アメリカのドッグフード『テイストオブザワイルド』を紹介!

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mofmo編集部

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テイストオブザワイルドのドッグフードをご存知でしょうか。このドッグフードは店頭で売られていることはほとんどなく、インターネットによる通販サイトでの販売がほとんどです。今回はアメリカで作られているドッグフード、テイストオブザワイルドというドッグフードについて成分や原材料を見てみましょう。

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テイストオブザワイルドのドッグフードの成分や原材料

アメリカでよく知られているテイストオブザワイルドのドッグフードはどのような成分や原材料が使用されているのでしょうか。人気があるから購入して犬に与えるというのではなく、しっかり原材料や成分を調べて理解する必要があります。それによって犬によいドッグフードを与えられます。

このテイストオブザワイルドのドッグフードは種類が沢山あります。公式サイトによると、12種類のドライフードと、5種類のウェットフードの、合計17種類ありました。ドライフードのハイプレイリーパピーとハイプレイリーはバイソンがメインとなっているドッグフードで、パピー用と成犬用に分かれています。パシフィックストリームパピーとパシフィックストリームはサーモンがメインとなっているドッグフードで、こちらもパピー用と成犬用に分かれています。

シエラマウンテンはラム肉がメインとなっているドッグフードで、ウェットランドはカモ肉がメインとなっているドッグフードです。サウスウエストキャニオンは牛肉がメインとなっているドッグフードです。アパラチアバレースモールブリードは小型犬の成犬向けに作られているドッグフードで食べやすい大きさになっています。

パインフォレストは全年齢の犬が利用することのできるドッグフードでメインが脂肪が少ないとされている鹿肉が使われています。残り3つのドライフードは、テイストオブザワイルドの中のPREYという分類のドッグフードで、よりこだわりぬかれた動物性タンパク質に副産物を一切使っていないドッグフードとなっています。アンガスビーフリミテッドイングリーディアントはメインが牛肉です。アンガス牛という牛の肉を飼料しており、ダイエットに効果的なドッグフードとなっています。

トラウトリミテッドイングリーディアントは魚のマスがメインとなっているドッグフードです。ターキーリミテッドイングリーディアントはターキーがメインとなっているドッグフードです。ウエットフードはドライフードのハイプレイリー、パシフィックストリーム、シエラマウンテン、サウスウエストキャニオン、ウェットランドのそれぞれがウェットフードになっています。

では、いくつかの原材料と成分を見てみましょう。まずは、ハイプレイリーです。

【原材料】バイソン、ラムミール、チキンミール、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、キャノーラ油、加工卵、ローストバイソン、ローストベニソン、牛肉、ナチュラルフレーバー、トマト滓、ポテトプロテイン、エンドウタンパク、フィッシュミール、食塩、塩化コリン、乾燥チコリ根、トマト、ブルーベリー、ラズベリー、ユッカエキス、ラクトバチルス∙アシドフィルス、ビフィドバクテリウム∙アニマリス、ラクトバチルス∙ロイテリ、ビタミンEサプリメント、鉄タンパク化合物、亜鉛タンパク化合物、銅タンパク化合物、硫酸鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、硝酸チアミン(ビタミンB1)、マンガンタンパク化合物、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンAサプリメント、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンB12サプリメント、リボフラビン(ビタミンB2)、ビタミンDサプリメント、葉酸 【保証分析値】タンパク質 32.0 % 以上脂質 18.0 % 以上粗繊維 3.0 % 以下水分 10.0 % 以下亜鉛 150 mg/kg 以上セレン 0.4 mg/kg 以上ビタミンE 150 IU/kg 以上オメガ6脂肪酸 2.8 % 以上オメガ3脂肪酸 0.3 % 以上【代謝可能エネルギー】3,719 kcal/kg

上記でもあげたように、バイソンがハイプレイリーのドッグフードではメインとなっていますが、それ以外にもラムミールやチキンミールを使用することによってたんぱく質を多く摂取できます。

成分表を見ても分かるように32%ものたんぱく質を摂取することが可能となっています。AAFCOの基準では成犬で最低18%のタンパク質摂取が必要とされていますが、それをはるかに超える量となっています。タンパク質はしっかりとした筋肉を作るだけでなく、臓器の機能を高められたり、免疫力を保ち、健康な皮膚を作ることやきれいな被毛を保つのに役立ちます。

それだけでなく、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸も含まれていますから、それらも皮膚や被毛を健康に保つのに役立ちます。サツマイモなどの野菜類、えんどう豆などの豆類、ラズベリーなどの果物も豊富に含まれています。これらはビタミンが多く、ミネラルも豊富に含んでいます。

また、抗酸化作用もある果物を使うことによって天然のものによって酸化を防げるのです。食物繊維も含まれていますから、プロバイオティクスだけでなく、食物繊維の働きによっても腸内環境をよくできます。もう一つ、パシフィックストリームの原材料と成分です。

【原材料】サーモン、フィッシュミール、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、キャノーラ油、ひよこ豆、サーモンミール、スモークサーモン、ポテトファイバー、ナチュラルフレーバー、食塩、塩化コリン、乾燥チコリ根、トマト、ブルーベリー、ラズベリー、ユッカエキス、ラクトバチルス∙アシドフィルス、ビフィドバクテリウム∙アニマリス、ラクトバチルス∙ロイテリ、ビタミンEサプリメント、鉄タンパク化合物、亜鉛タンパク化合物、銅タンパク化合物、硫酸鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、硝酸チアミン(ビタミンB1)、マンガンタンパク化合物、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンAサプリメント、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンB12サプリメント、リボフラビン(ビタミンB2) 、ビタミンDサプリメント、葉酸 【保証分析値】タンパク質 25.0 % 以上脂質 15.0 % 以上粗繊維 3.0 % 以下水分 10.0 % 以下亜鉛 150 mg/kg 以上セレン 0.4 mg/kg 以上ビタミンE 150 IU/kg 以上オメガ6脂肪酸 2.4 % 以上オメガ3脂肪酸 0.3 % 以上【代謝可能エネルギー】3,600 kcal/kg

こちらは、魚のサーモンがメインとなっているドッグフードです。魚なので肉よりさっぱりしており、脂質が少なかったり、アミノ酸が多く含まれていて消化に良いものとなっています。

肉にアレルギーがある犬でも、魚がメインとなっていればアレルギーの心配もありません。また穀物も使われていないのも安心材料となるでしょう。ハイプレイリーよりタンパク質の保証分析値は少ないのですが、それでもしっかり25%以上を摂取することが可能です。

こちらも沢山の野菜や豆類、そして果物が使われています。ハイプレイリーと同じくサツマイモが含まれていますが、このサツマイモはアレルゲンになりにくく、そして消化吸収によいものです。腹持ちがよく、ゆっくり消化していくので食べてから空腹になるまでの時間が長くなります。

肥満が気になる犬などにとっては嬉しい効果が期待できるでしょう。ひよこ豆にはビタミンB1やカルシウムカリウムなどの沢山の栄養素が含まれています。このひよこ豆が今注目されており、それは血中脂肪をコントロールする働きがあるからです。身体の中の悪いものを外に出す働きもありますから、ひよこ豆は嬉しい原材料です。

気になる原材料

多くの良い原材料が使われていますが、一部気になる原材料も見つけました。その一つが、○○ミールと名前がつく原材料です。このミールというものは○○に書かれている原材料を粉状に精製したもののことです。その中には、内臓や毛、ひづめや角なども含まれています。また死骸や腫瘍を持っている動物が使われることもあるようです。

どのような状態のものが使われているのか書かれていないので、気を付けなければならない原材料となっています。犬に与えることに抵抗がある人が多く、○○ミールが含まれるドッグフードを避ける人が多いようです。ジャガイモも気になる原材料です。ジャガイモの芽には毒があるといわれていますが、それが入っていないかも原材料の表では確認できません。

大量に摂取することで、嘔吐してしまう犬もいますので、摂取量にも気を付けなければならないといえるでしょう。どれくらいの量が含まれているのかもわかりませんので、安心できないといえます。えんどう豆は栄養素が沢山含まれていますが、注意が必要です。

すべての犬にではありませんが、アレルギーを起こしてしまったり、消化不良になってしまう犬もいるようです。飼っている犬がえんどう豆でアレルギーにならないか確認してから与えられるでしょう。キャノーラ油については遺伝子組み換えがされているものですから、その点でも気になります。亜セレン酸ナトリウムも原材料に含まれていますが、これは毒性を持つものです。

使用する際には制限された量のみを使用できますが、それでも中毒になってしまう可能性もありますので、大きな不安を残す材料といえるでしょう。そして一番気になるのが、塩です。人間にとっての良い塩加減でも、犬にとっては体調を崩し、病気になってしまいます。人間と違って身体が小さいのでその分塩分も少なくしなければなりません。そもそも汗をかかない犬にとっては大量の塩分は必要ではなく、尿から排出される分を摂取するほどで良いでしょう。

目安としては人間の塩分摂取量の3割で良いといわれています。しかし、犬の体重によっても異なります。人間の塩分摂取量は1日6gが進められており、チワワぐらいの犬ですと0.18gで十分だといわれています。

このドッグフードにはどれだけの塩が含まれているのかがわかりませんので、注意が必要です。これらを考慮して犬に与えるかどうかを飼い主が決められるでしょう。その前に利用者の口コミや評価も参考にしてみることもできます。

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3 名無しさん
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国産で作られているドックフードはよく目にする機会がありますが、海外産のはそんなに見ないですよね。通販で探してみるといろいろな種類のものを試すことができるので、ときには冒険してみてもいいかもしれませんね。

2 名無しさん
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お店で見たことないなぁって思ったけどネットだけでしか売ってないんだね。健康を考えたりしたら栄養バランスとかをちゃんと考えているこういうご飯とかあげなくちゃなって思う。あとでネットで調べてみようと思います。

1 名無しさん
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これ5年位使ってるけど、まじでおすすめですよ。知り合いに勧められて始めたんですけどうちの犬も味とかも気に入ってて食いつきが良いと思います。うんちの状態とかはもう5年も使ってるから違いがわからないけど、基本下痢とかないんで良いんだと思います。