ブラックロシアンテリア ってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ブラックロシアンテリア ってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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mofmo編集部

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ブラックロシアンテリアは、ロシア(旧ソ連)で、軍用犬として作られた犬です。17の血統が混ざった大柄な体格と、もふもふのテリアのような外見のミスマッチが魅力です。仕事に意欲的なワーキングドッグの性格を持ち、コツを知って家庭用の犬としてしつければ、子どもとも仲良くする飼い方ができます。

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ブラックロシアンテリアの特徴

ブラックロシアンテリア

Katrina Brown/shutterstock.com

基礎犬ともなったジャイアントシュナウザーにそっくりなブラックロシアンテリアは、1940年代後半から1950年代初めにかけて作出された比較的歴史の浅い犬種です。

名前に「テリア」が付いていますが、分類はテリアではなくワーキンググループです。

大型で強く、勇敢で扱いやすいワーキングドッグを作出するという目的で改良されてきました。

そんなブラックロシアンテリアの体型や外見的特徴、寿命などについて説明します。

ブラックロシアンテリアの体型と外見的特徴

ブラックロシアンテリアの特徴は、オスが体高(肩までの高さ)72~76cmで体重50~60kg、メスでも体高68~72cmで45~59kgという体格です。

大型のブラックロシアンテリアは体長が体高よりも若干長めで、骨太の筋肉質な体型をしています。

被毛は外側を粗く長い毛がガードし、内側は柔らかくて空気を閉じ込めることで暖かくなる特徴があるダブルコートです。

寒冷地での警備や任務に適した、軍用犬の特徴です。

長い被毛で顔が覆われていることが多いので、目がどこにあるのかわからず表情を見るのが難しいという特徴もあります。

ブラックロシアンテリアはテリアと名前に付いていますが、別名はロシアンベアシュナウザー(ロシアの熊シュナウザー犬)です。

多くの血統を取り入れたミックスですが、サイズに大から小のバリエーションが多い特徴をもつシュナウザーにも似ています。

太くて長い手足を持ち、耳は垂れ耳で尻尾は垂れ尾です。

尻尾は短く断尾することがあります。

ブラックロシアンテリアの寿命

ブラックロシアンテリア平均寿命は10歳から11歳くらいとされています。

大型犬では平均的な寿命ということがわかります。

ケガやかかりやすい病気に気を付けて大切に飼育することによって、平均寿命よりも長く生きることが可能です。

愛犬にはできるだけ長く健康のうちに生きてほしいですね。

ブラックロシアンテリアの歴史

Large dog breed black russian terrier sits near rivulet in autumn enchanted foggy forest by night. Concept dog werewolf in fairytale night blue forest by moonlight, horizontal

Jia Images/shutterstock.com

BRTやブラッキーと略称されるブラックロシアンテリアは、第2次対戦後のロシア(旧ソヴィエト連邦)で軍・警察・警備などの目的で作られた犬です。

基礎犬となったのはジャイアントシュナウザーで、交配にはエアデールテリアやロットワイラー、ニューファンドランド、グレートデーン、コーカシアンシェパードドッグなど、実に17に及ぶ血統の犬が使われたとされています。

「レッドスター」というモスクワの郊外にあるケネルで繁殖が行われ、大きくて強靭な、そして勇敢で扱いやすい犬種になるよう改良されていきました。

さらに様々な用途に用いることができ、様々な環境や気候にも対応できるよう改良されました。

1984に国際畜犬連盟(FCI)に公認され、1998年にはイギリスのケネルクラブ(KC)、そして2004年にはアメリカンケネルクラブ(AKC)に公認されました。

大型の割に運動量がそれほど多くないため、現在では軍用犬、警察犬としてだけでなく、番犬やペットとしても飼育されるようになっています。

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