
犬の里親になる条件は厳しい?厳しすぎる理由についてもご説明
犬の里親募集はたくさんあります。これだけたくさん新しい飼い主を待っている犬がいるのなら、里親になることは簡単だと思ってしまいます。犬の里親になるのはいくつかの厳しい条件をクリアしなければなりません。厳しい条件とは何ですか?実情はどうですか?度が過ぎて厳しいですか?

■里親になる条件は厳しい理由

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保護されている犬の里親になる条件が厳しいのには理由があります。その背景として、里親詐欺や犬の虐待が頻発している現状があります。また飼い主の事情の変化により犬を飼えなくなったために手放すというケースがあまりにも多すぎるということで譲渡する側の条件が厳しくなっているという現状があります。例えば、犬を飼い始めたのが独身のときで、結婚が決まり、配偶者になる相手が犬嫌いだから飼えなくなったとか、子供が生まれて、動物アレルギーだから犬を手放さなければならないという具合です。個人や家庭の事情は変わるのも当然ですが、飼い犬を最期までお世話するという責任感や自覚があまりにもないことが、犬の保護団体や施設側に里親になる人へ求める条件をつり上げている要因であると思えます。飼い主となる人の人間性が問われているのです。
犬の里親になることは、厳しい条件を満たすことが求められます。条件の中には飼い主として当然の責務といえる事柄も多く含まれていることもまた事実です。それらを考慮した上で里親になることを決めたなら、最期まで責任をもって、めんどうを見ることを決意して、犬を家族として迎え、しっかりとお世話してゆきましょう。