
老猫の夜鳴きの原因や症状、対策について解説
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基本的に猫は夜行性なので夜活発になる生き物ですが、夜鳴きはストレスになりますし、近所の迷惑も考えると頭を悩ます猫の行動の一つと言えるでしょう。特に子供の頃は夜鳴きしなかったのに老猫になったら夜鳴きが始まったというケースがよく聞かれます。ではその原因や症状、対策を見てみましょう。

老猫の夜鳴きの症状

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老猫になると夜鳴き行動が悪化し、夜中に突然発情期のような鳴き方をします。
夜鳴きレベルではなく雄叫びのようなすごい鳴き方をするので、頭を抱える人が増えます。
では老猫の夜鳴きの原因や対策について見てみましょう。
老猫の夜鳴きの原因

Xiaojiao Wang/shutterstock.com
普通の猫の夜鳴きの原因は「ストレス」や「満たされない気持ち」からきています。
喋れない分鳴くことで訴えているんですね。
お腹が空いた、トイレが汚いなどの生活環境の改善を訴えて鳴くことがあります。 寂しがりやの猫でしたら、かまってほしさから夜鳴き行動になることもあります。 外の世界を知ってしまった室内猫は、外に出たいという欲求から夜鳴きをすることもあります。
では老猫の場合も同じでしょうか?
老猫の夜鳴きの場合は原因が少し変わってきます。
原因の一つは目や耳が不自由になって、その不安感から激しい夜鳴きになることがあります。 さらに病気が原因となって夜鳴きをすることがあります。
どんな病気でしょうか?
腎不全や脳腫瘍、認知機能障害や甲状腺の病気が挙げられます。 老猫によく見られる甲状腺の病気として「甲状腺機能亢進症」という病気があります。 さらにトイレの後に鳴いているのは尿路結石の可能性があります。
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母の飼っている老猫がよく夜鳴きします。なるほど。早速、母にも、安心させてあげることや明るくして寝てみるなど教えたいと思います。
夜泣きとは言っても、いつどのタイミングで泣くのかによって、考えられる病気などが変わってくるというのがわかりました。トイレの後に鳴くのであれば、尿路結石の可能性があるんですね。夜泣きは夜泣きとしか捉えていませんでしたが、きちんと向き合うことの大切さを知りました。