人気の高いドッグフード「ユーカヌバ」を解析!気になる原材料や口コミは?

人気の高いドッグフード「ユーカヌバ」を解析!気になる原材料や口コミは?

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mofmo編集部

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「ユーカヌバ」というドッグフードについて知っていますか?プレミアムドッグフードとも呼ばれており人気の高いドッグフードです。今回はそんな「ユーカヌバ」の原材料や成分を徹底分析して、愛犬に安心して与えることができるドッグフードかどうか見てみたいと思います。

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ユーカヌバの原材料と成分

原材料

Ermolaev Alexander/shutterstock.com

ではユーカヌバの原材料を詳しく見てみたいと思います。 今回見るのは「ユーカヌバスモールアダルト」です。

原材料は以下の通りです。

肉類(鶏、七面鳥)、小麦、とうもろこし、動物性油脂(オメガ-6不飽和脂肪酸源)、とうもろこし粉、米、大麦、ビートパルプ、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、魚油(オメガ-3不飽和脂肪酸源)、フラクトオリゴ糖、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Cl、K、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、D3、コリン、E、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B1、B2、ビオチン、葉酸、B12)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)となっています。

では気になる原材料を詳しく見ていきましょう。

肉類

肉

nadianb/shutterstock.com

ユーカヌバの原材料欄の一番最初を見ると「肉類(鶏、七面鳥)」となっています。

ユーカヌバのこだわりでも述べたように犬にとって一番必要な動物性たんぱく質をメインに使用している点は高く評価できるといえるでしょう。 パッケージにも前面にチキンとターキーの使用をあげています。

どんな肉を使用しているかもはっきりしている点は高評価です。

一般的なドッグフードのパッケージを見てみると、どんな肉を使用しているかわからない表示があることがあります。

「○○ミール、○○パウダー」といった表示です。 このような時使用している肉は大抵粗悪なものであることがほとんどです。

例えば食用に取り除いた残りの破棄するような部位を使用していることがあります。 鶏の頭や骨、羽根、血液などを粉砕して再利用するのです。

さらには病気で長期間に渡って薬物投与されている等の薬物汚染された家畜の肉や、事故死して腐りかけている家畜の肉が使用されている可能性もあります。

こういった粗悪な原材料からいったいどれだけの栄養素が取れるでしょうか? 栄養価は低く、消化にも悪いことが容易に想像できるでしょう。

ユーカヌバではこういった粗悪な肉の使用の表示がありませんので、安心して愛犬に与えることができるといえます。 ホームページにも原材料の安全性が確かでないものは使用していないとあるので、信用して良いといえるでしょう。

穀物

続いて使用されている原材料が穀物です。 詳しく見てみると「小麦、とうもろこし、とうもろこし粉、米、大麦」があります。

非常にたくさんの穀物が使用されていることがわかりますね。 特にとうもろこしと、とうもろこし粉は名前を変えているだけで実際には同じトウモロコシです。

本当に愛犬のことを考えたら、ドッグフードに穀物は不要な原材料なのです。

穀物の使用のメリットは、腹持ちが良いことや食物繊維が摂取できることなどがあります。 また穀物は肉よりも安く入手できることや加工が簡単であるためドッグフードには良く用いられているので、安いドッグフードになるとメイン原材料に穀物が使われているものが多くあります。

同じ穀物でも米や大麦は比較的消化も良く、犬がアレルギーを起こしにくい穀物といわれていますので、プレミアムドッグフードの中にはトウモロコシや小麦、大豆は使用しないものの、コメや大麦は使用しているものもあります。

ユーカヌバはプレミアムドッグフードの位置づけにあるので、小麦やトウモロコシといった穀物は使ってほしくないものです。

本当に愛犬のことを考えたら穀物が使用されていない「グレインフリー(穀物不使用)」のドッグフードを選ぶようにしましょう。

ビートパルプ

続いて使用されている原材料は「ビートパルプ」です。

ビートパルプとはサトウダイコンから砂糖を搾り取った残りカスのことです。 食物繊維が非常に豊富なことからドッグフードにはよく使用されています。 またかさ増し目的でも使用されます。

食物繊維が豊富と聞くと身体に良さそうに思えますが、ビートパルプの使用はあまりおすすめできるものではありません。 なぜでしょうか?

・豊富な食物繊維 一つの理由は、豊富な食物繊維です。 食物繊維が豊富なため摂取しすぎると、ウンチを固めてしまい便秘を起こす可能性があります。

またウンチを固める作用があるということは、万が一消化不良を起こしたとしてもうんちが固まってしまうため、異変に気付かないかもしれません。

犬は体調の変化を言葉に出して伝えることができないため、ウンチの状態で健康のバロメーターを見ますが、ビートパルプによってウンチの状態が正確にわからないので、大きな病気を見逃してしまうかもしれません。

・残留薬物 もう一つの理由は薬物残留の危険性です。 サトウダイコンから砂糖を絞り出す際、薬品を使って絞り出す方法があります。 より簡単に砂糖を絞り出すことができるためよく使われている方法です。

ところが薬品を使って砂糖を絞り出すと、ビートパルプに薬品が残ってしまう可能性があります。 薬品が残ったビートパルプをドッグフードに使用することで、そのドッグフードを食べた犬は薬物を摂取することになります。 微量かもしれませんが、毎日摂取していたら何らかの健康被害が予想できるでしょう。

動物性油脂

犬が必要な栄養素には「脂肪」があります。 健康な皮膚や毛並み、毛艶をサポートする働きがあります。

そのためドッグフードの中には「油脂」を使用していますが、ユーカヌバには「動物性油脂、魚油」が使用されています。

動物性油脂というのは、どんな動物の脂を使っているのか全く分かりません。 もしかしたら肉類のところで述べたような粗悪な原材料から搾り取たような脂が使用されているかもしれません。

腐りかけの肉から搾り取った脂は当然傷みが早いことでしょう。 酸化しないように大量に酸化防止剤や防腐剤が使用されていることが予想できます。 これら添加物は発がん性やアレルギーを引き起こす可能性の高いものですので、危険なものということができるでしょう。

ですからどんな動物の脂を使っているかはっきりしたものが望ましいといえます。 ユーカヌバの場合、オメガ3、オメガ6不飽和脂肪酸のために油脂が使用されていますが、できればどんな脂か具体的に表示されていると安心ですね。

酸化防止剤

ユーカヌバの原材料で気になるのが添加物の使用です。 ドッグフードは日持ちさせるためにたくさんの添加物が使用されます。

日持ちさせるために仕方のないことなのですが、ユーカヌバで使用している酸化防止剤は健康被害が懸念される合成酸化防止剤「BHA、没食子酸プロピル」です。

・BHA ブチルヒドロキシアニソール(BHA)はバターや油などの酸化防止剤としても使用されている添加物の一つです。 同じく酸化防止剤として有名なBHTよりも安全であるとして良く使用されるようになったBHAですが、1982年に発がん性が認められて以来、使用をやめるよう声が上がっています。

現在は基準値以内であれば使用に問題はないとされています。 しかし発がん性があるということには変わりはありません。 微量であったとしても毎日継続して摂取していれば、健康被害が出る可能性はないとは言い切れません。

・没食子酸プロピル こちらもBHAと同じく酸化防止剤です。 BHAよりも高い酸化防止効果がある添加物です。 効果が大きいということはそれに伴って発がん性も認められています。

人間に対しての推測致死量もありますので、からだの小さな犬にはさらに危険性が増すと考えられるのではないでしょうか?

酸化防止剤はドッグフードの酸化防止のために欠かすことのできない添加物です。 しかし酸化防止剤の中には天然由来の安全性の高いものも多くあります。

ビタミンEや緑茶抽出物、ローズマリー抽出物、ハーブといった天然由来のものです。 多くのプレミアムドッグフードでもこれら安全性の高い酸化防止剤が使用されています。 プレミアムドッグフードといわれているユーカヌバでこれら天然の酸化防止剤を使用していないことが不思議ですね。

成分

ユーカヌバの成分を見てみましょう。以下の通りです。

たんぱく質26%以上、脂質16%以上、繊維2.5%以下、灰分8%以下、水分9%以下となっています。

たんぱく質、脂肪の量ともにバランスの良いドッグフードとなっています。 ただし穀物の割合が多いためたんぱく質の質が良いかどうかはわかりかねます。

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9 名無しさん
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15年前、ブリーダーさんの所で食べていたのでそのまま引き継ぎ、うちのダックスは他のフードを食べた事がありません。改めて成分を見ると、酸化防止剤とか気になりますが、全てが高品質のフードは、その分高価ですし、この品質でこの価格であれば納得です。

8 名無しさん
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ユーカヌバは人気があるドックフードの一つですが、犬にとって必要な栄養素である動物性たんぱく質を主原材料に使用しているので、ワンちゃんの健康にいいですよね。また、安全管理では、専門的な第三者機関による監査を行なっているのがポイント高いです。

7 名無しさん
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必要な栄養素である動物性たんぱく質を主原材料を使用しているのは、飼い主にとって嬉しいポイントですね。ワンちゃんは高たんぱく質なご飯が必要なので、成分表を確認してどれだけたんぱく質が含まれているのか確認しています。

6 名無しさん
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ユーカヌバはタンパク質を多く含んでいるので、ワンちゃんにとっていいなと思いますね。犬にとってタンパク質ってとても大事で、人間以上にたくさんの割合で摂取する必要があるので、ドックフードから取れるのはいいなと思うね。

5 名無しさん
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120以上の項目の検査がなされているってものすごいことだと思う。それだけの検査をクリアしたものでないと出荷されないということでしょうから、この点はすごく安心できるポイントです。品質がしっかりしている証ですよね。

4 名無しさん
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人気が高い商品みたいだけど、私は全然知らなかったですよ。もしかして最近発売された商品なんですかね。もしそうだったら知らないのも無理ないかな、なんて思ったんです。これはさておいて、プレミアムドッグフードなのは魅力です。次はこれがいいな。

3 名無しさん
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このドッグフードの特徴、素晴らしいですね。犬の健康を思って作られているのが伝わってきましたもん。丁度ドッグフード選びに迷っているところですので、これを買ってみたいです。良い点ばかりで、すごく関心が持てました。

2 名無しさん
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聞いたことがあるけどまだあげたことはないです。値段もそんなに高くないなら試しにあげてみたいですね。必要な栄養素がしっかり摂れるというのも魅力的ですね。うちのは結構好き嫌いが多いから好んでくれるかわかりませんが、健康面を考えたら食べてくれるといいなぁって思います。

1 名無しさん
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プレミアムドッグフードの中では安い方なんじゃないでしょうか。

肉類がきちんとしているので美味しそうです。

その代わり穀物が多めなので、消化機能が弱ってるワンちゃんや、アレルギー持ちのワンちゃんには要注意です。