猫とウサギって一緒に飼ってもいいの?飼う場合の注意点やポイントを紹介

猫とウサギって一緒に飼ってもいいの?飼う場合の注意点やポイントを紹介

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猫もウサギも両方人気があるペットなので一緒に飼育したいと感じる人は少なくないでしょう。しかし、かたや捕食動物で、かたや被捕食動物なので、一緒に飼うのは難しいと感じる人も多いでしょう。この記事では猫とウサギを同居させる上での注意点やポイントについて解説したいと思います。

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猫とウサギは同時に家族になれる?

仲良く寄り添う猫とうさぎ

Africa Studio/shutterstock.com

ペットが大好きな飼い主さんは、同時に複数種の動物を飼育したいと思うことがあるかもしれません。猫が大好きな人は多いでしょう。猫を飼っている人は多いものです。それは猫が人気のあるペットだからです。私たちの周囲にも猫を飼っている人がいるでしょう。

子供が生まれるなら、その子を貰うこともあるかもしれません。また捨て猫や野良猫を見かけて自分のお家に迎えてあげたいと思うこともあるでしょう。すでに家で他のペットを飼っていたとしてもペットショップで一目ぼれすることもあるかもしれませんね。

ペットとしてはウサギも人気の高い動物です。ウサギも猫と同様に人気のあるペットです。ウサギは静かで飼育しやすいので、他のペットが難しくともウサギなら飼育できると感じる人は多いようですね。ウサギの可愛らしい見た目や仕草は多くの人を虜にします。

両方とも可愛いので、猫を飼っていてもウサギを飼育したいと思われるかもしれません。逆に、ウサギを飼っていても、猫を迎える機会が訪れるかもしれません。その時に考えるのは「猫とウサギは同時に家族になれるの?」という疑問でしょう。猫とウサギを同時に飼うことはできるものなのでしょうか?もし同居させるのであれば、どのような点を注意すべきでしょうか?

今回は猫とウサギの同居についてご紹介したいと思います。猫とウサギが仲良くなるためのポイントも合わせてご紹介しますね。

猫とウサギは同居可能です

猫とウサギは同居可能です。どちらも比較的身体の小さい動物ですし、生活リズムも似ています。同時飼育のポイントや注意点を抑えているなら、一緒に飼うことが出来るでしょう。

同居するだけでなく、猫とウサギに仲良くなってもらうことも出来るかもしれません。実際に猫とウサギを一緒に飼育している人はいます。個体差もありますが、中にはお互いが家族のように接するほど仲良くなることもあるのです。

同居している猫とウサギが全てそのような関係になれるわけではありませんが、上手に触れ合う機会を設けるならそのような関係も築くことが出来るかもしれません。そのためには、お互いの特徴や相性、力関係などを把握してそれに合わせたサポートが必要になってきます。

猫の特徴

猫にはどんな特徴があるのでしょうか?ペットとしては自由な環境を必要とする動物です。猫は自由気ままで制御されることを好みません。ですから、いつもケージの中に入れておいたり、首輪でつないでおいたりすべきではありません。

猫を飼っている多くの方はお家の中で放し飼いにしているのではないでしょうか?放し飼いにすることでストレスを溜めることなく、適度な運動も可能になるのです。

猫は主に夕方から夜、また早朝に活動量が増えます。その時間帯になると走り回ったりすることが多いようです。多頭飼いしていると「夜の運動会」が頻繁に開催されて飼い主さんを困らせることもあります。

こうした習性も考えると、同居するのは生活パターンが同じ動物が良いと言えるでしょう。猫は肉食動物です。野生の猫はハンターであり、獲物を捕らえて生活しています。

飼い猫は飼い主からごはんが与えられているので、獲物を捕らえて生活しているわけではありません。しかし、ハンターとしての野生本能は持ち合わせており、時折、本能がくすぐられて獲物を追いかけることがあります。小さい虫や小動物を見かけると追いかけて遊ぶのです。

ですから、ペットとして同居させる場合には注意が必要です。猫にとっての獲物を飼育している場合、猫が誤ってケガさせたり、殺してしまったりすることが無いように注意しなければいけません。

ウサギの特徴

ウサギにはどんな特徴があるのでしょうか?ウサギも基本的には自由気ままな性格をしています。かなりマイペースで猫に近い性格だと言えるでしょう。マイペースですが警戒心が強く臆病なのも特徴の1つです。

ウサギは草食動物であり、野生では肉食動物の獲物となる側です。本能的に他の動物に対して警戒心が強く、外敵から身を守るために危険を感じ取る能力が高いのです。

ウサギたちは種類にもよりますが、大抵は身体が小さく獲物となりやすい動物です。ですから、同居できるのは自分を狙わない相手に限ります。特に幼いウサギは身体が小さいので獲物として見られやすく注意しなければいけないでしょう。

ウサギは運動好きですが、いつも放し飼いにしておく必要はありません。大抵は一定の場所で静かにしているものです。基本的にはケージの中で飼育することが可能です。

ウサギを飼っている人の多くはケージで飼育していることでしょう。1日のうち少しの時間は運動と気晴らしのためにケージから出してあげると良いでしょう。

ウサギの活動時間はどうなっているのでしょうか?ウサギは夕方と早朝が最も活発になるようです。逆にお昼ごろは眠っていることが多いようです。同じ生活パターンの動物であれば互いにストレスを与えることは無いでしょう。

猫とウサギの相性は?

猫とウサギのそれぞれの特徴を考えることが出来ました。それぞれの生活リズムを考えると、比較的相性のよいペットだと言えます。猫とウサギはどちらも同じ時間帯に活発になる動物です。ですから、一方が騒がしくしていて睡眠が妨げられることはあまり無いでしょう。

また、猫が放し飼いさせるべき動物で、ウサギがケージ内で飼うことが出来るという点も、相性の観点ではグッドポイントと言えます。それぞれが必要とするスペースが異なるので住みわけが出来るからです。

どちらもマイペースな性格なので、飼い主が性格の違いで苦労することは少ないでしょう。もちろん個体差によって相性は異なります。非常に相性の良い猫とウサギは家族のように過ごすことが出来るはずです。

猫とウサギの力関係は?

猫とウサギの力関係には注意が必要かもしれません。身体の大きさは似ていたとしても、猫とウサギはハンターと獲物の関係にあります。飼われているので、お互いがそのような生き方をしているわけではありませんが、本能的に力関係がはっきりしていることを知っておきましょう。

猫はウサギを獲物として見てしまう可能性があります。またウサギは猫を敵として警戒する可能性があるのです。お互いの力関係がはっきりしているので、基本的にはストレスがかかるのはウサギであることを認識しておくと良いですね。

猫とウサギに家族のようになってもらいたいのであれば、この力関係を上手に活用したり、フラットにしたりするよう努力しなければいけないでしょう。

猫とウサギが同居する時の注意点5つ

ケージに入っているうさぎ

Vereshchagin Dmitry/shutterstock.com

猫とウサギの相性や力関係について知ることができました。それらをふまえて、猫とウサギが同居する時の注意点を紹介したいと思います。主に5つの注意点をお伝えしますね。

どちらかをケージに入れる

力関係がはっきりしている以上、基本的にはどちらかをケージに入れて事故が起こらないようにしておくべきです。猫を長時間ケージに入れておくことはできないので、基本的にウサギがケージ内で生活するようになるでしょう。

ウサギを運動のためにケージ外に出すこともあるはずです。その時には猫をケージの中に入れておくと良いでしょう。猫とウサギが仲良くなれば気にする必要はないかもしれませんが、お互いの相性が分かるまではどちらかをケージに入れておく方が安全です。

縄張り競争を避ける

猫もウサギもどちらも縄張りをもつ動物です。縄張りを主張するためにおしっこでマーキングすることもあります。特にウサギは縄張り意識が強く、同じ空間に放し飼いにしていると縄張り競争が起こる可能性があります。

縄張り競争が起こるとどうなるのでしょうか?おしっこによるマーキング合戦になるでしょう。猫もウサギもトイレトレーニングできるペットです。しつけでトイレの場所は覚えてくれるのですが、マーキングになると事情は変わってきます。

縄張りを主張するためにあちこちにおしっこをかけるようになります。家中に猫とウサギのおしっこがかかってしまうなら大変な状態になりますよね。縄張り競争が起こっているかどうかもしっかりと注意していましょう。

一緒の空間にいるときには必ず見守る

猫とウサギが一緒の空間で過ごすこともあるでしょう。仲良くなるためには時にはそのような場面も必要だからです。猫とウサギの関係が浅いうちは特に注意するようにしましょう。

猫はちょっとしたウサギの行動で狩猟本能がくすぐられてしまうかもしれません。ウサギはケージの中で過ごしていていると攻撃を受けることが無いでしょう。それでも同じ空間に猫がいるなら、威嚇されるかもしれません。猫の存在自体がウサギのストレスとなるかもしれません。

同じ空間では飼い主がよく両方を観察してあげましょう。

ウサギが抱えるストレスに注意する

猫とウサギが同居した場合、ストレスを抱えるのはいつもウサギの方です。力関係がはっきりしているからでしょう。ウサギのストレスサインには注意しましょう。

ウサギと猫の相性によってはどうしても仲良くなることが出来ない場合もあります。そうした場合は、ウサギのストレスの度合いを観察して、それに応じた対処が必要になるでしょう。

ケガに注意

ウサギのケガには注意しましょう。仲良くしていても、猫は面白がって噛みついたりするかもしれません。同居するならウサギの身体は定期的にチェックしてあげてください。

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