もらえますから、首輪には慣れてもらうしかありません。

4 マーブル
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やっぱり首輪重要ですよね。首輪があるともし迷子になった時にも見つけてもらえて連絡くれるし、迷子の犬を見つけてもそれを頼りに連れていけて、保健所に連れていかれなくて済むからです。首輪を慣れさせるのは大変だけど、後々のことを考えたら小さい時からしていたほうがいいと思いました。

3 タン
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確かに、急に首輪をされたら嫌がるのは当然ですよね。リボンから徐々に慣れさせるという方法は参考になりました。子犬の時から訓練できればいいですが、そうでない子もたくさんいると思うので、こうした方法を通して少しづつ信頼関係も築いていけたらいいですね。

2 いぬだいぬ
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首輪を嫌がる犬って人間に不信感を抱いていることが多いです、主人だという意識が薄いからこそ嫌がるんだと思います。あと体を洗った後は首輪をつけるのを嫌がられたことがありますね。せっかくすっきりしたのに首輪つけるのは勘弁してよ!ってことなのかと思ってましたよ。

1 ラッキー
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事情があってお友達が飼えなくなってしまった犬を引き取ったのですが、首輪を嫌がります。でも散歩をするときに首輪をさせないわけにもいかないし、毎回格闘していました。ここの対策を読んで根気よく取り組んだところ、首輪を嫌がらなくなってくれました。とても参考になる記事ですね。