猫が食べても良い野菜とダメな野菜のまとめ・効果や危険すべて取り上げます!

猫が食べても良い野菜とダメな野菜のまとめ・効果や危険すべて取り上げます!

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栄養豊かな野菜を愛猫の食事に上手に取り入れて、食べさせてあげたいと考える飼い主さんも多いかと思います。しかし人間にとっては体に良いものでも、猫にとっては食べると危険な野菜もあるようです。ここでは猫が食べても良い野菜と、食べると危険な野菜の両方についてまとめていきます!

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ネコちゃんに与える際に注意が必要な野菜

ニンジンをかじる猫

Patrik Kraus/shutterstock.com

これから紹介する野菜は基本的には与えても問題のない野菜です。しかし、それでも注意すべき点があるようです。どんな野菜は注意して与えることができるのでしょうか?

ブロッコリー

ブロッコリーは基本的には与えても問題のない野菜と言えます。しかし、ブロッコリーにはスルフォラファンと呼ばれる成分が含まれています。これはネコちゃんが健康であれば問題のない働きをしてくれるのですが、甲状腺機能低下症を患っているネコちゃんには要注意です。

この症状はヨウ素欠乏により生じてしまうのですが、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンはヨウ素の取り込みを阻害してしまいます。ヨウ素を必要としているのにその取り込みを阻害するので、症状が悪化してしまうのです。

ブロッコリーを加熱するならこの問題は無くなるようですが、甲状腺機能低下症のネコちゃんには十分注意してくださいね。

ニンジン

ニンジンも基本的には与えても問題のない野菜です。ニンジンにはβカロテンが含まれています。このβカロテンをワンちゃんは体内でビタミンAに変換することができるのですが、ネコちゃんにはそれが出来ません。

つまりβカロテンを過剰摂取してしまうと、体内で変換されないのでネコちゃんの肝臓に負担を与えてしまうということです。もちろん与える量をしっかりと制限するなら問題はありませんが、注意は必要でしょう。

ナス

ナスの可食部であれば、アク抜きをすることで少量食べる分には問題がないと言われています。しかし、ナスのヘタや葉、根などにはアルカロイドが含まれているようです。神経毒性があるので、敏感なネコちゃんには与えないほうが良いでしょう。与える際にも十分注意してくださいね。

インゲン

インゲンは与えても問題ないですが、たくさん与えることが無いように十分注意してください。

ネコちゃんがインゲンを食べ過ぎてしまうなら、腸内で過剰に発酵してしまい、刺激を与えてしまいます。お腹の弱いネコちゃんはお腹を壊してしまうでしょう。与える際には、少量であることと、細かく刻むことを守るようにしましょう。

ネコちゃんに与えてもいい野菜

トマトを見つめる猫

Icatnews/shutterstock.com

これから、ネコちゃんたちに与えても良い野菜の一部をご紹介したいと思います。

食べることは出来るのですが、すべてに共通する点があります。それは「少量を細かくカットする」ということです。

与えすぎはどんなものでも害となりますし、消化を助けるためにも「細かくしてあげる」ことを覚えておくようにしましょう。

大根

大根は与えても問題のない野菜です。食物繊維と水分量が多いのが特徴の野菜です。特にアレルギーの原因となるものはないのですが、食物繊維の与えすぎによってお腹を壊してしまうことの無いようにしてください。

大根おろしや、煮込んであげることで柔らかく食べやすくなるでしょう。大根の葉には豊富な栄養が含まれています。こちらも与えすぎには注意ですが、必要なエネルギーを摂取するうえでとても大切です。

白菜

白菜もほとんど水分で構成されている野菜です。比較的消化も良いので、少量であればネコちゃんの胃に負担をかけることもないでしょう。生で与えるよりも加熱したほうが良いでしょう。カットしたものを柔らかくしてあげれば非常に食べやすくなります。

キャベツ

キャベツも水分が多く、食物繊維が含まれた野菜です。私たち人間にとっても非常に食べる機会の多いものですね。ネコちゃんには茹でて与えるようにしましょう。

細かく刻んだものをスープにして与えることが出来るかもしれません。水分補給にもおすすめなので、水を飲みたがらない子にはピッタリです。

レタス

サラダには欠かせないレタスですが、ネコちゃんにも生で与えることができます。与える時は細かくちぎってあげましょう。非常にたくさんの水分が含まれているので、ネコちゃんの水分補給にはピッタリです。

ただ食物繊維も多く含まれているので与えすぎには注意が必要です。お腹の調子を崩してしまい、便秘になったり、下痢になったりしてしまいます。

きゅうり

きゅうりのほとんどは水分です。野菜の中でも特に安全な野菜のひとつです。生のまま与えることが出来ますが、その際には細かく刻んであげてくださいね。水分補給にぴったりです。旬である夏場に与えると丁度良いでしょう。

ゴーヤ

ゴーヤも夏場に食べる機会の多い野菜ですよね。苦みが強いのですが、意外と好きなネコちゃんも多いようです。生だと固いのでしっかりと加熱してあげてください。

トマト

トマトも生のままで与えても大丈夫です。水分量が多いので、水分補給にぴったりです。ただし与える時には小さくカットしてあげてください。ミニトマトであっても出来るだけ細かくしてあげてください。トマトのヘタの部分は与えないようにしましょう。

サツマイモ

サツマイモも与えても問題のない野菜の一つです。サツマイモには食物繊維とデンプンが豊富に含まれています。ネコちゃんのエネルギーとなってくれますが、与えすぎには注意です。与える時もしっかりと加熱して食べやすい大きさにしましょう。

まとめ

レタスを食べようとする猫

lola1960/shutterstock.com

ネコちゃんと野菜の関係についてお伝えすることが出来ました。

ネコちゃんには絶対に食べてはいけない野菜があります。タマネギなどのネギ類は特に注意しましょう。また食べることは出来るのですが、与え方に注意が必要なものもあります。ネコちゃんが病気を患っている時は特に注意しましょう。

与えることのできる野菜を上手に使うなら、バラエティに富んだ美味しいごはんをつくってあげることが出来ます。

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