犬のいざというときに役立つ。愛玩動物救命士の資格について解説。

愛玩動物救命士とはそもそも何なのか？

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本題の愛玩動物救命士の話に入る前に、平成25年に施行された改正動物愛護管理法について解説しておく必要があるでしょう。

改正動物愛護管理法とは？

法律は、大きく分けて犬や猫の販売事業者向けの「動物取扱業者の適正化」と、「多頭飼育の適正化」、「犬及び猫の引取り」に関するもので、感染症の予防、幼齢個体の安全管理や獣医との連携、鳴き声や糞尿などの付近住民への迷惑防止、自己都合による身勝手な保健所への犬猫の引取りなどの制限などがあげられます。

愛玩動物救命士とは、こうした動物の飼育管理に関する知識習得を目的としたもので、高まる犬や猫の飼育需要の中で生まれた資格と言っても過言ではないでしょう。

愛玩動物救命士って具体的にはどんな資格なの？

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まず一つは民間資格であり、愛玩動物救命士の資格を与えているのは一般社団法人全日本動物専門教育協会だけです。

この一般社団法人は、前身が動物専門学校や加盟校を認定し、主に動物の飼育管理に関する養成講座や教室、あるいはアニマルセラピーに関する事業や、様々な民間資格を提供している非営利団体ですね。

愛玩動物救命士の仕事ってどんなの？

原則的に、愛玩動物救命士はトリマーや家庭件訓練士や、動物看護師などのライセンスとは異なり、犬や猫などのペットの飼育管理や健康維持のための飼い主のための資格です。従い職業に直接結びつくようなものではありません。

また犬だけに特化したものではありませんが、犬に関する知識は多く身に付ける事ができます。

従い、なにか副業として始めるための職業に就くための訓練などではなく、愛玩動物救命士は、あくまでも犬や猫の飼育に関する知識や救命に関する「一般知識」を高めようとする知識習得が中心になります。 通信教育のみであり、愛玩動物救命士の資格所得には受講料がかかります。費用は初年度6万円で、内訳は入会金3,000円、年会費3,000円、受講料金54,000円です。次年度以降が年会費3,000円だけになる仕組みですね。

他に動画のような有料の実技セミナーがあるといった内容です。

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