
オリエンタルショートヘアってどんな猫?性格と特徴からわかる飼い方のコツとは?
今回はオリエンタルショートヘアについて詳しく調べてみました。 シャム猫を先祖にもつオリエンタルショートヘアは、シャム猫に性格が似ています。 特徴、飼い方のコツについて知れば知るほど、とても魅力的な猫ですよ。

オリエンタルショートヘアの性格
三つの性格を主に挙げてみることができますよ。
一つは、甘えん坊さんな性格です。
見た目はツンとした気品を漂わせていますが、実は飼い主にかまってもらいたい甘えん坊さんなんです。
もう一つは、いたずら大好きな一面です。
ちょっとした隙にいろんなものをかじったり爪でガリガリしだしたり、イタズラされちゃいますよ。
さらに、神経質な性格でもあります。
これは意外な一面ですが、警戒心がとても強いので知らない人が居ると全く近寄ろうともしないこともあります。
甘えん坊な性格
飼い主さんに対してとても甘いつでもかまってほしいので、いつでもかまってほしいのか四六時中飼い主に付いて回ります。
とってもかわいい性格ですね。
でも飼い主とはいえ、ときには忙しいこともあるので家にいても気の休まるときも欲しいと思ってしまうかもしれません。
オリエンタルショートヘアは一緒に遊ぶことが大好きなので、甘えん坊さんなんだと理解してあげてくださいね。
それで一人遊びの時間を長めにするよりは、一緒に遊ぶ時間を長くしてあげるとストレスなく喜んでくれますよ。
実はいたずら大好きな性格
学習能力が非常に高い猫なので、家の中のものに好奇心を示しやすいんです。
それで前足で突っついたり、爪を立ててみたりといたずらをしてしまうこともあるみたいです。
しかも体力がある猫種なので、軽めのちょっとした扉なら難なく開けてしまうこともあるようですよ。
高いところでもすぐに登ってしまうのでタンスの一番上や冷蔵庫の上に物を置いていると落とされちゃったりして大変です。
落とされたら困るものは高いところに置かないほうが良いかもしれませんね。
神経質な性格
シャム猫は神経質な性格を持っていますがその血筋をもったオリエンタルショートヘアも同じように神経質な性格を持ち合わせています。
そういった理由から多頭飼育には向いていないといえるでしょう。
出来れば飼育は一匹のみにして愛情を一杯注いであげるなら神経質な性格でも上手に飼うことができますよ。
飼い主さんの愛情を独占できる環境で生活させてあげてくださいね。
オリエンタルショートヘアの飼いやすさ
人懐こい性格はお世話のしやすい猫さんの証拠です。
全然触らせてもらえない猫だったりすぐに引掻いてきたりする猫だったりしたら大変ですからね。
その点でオリエンタルショートヘアは扱いやすい猫です。
また頭も良いのでしつけすれば覚えてくれます。
トイレや登ってはいけないところや外に出てはいけないなど教えるべきことはきちんと教えるとその通りにしてくれますので猫置いての外出なども安心してできますよ。
また神経質ですが社交的な一面もあるので他の人や他の猫と慣れてしまえば仲良く過ごすこともできます。
オリエンタルショートヘアの飼育環境と飼い方のコツ
甘えん坊な性格をしているので、飼い主さんが一緒に遊べる環境が望ましいですね。
かなりの運動をしても疲れ知らずな筋力を持っているので、キャットタワーなどは必須アイテムです。
ちょっといたずら好きなところもあるので、いたずら防止策もしっかり立てておいてくださいね。
できれば多頭飼育の環境ではなく、飼い主さんの愛情独占の環境が望ましいです。
神経質な性格なので、環境の変化にとても敏感なので、引っ越しが多いご家庭にもあまり向いていないかもしれません。
ショートヘアでも毎日のブラッシングや、歯磨きを忘れずに行って、適正な食事の量と栄養バランスで長生きしてもらいましょう。
オリエンタルショートヘアの飼育環境
とにかく元気が取り柄の猫種ですので遊べる環境つくりは大切になります。
キャットタワーは高く登ることのできるアイテムですのでこういったものを購入するか自作で組み立ててみたりして安全に遊べるようにしてあげるとよいでしょう。
少し小柄で筋肉質とはいえ細身の猫種ですので走り回っているうちにどこかにぶつかって怪我をしたりしないようにお部屋のものの配置や置くものを考慮してあげるのも大切かもしれません。
できれば神経質な性格に配慮して飼育は一匹だけにし、なるべく一緒に居てあげるようにしましょう。
そうすることで猫がストレスをため込まない環境になりますし、飼い主も安心して飼育できる環境になるともいえます。
ただ家を空けなければならないとしても猫が遊べる環境をきちんと作ってあげていれば一人でも遊べますので長期間家にいないということさえなければ大丈夫かと思います。
オリエンタルショートヘアのしつけのコツ
賢い猫ですのでしつけはしやすいといわれています。
人懐こいので飼い主の事をよく見ており顔の表情や声の調子で怒られているのか褒められているのか判断してくれます。
元気な性格は時折お部屋のものを壊してしまったり散らかしてしまったりと飼い主側からすれば困ったことをしでかすこともありますが決して悪気があってしている事ではありませんのですぐに怒ったりしないようにしましょう。
壊されたり駄目にされたりしたくないものは猫が触れられない場所にきちんと保管するようにして、最初から怒ってしまう種をまかないようにするのが最善でしょう。
最近は猫が嫌う柑橘系のスプレーなども市販されていますのでそういったアイテムを活用して近づいてほしくないところへの対策を講じておくのも手です。
またしつけとして起こるときに有効なのは水スプレーです。
猫は水を嫌う習性がありますので、ひと吹きかけるととても嫌がります。
もちろん嫌がらせでするのではなくしつけですので本当に学ぶ必要がある事態が生じたときに使ってみるよ良いかもしれません。