
【ドッグトレーナー監修】黒柴ってどんな犬?性格やしつけのコツをご紹介!【2023年版】

mofmo編集部です。
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ドッグトレーナー
国際動物専門学校 しつけ・トレーニング学科卒。 噛み・吠え癖の酷い元保護犬のビーグルを引き取った事をきっかけに『褒めてしつける』を念頭に活動。 自身の経験を活かし、しつけイベントにて飼い主に寄り添ったトレーニング方法を指導。 ナチュラルペットフード・栄養学の知識にも精通。 保有資格:NPO法人ドッグトレーナー2級、しつけアドバイザー2級、愛玩動物飼養管理士、ドッググルーマー2級
日本を代表する犬、柴犬。天然記念物にも指定されていますね。柴犬というと「赤茶色」の毛色をイメージしますが、年々人気があがっている「黒柴」をご紹介したいと思います。まゆげのような模様がかわいらしい黒柴。赤柴との違いはあるのでしょうか。黒柴の特徴や性格、飼い方やしつけのポイントも見ていきましょう。

黒柴の毛色・被毛
黒柴は、「墨色」「鉄さび色」と呼ばれる黒っぽい被毛が、頭からしっぽまで覆っていると冒頭でお話しましたが、“黒色”ではなく“黒っぽい色”なのです。
黒や赤、白が混ざり合っており、よく見ると個体によって“黒っぽさ”の具合が異なっています。
黒柴特徴の「四ツ目」模様も、個体によって異なります。
マロ眉のように短く丸い子もいれば、細長めで少しきりっと見える模様の子もいますよ。
短毛で、まっすぐで硬いトップコートと、柔らかいアンダーコードでできたダブルコートの犬になります。
黒柴の健康管理とお手入れ

Africa Studio/shutterstock.com
黒柴は生粋の日本犬であり、山岳地帯出身なだけあり、寒さにも強く、日本の四季にも順応できる丈夫な体の持ち主です。
長生きする犬種としてもよく知られていますね。
飼育環境と日々のお手入れは、黒柴の健康に直結します。
愛犬と元気に長く一緒に過ごすためにも、黒柴の健康管理方法のポイントを押さえておきたいですね。
黒柴の健康管理方法
柴犬は小型犬の中でも、筋肉量が多く、運動量も相当です。
高タンパク質のエサをチョイスしましょう。
毛にツヤがなくなってきたり、目に力がなく元気がない場合、タンパク質不足のサインですよ。
黒柴に必要なお手入れ
黒柴はダブルコートの犬種ですから、春と秋の換毛期には大量の被毛が抜けます。
ただし、全身の被毛はこの時期に一気に抜けるわけではなく、抜け落ちる部位は異なってきます。
抜け落ちるところは、アンダーコートが浮いてくるので、浮いている箇所を重点的にブラッシングしてあげるといいでしょう。
ラバーブラシやスリッカーブラシを使ってアンダーコートを取り除きます。
そしてコームで表面の毛の流れを整えてください。
この時に、コームに抜け毛がつきからまる場合、まだアンダーコートに抜け毛が残っていることになるので、ラバーブラシで再度取り除いてあげてくださいね。
毎日ブラッシングできるといいですね。
定期的に抜け毛を取り除いてあげると、毛もスムーズに生え変わるというメリットもあります。
黒柴は、硬いトップコートの被毛で覆われており、水もはじくため、散歩などでついてしまった汚れも、固く絞った濡れタオルで拭いてあげればたいてい落とせます。
シャンプーは月に1、2回してあげましょう。
ベタベタ体を触られることが苦手な黒柴は、あまり間隔を空けてしまうと、シャンプーされることがストレスになってしまいます。
慣れさせる意味でも、汚れを蓄積させないためにも、ある程度定期的にシャンプーしてあげましょう。
黒柴は立ち耳なので、垂れ耳の犬種よりは耳のお手入れが楽です。
時々耳を見て、汚れていたらお掃除します。
濡らしたティッシュか赤ちゃ用おしり拭きなどのアルコール使用していないウェットティッシュを、自分の人差し指に巻き、優しく耳の中を拭いてあげれば十分です、