運動不足だとどうなっちゃう!?猫の理想的な運動時間とは?

運動不足だとどうなっちゃう!?猫の理想的な運動時間とは?

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mofmo編集部

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猫が運動不足になるとどうなるのでしょうか?近年、運動不足になる猫が増えているそうです。猫にとって理想的な運動時間はどれくらいなのでしょうか?猫が運動不足になる原因は何なのでしょうか?猫と運動不足の関係についてまとめてみました。

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猫が運動不足になるとどうなる?

でっぷり太った猫

OlegDoroshin/shutterstock.com

猫が運動不足になるとまず肥満が心配されます。ずんぐり太った猫はいかにも心配な感じがしますが、人間同様太りすぎた猫は体への負担が増えます。例えば肥満だと内臓脂肪が腸を圧迫するため便が出にくくなります。そうなると便秘リスクが高まります。また脂肪肝や糖尿病なども発症しやすくなります。さらに膀胱炎や尿路結石、そして腎不全などにもつながってくることがあります。たかが運動不足と思うと思わぬ健康リスクを抱えるため注意しましょう。また運動不足になると、体を支える部位、例えば筋肉や関節部分や骨がもろくなって関節炎や骨粗しょう症などが発症するリスクも出てきます。この点については以下のような意見がありました。

骨は刺激を受ければ受けるほど固く太く形成されるという性質を持っています(人間も)。なのであまりにも運動不足だと骨格全体に対する刺激が足りず、骨粗しょう症に繋がることもあります。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1399063398

家猫を運動・遊ばせる方法

キャットタワーで遊ぶ猫

Africa Studio/shutterstock.com

では運動不足になりやすい家猫を運動させる方法、ないしは遊ばせる方法について解説したいと思います。以下のような方法を試してみると良いでしょう。

  • キャットタワーを設置する
  • 家具の配置を猫に合わせる
  • 猫用のおもちゃを用意する
  • ダッシュしやすい環境を作る
  • 遊び相手の確保
  • ルームランナーを置く

ではそれぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

キャットタワーを設置する

家が広くなくても猫をしっかり遊ばせてあげることは可能です。先述の通り猫は広い所を走り回るよりも、上下運動を大事にしています。そのためキャットタワーのように縦にスペースを取るグッズは非常に便利です。天井の高さにもよりますが、できるだけ高さがあるものを選ぶと良いでしょう。なおキャットタワーは市販品である必要はありません。猫が好きとされる段ボールを使ってタワーを作っても良いです。意外とそちらの方が気に入るということもあるかもしれません。キャットタワーの使い方に関してはこんな意見がありました。

キャットタワーの上の方にいつものご飯を置いておくと必ず登ってそこまで行かないとご飯にありつけないのでこれが毎回になればただの上下運動でも無いより良いらしいです。ウチの猫の場合はキャットタワーに慣れた後は、ドタバタや運動会の一部にタワーに急激に駆け上る&駆け降りる、など かなりの運動量を見せてくれましたよー。高いところに駆け上るのは猫さんの習性の1つで、上から見下ろしたいという心理があるようです。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2891719.html

家具の配置を猫に合わせる

リビングでくつろぐ猫

Africa Studio/shutterstock.com

もしキャットタワーを置く場所がないとか、飼う余裕がないという場合は、家具を使うこともできます。ソファや棚、机などの配置を工夫して、猫が上下に移動できるような環境を作ります。2階建ての家であれば階段があるのでそれで運動してもらいましょう。猫は窓際を好む傾向があるため、そこに棚を設けてもよいかもしれません。最近はDIYが流行っていて様々な木材も売られているので、自分で工夫して棚群を作るのも楽しいでしょう。こんな意見がありました。

家具の配置を見直して、低い順から並べるとか。勿論家具の上は何も置かない。それから猫じゃらしで遊ぶことですね。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1060948795

猫用のおもちゃを用意する

留守番してもらう時には飼い主が遊んであげられないので、一匹でも遊べるようなおもちゃを用意しておくと良いです。自動で動くおもちゃもありますし、追いかけて遊べるおもちゃもあります。猫用のおもちゃは色々と充実しているので、予算に応じて購入してあげましょう。手作りでおもちゃを作っても良いです。例えばストッキングを丸めて遊ぶだけでも良いです。必ずしも購入したおもちゃが猫のお気に入りになるわけではないので、最初は手作りしてみても良いかもしれません。おもちゃに関しては以下のようなコメントがありました。

猫用のオモチャはどうせすぐに壊れてしまうので安価な物で十分です。100円程度の物でも十分に良い反応を示してくれます。工夫次第で毛糸の様な紐にキーホルダーの鈴をくくりつけてお手製のオモチャも簡単に作れます。新聞や雑誌をまとめるビニール紐なども猫さんにとってはオモチャです。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2891719.html
紐の先におもちゃがついてて振るタイプの猫じゃらしを3つほど買ってそれで遊んでますが、振り続けるとかなり疲れます;;でも猫の方はまだまだ元気いっぱいに追いかけようとしてますね(^^; 猫じゃらしで遊ぶときは、なるべくジャンプさせるように操作します。猫じゃらしで何度も高く飛んだら、さすがに疲れてくるようです。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2891719.html
おもちゃですが、うちは色んなものを買い与えてきたけど、案外原始的で安上がりというかどこの家にでもあるものが、比較的長くお気に入りになってる気がします。紙を小さく丸めたもの、本のしおりを何本か繋げて棒にくっつけたもの、パンやお菓子の袋をくくってあるあの短い紐を丸めたもの、これらは飽きずによく遊んでくれます。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2891719.html?pg=1&isShow=open

ダッシュしやすい環境を作る

家の中で運動会をする猫

Nils Jacobi/shutterstock.com

猫の中には急に部屋の中をダッシュする子がいますが、可能であれば一直線に走り抜けることができる環境を作ってあげても良いでしょう。廊下があるなら、できるだけ物を置かずにスペースを確保してあげます。レーザーポインターを使ってダッシュをさせてみても良いでしょう(光が目に入らないようには注意)。階段を使って上り下り運動とダッシュを併用しても良いでしょう。この点に関しては以下のようなコメントがありました。

わたしめは、おもちゃ(ペットボトルの蓋や膨らましたスーパーの袋など)を階段の上から放って、ネコさんが追いかけて駆け下ったり、下から投げあげて駆け上らせたりしています。袋の中に鈴を入れると喜びます。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14120738159
目に直接あたると危険だそうですが、基本的には、床や壁にレーザーをあててるので、猫の目には直接入らないと思います。で、5分~8分くらいで、レーザーで運動させると、ハァハァいってます。だから、相当な運動量になっていると思います。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1013111970

遊び相手の確保

仲の良い猫

Bachkova Natalia/shutterstock.com

猫と一緒に遊んであげるだれか、あるいは他の猫や動物を確保してあげましょう。できれば家族全員が交互に遊んであげるなど、みんなが猫に関心を持ってあげると良いでしょう。多頭飼いをすることもできます。兄弟猫であればすんなりと慣れてじゃれあってくれるでしょう。多頭飼いする場合は猫同士の相性が気になってしまいますが、ペットオンライングループサイトの会員を対象にしたアンケートでは、86.4%の飼い主が「ペット同士の相性が良い」と回答しています。年齢差や性格の不一致、オス同士の組み合わせなどを後悔する声もありましたが、大方うまくいっているようです。お見合いをさせるなど慎重に物事を運べば、良い遊び相手が確保できるかもしれません。この点に関しては以下のようなコメントがありました。

昼間家に誰もいないと、猫でもうつっぽくなったり運動不足になるそうなので、よほど相性が悪くない限り、一匹でいるより、二匹(以上)でいるほうが幸せで健康でいられるそうです
出典:https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/0501/406048.htm

キャットウォークを置く

キャットタワーに似ていますが、キャットウォークという便利なものもあります。これは猫専用の通り道のことで、人が通ることのできない高い場所にあるルートです。猫は高い所にいるのが好きな動物ですが、キャットウォークがあると猫もご機嫌に家を移動してくれるかもしれません。設置は多少手間がかかりますが、飼い主にとっては夢のような猫グッズです。

運動させすぎにも注意

おもちゃで遊ぶ猫

Jean Andrian/shutterstock.com

猫が運動不足にならないように気を付ける必要がありますが、逆に運動させすぎにも注意が必要です。猫は犬のようにはパンチングを行いませんが、走り回って疲れているような時に時々行います。これが見られたらいったん遊びは中止すると良いでしょう。猫は基本的に持久力があまりありません。瞬発力にかけては目を見張るものがありますが、長くは遊べません。にも関わらず、「頑張っている」のか「うれしい」のか、飼い主といつまでも遊び続けているようなときがあります。しかしこれでは体への負担が大きくなるため、適度な遊び時間を図ってあげることが大事です。猫の遊びすぎについては以下のような意見があります。

ウチの子も(去年4歳で亡くなりました)玩具大好きで猫じゃらしを追いかけそりゃもう楽しそうに遊んでいました、主人も私もその姿が可愛くてよく遊んであげたものです、しかし、いつからか5分ほど走り回ると床にゴロンと寝転んで休憩するようになりました、お腹をハァハァへこませて、「ちょっと休憩~~」って感じでした。その時は気づいていなかったのですが、その頃すでに心臓肥大だったようです。結局肥大型心筋症と判断された時には重症でたった2ヶ月で亡くなりました。今思えばあの運動後のハァハァ言う姿、そして口呼吸、、、今となっては後悔ばかりです・・・。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2669494.html
遊ばせすぎは危険です。私は昔、質問者さんの猫さんとほぼ同年齢の子猫を遊ばせすぎによる心臓発作で亡くしています。子猫は夢中になると、自分の体力の限界を超えても永遠遊び続けてしまうことがあります。少しでも息が荒くなってきたり興奮しすぎの時はただちに遊びをやめさせてください。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2669494.html

まとめ

食事をする猫

Nengloveyou/shutterstock.com

猫の運動不足についてまとめました。室内飼いの猫は運動不足のリスクが常にあります。そのためおもちゃや運動グッズなどを駆使しながら適度に遊ばせてあげましょう。同時に遊ばせ過ぎにも注意しましょう。別の点として、運動も大事ですが、そもそも太らせないために食事のコントロールをしっかり行うことも大事です。安価なキャットフードは魅力的でも粗悪なことがあります。多少値が張るとしても、栄養バランスの良いキャットフードを購入してあげるようにしましょう。

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