
エキゾチックショートヘアってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!
愛嬌のある鼻ぺちゃ顔が特徴的で、ドラマやCMなどにもよく出るようになったエキゾチックショートヘア。 猫版「パグ」などと呼ばれることもあり、その「ブサカワ」な顔が大人気です。 そんなエキゾチックショートヘアの特徴や性格、飼い方やしつけのコツを紹介します。

エキゾチックショートヘアの特徴

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テレビなどに出演するようになって、そのブサカワな容姿で一躍有名になったエキゾチックショートヘア。
猫のランキングでは常に上位にランクインしています。
そんなエキゾチックショートヘアの身体的特徴、寿命や体型について紹介しますね。
身体的な特徴

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エキゾチックショートヘアの最大の特徴はその顔です。
丸い顔に潰れた鼻、ビックリしたような丸い目は非常に特徴的で、他の猫には見ることのできない独特の外見です。
大きくて幅の広い頭、耳は小さく少し間隔があいていて、丸くて短いしっぽを持っています。
その愛嬌のある顔により人気が出たエキゾチックショートヘアは、テレビドラマやCMに出演したり写真集が出版されたりしています。
さらにインスタグラムなどに写真を載せる人が次々と出てきて、アイドル猫も誕生しているようです。
寿命や体型
エキゾチックショートヘアの平均寿命は10歳から13歳くらいと言われています。
他の猫の平均寿命と比較するとやや短めだということができます。
ペルシャ猫をルーツとしているので、かかりやすい病気があるために平均寿命が短めだとされています。
遺伝的な病気は予防できませんが、体重管理など健康に気遣い、完全室内飼いにしてたっぷりと愛情を注ぐことによって少しでも長く生きてほしいものです。
体型はペルシャ猫やヒマラヤンなどと同じコビータイプで、ずんぐりむっくりしているのが特徴的です。
まるまるとした体つきをしているので、「テディベアキャット」と呼ばれることもあります。
エキゾチックショートヘアの平均体重は、オスが4.7kg~7.0kgでメスが3.1kg~6.0kgほどとされています。
一般的な猫の平均体重とそれほど変わらないことがわかります。
ただし、エキゾチックショートヘアは肥満になりやすい体質なので、食事の管理をしっかりする必要がある猫種です。
猫の理想体重はちょうど1歳になった時の体重だと言われているので、それを基準に肥満予防することがすすめられています。
エキゾチックショートヘアの歴史は?
エキゾチックショートヘアの歴史には、1950年代に行われた2つの異なる目的による繁殖が関係しています。
1つ目は、ペルシャ猫にアメリカンショートヘアの毛色を与えようという計画のもとに行われた繁殖です。
この異種交配はなかなかうまくいきませんでしたが、顔がペルシャ猫寄りで、クリっとした目と顔の大きさの割には耳の小さな子猫が誕生しました。
アメリカの繁殖家であるジェーン・マーティンはこれらの子猫たちの魅力に着目するようになり、新しい猫種として登録するよう働きかけました。
最初は銀色の毛色のみを認めるとして「スターリング」という名で呼ばれていました。
しかし、他の毛色の猫が生まれてくるようになったため、名前を「エキゾチックショートヘア」に変更しました。
そして1966年にジェーン・マーティンの尽力が実り、CFAに登録されることになりました。
2つ目の繁殖ですが、それは茶色い毛のペルシャ猫を作出するという計画でした。
繁殖家のキャロライン・バッセイはペルシャ猫とバーミーズを交配させこの計画を進めましたが、生まれた子猫は黒っぽい毛色のものばかりでした。
しかし、短毛で潰れた丸い顔の子猫たちが予想外に可愛かったので、倫理的にも正当に新しい品種として登録したいと思うようになりました。
当時は多くのブリーダーが異種交配を試みていて、その中にはいい加減な異種交配も多く見られる状態でした。
それで、このペルシャ猫とバーミーズを交配させて生まれた子にアメリカンショートヘアを掛け合わせたものをエキゾチックショートヘアの血統の条件とする考え方を広めるようになりました。
1975年までにエキゾチックショートヘアは一つの猫の品種として確立されつつ、同時に多様な遺伝子を保存することができるようになりました。
比較的新しい猫種なため、劣性遺伝同士の交配でロングヘアの個体が生まれてくることがあります。
ロングヘアの個体はTICAでは「ペルシャ」と見なされていますが、CFAでは認められていません。
「エキゾチックロングヘア」とする団体もあり、血統登録団体によって異なる規定があります。