高品質なラム肉メインのおすすめキャットフード4選!

高品質なラム肉メインのおすすめキャットフード4選!

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mofmo編集部

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牛肉・豚肉・鶏肉と比べると、馴染みの少ない肉ですが、最近では、ヘルシーかつ美容にも良いとして第4のお肉として注目されてきています。高品質で安心して食べさせることのできる。ラム肉の魅力と、ラム肉を使用したおすすめのキャットフードをご紹介したいと思います。

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ラム肉(子羊)とはどんなお肉?

ラム肉と聞いて頭に浮かぶのは何でしょうか?ほとんどの日本人は、ジンギスカンと答えると思います。北海道旅行で食べたジンギスカンが初めてのラム肉で、それから虜になった人もいるでしょう。

牛肉・豚肉・鶏肉と比べると、馴染みの少ない肉ですが、最近では、ヘルシーかつ美容にも良いとして第4のお肉として注目されてきています。

ペットフードの原材料としてもラム肉は人気があり、高品質で安心して食べさせることのできるプレミアムキャトフードの主原料として多く使用されいます。

今日は、そんなラム肉の魅力と、ラム肉を使用したおすすめのキャットフードをご紹介したいと思います。

Funny sheep. Portrait of sheep showing tongue.

N-sky/shutterstock.com

まずはっきりさせておきたいのは、羊肉にはラムとマトンの2種類が存在していることです。ラム肉と呼ばれるのは生後12ヶ月以内の子羊のお肉で、同じ羊肉でも生後12ヶ月を過ぎた場合はマトンと呼びます。

ラムはマトンより柔らかく、クセも少なくて食べやすいので人気があります。そのため価格も高く高級食材として重宝されています。

ラム肉(子羊)の特徴

White and cute baby goats in a barn. Little goats in the hay.

Kotin/shutterstock.com

ラム肉には食べやすいだけではなく、様々な優れた特徴があります。人間だけでなく猫にとっても必要な栄養素をたくさん含んでいますので、これから、ラム肉の特徴やメリットについてご紹介したいと思います。

ヘルシー

ラム肉の特徴のうち、一番知られているのがヘルシーでダイエットなどに向いているということでしょう。

ただ面白いことに、ラム肉は決してカロリーが特別低いお肉というわけではありません。100gあたり約200kcalありますので、鶏胸肉の方が数値的には低カロリーになります。

ではなぜヘルシーミートと呼ばれるのでしょうか?それは、カルチニンを豊富に含むことと、脂肪の質に良いという2つの理由からです。

カルチニンとは、整体の脂質代謝に関与するビタミン様物質で、体内で脂肪酸からエネルギーを取り出すミトコンドリアに、脂肪酸を運び入れるという大事な働きをしています。しかも、この機能を持つ唯一の物質です。

つまり、カルチニンが多ければ、体内の脂肪を燃焼させることがスムーズにできますが、反対にカルチニンが不足すると、脂肪が蓄積しやすくなります。

ラム肉には、豚肉の2倍ほどのカルチニンが含まれているので、食べるたびに脂肪燃焼効果のあるカルチニンを豊富に体内に取り入れることができ、体内の熱量をあげて代謝を促進してくれるのです。

次に脂肪の質ですが、ラム肉の脂肪は融点(溶け始める温度)が44度と、人間や猫の体温よりもはるかに高いので、体内で溶けにくく吸収もされにくいという特徴があります。

お肉に含まれる動物性脂肪は、肥満になる大きな要因ですが、ラム肉の脂肪は、腸内に入ってもあまり吸収されずに体外に排出されるので、お肉の良いところは吸収しつつも、太りにくい理想的なお肉と言えます。

不飽和脂肪酸が多い

不飽和脂肪酸とは、血中の中性脂肪やコレステロールを減らす働きをしてくれる物質です。

コレステロール自体は、ホルモンや神経細胞の材料として必要なのですが、過剰になると血管に張り付き血流を妨げ、高血圧や動脈硬化など深刻な症状を引き起こしたり、心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因になってしまいます。

ですから成人病健診などで、コレステロールの数値にピリピリしている人も多いですよね。猫にとっても、血管をへの負担を減らし、血液をサラサラに保つことは慢性的な炎症疾患を抑えたり、生活習慣病にならないために大切です。

お肉を食べると血液がドロドロになるとよく言われますが、事実でもあります。しかしラム肉の場合は、お肉でありながらも、イワシやサバなどの青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸を含んでいるので、血中の中性脂肪やコレステロールの調整を期待できるのです。

ビタミンやミネラルが豊富

糖質の代謝や疲労回復に有効なビタミンB1、皮膚や粘膜の健康に有効なビタミンB2、貧血予防になるビタミンB12など、ラム肉はビタミンB群を多く含んでいます。

さらに、鉄や亜鉛などのミネラルも豊富で、生物が生き生きとした状態を保つののに必要な栄養素をバランスよく配合しています。

ラム肉を食べさせる時の注意点

ここまでで、ラム肉は、ヘルシーで、血液をサラサラにしてくれ、ビタミンやミネラルなどを豊富に含むという素晴らしいお肉であることがわかりましたね。

こんなにメリットがたくさんお肉なら、ぜひ自分も食べていきたいですし、大事なペットにも食べさせたいですよね。ただ、猫に食べさせる時には、少し注意が必要な点があります。

まず、スーパーで売っているラム肉を猫に食べさせるのは控えましょう。最近はキャットフードを家庭で手作りする人も増えていますが、ラムを食べさせる場合は、ペット用を購入してあげてください。

買ってその日に調理すれば大丈夫、加熱用ならお湯を少しかければ問題ないとも言われていますが、食べれていない食材を食べさせる時には、できる限り最善の策を取り、あらゆる危険を避けてあげたほうが良いです。

猫の体質やその時の体調によって、どんな症状が現れるかわかりませんので、しっかりペット用として販売されているラム肉を、指示にしたがって調理して食べさせてあげてください。

さらに言えば、キャットフードとして商品になっている物の方が安心です。その際も、ラム肉の含有量をチェックしたり、ラム肉が手に入る国で製造されているかなど、ラム肉の質と量が信頼できるものを選びましょう。

ラム肉使用のおすすめキャットフード

A large longhair grey color cat laying down and licking lips with paw in an overflowing bowl of food

Susan Schmitz/shutterstock.com

これからは、ラム肉の良いところがぎゅっと詰まった、自信を持っておすすめできる優良なキャットフードをご紹介していきたいと思います。

4種類上げてきたいと思いますが、商品ごとに特徴が異なりますので、ぜひ自分の飼い猫に合うのはどれかを考えながらお読みください。

ジウィピーク(ZIWI Peak)エアドライ・キャットフード ラム

ZiwiPeak ジウィピーク エアドライ・キャットフード ニュージーランド フリーレンジチキン

人間よりも羊の数の方が多いとまで言われ、世界でも最も高品質のラム肉を生み出す環境が整っている、ニュージランド産のラム肉を使用しているキャットフードです。

その中でも、厳しい防疫管理で守られた豊かな自然の中、薬や飼料などを混ぜることなく、100%自然放牧で育った、信頼できる契約農場のラム肉だけを使用しています。

この商品の原材料一覧は、ラム生肉・シープハート生肉・シープレバー生肉・シープトライプ生肉・シープキドニー生肉・シープラング生肉・ラムボーン・ニュージランド緑ィ貝です。

この内容を見ただけでも、完全肉食の猫が本当に必要とするものだけを詰め込んでいるか、一目瞭然ですね。

ジウィピークのポリシーとして、天然の生肉や内臓にほとんど手を加えずに、生き物が持っている栄養をできる限りそのまま残し、野生の獲物から得られる生食に近いものにすることにこだわっています。

ですから、厳選された高品質のお肉の良さをそのまま製品に反映できるように、原材料をゆっくりと混ぜてひき肉状にしてから成形し、ゆっくりと低温で乾かすというエアドライ製法を取っています。

この製法だと、熱を加えるなどの加工段階で、素材のもつ栄養分を消してしまったりすることがなく、野生の猫がしていたより自然に近い食事を提供することができます。

ですから、原材料の90%以上が動物性肉、消化率95%という、食べたものはほとんど栄養として吸収できる、猫にとって理想的なスペシャルキャットフードができるのです。

もちろん、危険な化学添加物も使用していないので、安心して食べさせることができます。

ラム肉の特徴がそのまま味わえる「ジウィピークエアドライ・キャットフードラム」は、全ての猫種の全年齢に対応しており、400g入りで3,888円で購入することができます。

SGJプロダクツ プレミアム・キャット

SGJプロダクツ プレミアム・キャット 4ポンド

化学合成添加物や原産国が不明の原材料は一切使用しないことです。 主原料のラム肉も、合成添加物を含まない飼料で育ち、ホルモン剤や抗生物質が一切投与されていないオーストラリア産のラム肉が使用されています。

メイン原材料のラム肉以外にも、汚染されていない海域で獲れる白身魚、契約農場から直仕入れた、本年度産の添加物や保存料が塗布されていない全粒の穀物など、キャットフードの原材料には徹底的にこだわっています。

また無添加のハーブ、オーガニックを取り入れた植物オイル、天然由来のビタミンやミネラルなども配合し、優れた材料を過不足のないようにミックスすることで、幼猫からシニア猫まで、安心して食べられる総合栄養食になるように作られています。

その結果、粗タンパク質が31%以上、粗脂肪11%以下、粗繊維5%以下、粗灰分8%以下、水分10%以下、代謝カロリー362kcal/100gと、非常にバランスのとれたプレミアムキャットフードと呼べる成分になっています。

高タンパクでありながらコレステロール値が低く、ヘルシーなラム肉を主原料にしていると、猫に最も必要な動物戦タンパク質をしっかりと提供しながらも、ヘルシーに仕上がるので、肥満になりやすい現代の猫に向いているでしょう。

SGJプロダクツプレミアム・キャットフードで唯一気になるのは、エネルギー源として穀物が使用されていることです。自然食では穀物を食べていなかったので、猫の消化器官は、穀物を上手に消化できる作りではありません。

ですから、穀物不使用のグレインフリーのキャットフードを食べさせるように専門家も進めますし、優良キャットフードと呼ばれる商品は、グレインフリーであることがほとんどです。

ただ、SGJプロダクツプレミアム・キャットフードに配合されている穀物は、ひきわりミレット・ひきわり玄米・米ぬか・アマランサスと、栄養価が高く、消化も良く、アレルギーのリスクが低いものばかりですし、ひきわりにして消化を助けています。

消化器が弱っている猫には、注意が必要ですが、食物繊維やタンパク源として問題のないレベルと考えることができます。

フィーラインナチュラル ラム&キングサーモン・フィースト

フィーラインナチュラル フリーズドライ ラム&サーモン 320g

フィーラインナチュラルは、猫が必要とする栄養が最適なバランスでとれるように、非加熱のフリーズドライ加工をしているキャットフードです。

フリーズ加工とは、真空冷凍乾燥技術とも呼ばれる、冷凍した状態で乾燥させる製法で、熱を加えることなく水分を取り除くので、 熱に弱い栄養素も失うこともありませんし、素材をフレッシュな状態で維持できます。

しかも、長期間保存できるというメリットもあります。ですから、先ほどご紹介したラム肉に含まれるミネラルやビタミンも、損なうことなく猫に食べさせることができます。

フィーラインナチュラル のさらなる特徴は、原材料の99%以上がニュージーランド産の、ラムやサーモンなどの動物のお肉が占めていることです。

その原材料を表記順に上げていくと、子羊の心臓・鮭・子羊の腎臓・子羊の肝臓・子羊の血・フラックスシードフレーク・ニュージーランド緑ィ貝の順に、動物由来の原材料がずらりと並んでいます。

そんな贅沢な配合によって、栄養価が高いだけでなく、香りも嗜好性も高い、封を開けた途端飼い猫が大喜びしてよってくるようなキャットフードになっています。

成分は、粗タンパク質44.0%以上、粗脂肪37.0%以上、粗繊維1.0%以下、粗灰分7.0%以下、水分8.0%以下、マグネシウム1.08%、リン1.68%以下、タウリン0,46%以上、オメガ3脂肪酸1.63%以上、519.7kcal/100gです。

基本的な与え方は、本来の食事に近づけるために、水かぬるま湯で戻してからあげます。またトッピングとしては、粒を潰して、ふりかけのようの他のご飯に加えることもできます。

N&D(ナチュラル&デリシャス)グレインフリーキャットフード・ラム&ブルーベリー

N&D(ナチュラル&デリシャス)グレインフリー・キャットフード(ラム&ブルーベリー)【成猫用/1.5kg】

フェデリコ2世・ナポリ大学の動物栄養学部と提携し、科学的に設計された肉食動物用の栄養摂取システムに乗っ取って作られているイタリア産のキャットフードです。

N&D(ナチュラル&デリシャス)グレインフリーキャットフード の特徴は、GMO(Genetically Modified Organismの略で、遺伝子組換え技術によって、品種改良された生物)フリー、グレインフリー、高品質の動物由来の原材料が70%であることです。

つまり、自然のままの状態で素材を使用し、猫にとって負担となる穀物は含まれていない、 動物のお肉をふんだんに使ったキャットフードだということです。

そんなN&D(ナチュラル&デリシャス)グレインフリーキャットフード は、4種類のバリエーションがあります。今日はその中でも「ラム&ブルーベリー」をご紹介したいと思います。

ラム正肉(28%)、乾燥ラム肉(26%)をメイン原材料にした、高タンパクなキャットフードで、アントシアニンが豊富に含まれるブルーベリーや、フィトケミカルが豊富な果物や野菜、ハーブも30%ほど配合されています。

成分は、粗タンパク質42%以上、粗脂肪20%以上、粗繊維1.80%以下、粗灰分8.90%以下、水分8%以下、カルシウム1.60%、リン1.30%、マグネシウム0.11%、オメガ6脂肪酸3.4%、オメガ3脂肪酸0.90%、DHA0.50%、381kcal/100gとなっています。

以上が、ラム肉をベースとしている特におすすめのキャットフード4種類になりますが、上記のもの以外にも、「アーガイルディッシュワトルキャット」、「アルモネイチャー」、「クプレラ」、「FORZA10」なども、確かな品質でおすすめです。

まとめ

キャット

ajlatan/shutterstock.com

いかがだったでしょうか?ラム肉をベースにしている優良キャットフードがたくさんあることに驚かれたのではないでしょうか?

ニューージーランドやオーストラリアなど、羊の数が多い国では、新鮮で高品質なラム肉が手に入りやすいので、身近な食材としてペットフードにもよく使用されています。

と言っても、ラム肉と呼べるのは1歳未満の羊だけですので、当然希少価値が高く、高級食材になるので、ラム肉を使用しているキャットフードも、それなりのお値段になります。

ただ、動物性タンパク質を多く必要とする猫にとって、たくさん食べても脂肪を吸収しにくく、脂肪分解能力もあり不飽和脂肪酸も多いラム肉は、健康的な体を維持するのに最高な食材です。

経済的な負担は、愛する猫との楽しい時間のためと割り切って、今日ご紹介したような良質なラム肉ベースのキャットフードを食べさせてあげてください。喜んで食べる姿に、買ってよかったと思えると思いますよ。

※表示価格は記事公開時点の価格です。

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5 名無しさん
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ラム肉は鶏肉や豚肉に比べて癖が強い印象があるので、キャットフードに使われているのはちょっと大丈夫かな、と思ってしまいますよね。健康志向なものなので体には良いと思いますが…。猫が喜んで食べてくれたら嬉しいですね。

4 名無しさん
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動物の健康には食事が大きく寄与してきます。ヘルシーで高蛋白質なキャットフードがあったら使ってみたい気がしてきますよね。生活習慣からなる病気はどれも未然に防ぎようがあるので、できる部分は気を使っていきたいですね。

3 名無しさん
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通常のキャットフードは牛肉や豚肉、チキンなどを使用していますよね。でも、ラム肉を使用したフードはとてもヘルシーですよね。不飽和脂肪酸を多く含んでいて、血中の中性脂肪やコレステロールを減らす働きをしてくれるのでいいと思うな。

2 名無しさん
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私自身があのラム肉のクセのある感じがダメで、餌としては考えたことがなかったんですがヘルシーでうちの太った猫には良いのかもと思いました。やっぱり大切な猫には良いものを食べてほしいので、反応とかをみながら今度与えてみようかなと思いました。

1 名無しさん
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ラム肉を使用したキャットフードがあるんですね〜。やっぱり値段は高くなっちゃうのは仕方ないですよね。けどたまにあげるくらいなら良いのかな〜。でもそれしか食べてくれなくなったらどうしよう、とも思っちゃう。他のもまんべんなく食べてくれたら良いのにな。