猫用の抱っこ紐が便利!メリット・デメリットを知って上手に使いこなそう
猫用の抱っこ紐というグッズがあるのを知っていますか?抱っこ紐とは名前の通り、猫を抱っこできる紐のことです。これを使うと様々なメリットがあるんです。今回は抱っこ紐の活用方法や、活用するメリット・デメリットなどをまとめてみました。
猫用抱っこ紐を使うと便利
GingerKitten/shutterstock.com
猫が飼い主さんと遊びたくて、飼い主さんの後をついてくることってありませんか?「かまって~」とニャーニャー鳴かれたり、足元をうろうろされると、かまってあげないわけにもいきません。でも料理や掃除で忙しいときは、猫ちゃんを抱っこしたりかまってあげる時間を取るのって難しいですよね。
そんな時に便利なのが、猫用抱っこ紐です。人間の赤ちゃんを抱っこするときに使う抱っこ紐ってありますよね。実は猫用の抱っこ紐もあるんです。
猫は飼い主さんに抱っこしてもらうことができますし、飼い主さんは抱っこしたまま家事をすることができます。猫にとっても飼い主さんにとっても嬉しいグッズです。外出する際に抱っこ紐で連れて行くこともできます。
ただ、抱っこ紐にはメリット・デメリットどちらもあるようです。今回は抱っこ紐のメリットとデメリットを挙げてみますので、使用するかどうか検討中という方は参考にしてみてくださいね。
抱っこ紐の種類はいろいろ
glenda/shutterstock.com
猫用の抱っこ紐には色々な種類があります。例えば、幅広の布を使用して猫を包むベーシックな抱っこ紐があります。布の幅が広いですので、肩にかかる負担が軽減されます。小さくたたんで持ち歩くこともできますので使いやすいと思います。
斜めがけのショルダーバックのような形の抱っこ紐があります。バッグと同じような作りで、ポケットがついているものもあります。お出かけの際はティッシュやビニール袋、おやつなどを入れていくことができるので便利です。
斜め掛けタイプのもので、ショルダーバックよりも長さが短いものもあります。より飼い主さんの体にフィットしますし、猫との距離も近いですので、猫ちゃんも落ち着きやすいかもしれませんね。
リュックタイプの抱っこ紐もあります。お皿洗いや掃除機かけなど、手元で作業をする場合、もしくは自転車に乗って連れて行く場合は、背負うタイプのものが使いやすいかもしれませんね。
色
猫用抱っこ紐にはいろいろなカラーがあります。ベージュやうすい灰色などのナチュラル系や、ボーダーのマリン系、オレンジや赤、イエローなどのビビッドカラーもありますし、黒や白などベーシックなカラーもあります。
抱っこ紐はカラーバリエーションが豊富ですので、服装に合わせていくつか持っておくのも良いかもしれませんね。好みのものを見つけてみてください。
価格
価格も幅が広く、1.000円から3.500円くらいです。機能性の高いものや生地にこだわっているものは4.000円から10.000円くらいともっと高めのものもあります。
抱っこ紐にはショルダータイプやリュックタイプなどいくつか形がありますが、どの形でも価格帯は同じくらいでした。ショルダータイプもしくはリュックタイプの方が高いということはなく、どのタイプでもリーズナブルなものと高めのものとどちらも販売されています。
ペットショップやインターネットの通販で購入することができます。インターネットを使えば、店舗を回らなくてもたくさんの種類の抱っこ紐を見ることができるので良いです。
ですが質感や手触りを確認するのは難しいですので、その点は店舗で実際に触れて確認するのがいいかもしれませんね。ネットで欲しい抱っこ紐のイメージを固めておき、店舗に行って直接見て購入するという方法もありかもしれません。
抱っこ紐が使える場面
4 PM production/shutterstock.com
抱っこ紐はどんな時に使用するのでしょうか?代表的なシーンをあげてみましょう。
公園へ行くとき
公園へ遊びに行く時など、抱っこ紐で連れて行くことができます。そのまま抱っこして連れて行くと、急に降りたり走って行ってしまう危険があります。ショルダータイプやリュックタイプのものだと、出入り口を閉めておくこともできますので、交通量の多い道路も安全に渡ることができます。
リュックタイプのものも、前に背負うと猫の様子を確認しながら歩けます。車やバイク、自転車の通る外を歩くときは、抱っこ紐を使用するのがおすすめです。
動物病院へ行くとき
猫を飼っていれば動物病院へ行く機会もあるかもしれません。下痢をしたり体調不良になることもあります。子猫の時に避妊手術・去勢手術を受けさせるかもしれませんね。
また、健康診断へ連れて行くこともあるかもしれません。猫の体調を把握し、健康を維持していくために、健康診断へ行くのはおすすめです。病気がなく体調が悪そうに見えなくても、病気が潜んでいることもあります。病気は早期発見と早期治療が大切ですので、定期的に診断へ行っておくのがおすすめです。
動物病院へ行くときは、キャリーバッグに入れて連れて行くのもありですが、抱っこ紐で連れて行くのもいいかもしれません。他の動物を怖がったり、慣れない環境で緊張してしまう子もいますので、飼い主さんとの距離が近い抱っこ紐を使うと、安心しやすいかもしれません、猫の性格や様子に合わせて使い分けてみてください。
家事をしているとき
外出する時だけでなく、家にいる時も活用することができます。猫と遊んであげたいけど、料理や掃除などもしないといけないという時に、とても役立ちます。通常は猫を抱っこしていると両手もしくは片手がふさがってしまいますので、作業がしにくくなってしまいます。猫を落とさないように、ちょっと気も遣いますよね。
でも抱っこ紐を使用すれば、両手を使うことができますし、落としてしまう心配もありません。猫にとっても、飼い主さんが忙しい時でも近くにいることができるので嬉しいでしょう。帰宅後、猫にかまってあげたいけど家事もしないといけない、という時に便利です。
抱っこ紐のメリット
Apple_juice/shutterstock.com
お出かけする時だけでなく、抱っこ紐は自宅にいる時でも使うことができます。いろんな使い道のある抱っこ紐ですが、使用するメリットはまとめてみましょう。
両手が使える
抱っこ紐で連れて歩けば、飼い主さんの両手が自由に使えます。物を取ったりドアを開け閉めしたりするときに、両手が使えると楽ですよね。家事をするときでも、外に連れて行くときでも、いつでも使えますので便利です。
最近はペット連れOKのお店やカフェも増えてきていますが、店内を見て回ったり、お会計をする際に両手が使えると動きやすいですよね。飼い主さんが動きやすく、猫にとっても安全な抱っこ紐は、お出かけするときにも家の中で過ごすときにもおすすめです。
軽い
抱っこ紐にはいろんなタイプがありますが、基本的に軽く作られています。猫ちゃんへの肌触りが良いように、布やコットン素材のものが多く、軽いのも特徴です。紐やバッグ自体の重さがあまりありませんので、飼い主さんへの負担も軽くなります。
また、収納もしやすいです。重さがありませんので、どこにでも置くことができます。壁やフックに掛けることもできます。
安全
家の外に連れて行くときは、猫の安全が気になりますよね。聞きなれない音や匂いにびっくりして、急に走り出してしまうことも考えられます。広い公園など安全なスペースであれば良いですが、交通量の多い道路だとちょっと心配です。
外に連れて行くときは、そのまま抱っこして行くより抱っこ紐を活用して安全を確保してあげましょう。
どこにでも連れて行ける
抱っこ紐を使うタイミングはいろいろあります。公園へ連れて行ったり、病院へ検査に行ったり、どこにでも連れて行くことができます。また、飼い主さんの体に密着するタイプが多いですので、場所を取らないというのもメリットです。
キャリーバッグだと歩くときに幅を取ってしまいますし、置き場所も必要になります。ショルダータイプやリュックタイプのものだと、前側に持ってくれば場所を取りませんし、座るときも膝の上に置いて抱っこすることができます。
抱っこ紐があればどこにでも連れて行くことができますし、場所もとりませんので気軽にお出かけできます。
抱っこ紐のデメリット
Apple_juice/shutterstock.com
便利な抱っこ紐ですが、デメリットと言える点もあります。
足場が安定しない
移動用のキャリーバッグであれば、ケースの床がフラットになっていますので、猫にとっても足場が安定しやすいです。抱っこ紐はスペースが狭く、平らになっていないものが多いですので、安定性という面ではキャリーバッグに劣ります。また、柔らかい素材で作られているものが多いですので、ちょっと不安定かもしれませんね。
長距離の移動の場合は、キャリーバックを使用するか、床面が広くフラットになっているリュックタイプを選ぶと良いかもしれませんね。
飛び出す可能性がある
抱っこ紐のタイプにもよりますが、上部は開いていて猫が顔を出せるようになっているものもあります。扉がしっかり閉まるキャリーケースと比べると飛び出しやすいといえます。
飛び出しの危険を防ぐために、ジッパー付きのものも販売されています。外出時に使用する場合は、出入り口がしっかり閉まるものが良いかもしれませんね。自宅で抱っこする際は口の開いているものを使用し、外出する際はジッパー付きのものと使い分けるのもおすすめです。
抱っこ紐にするかキャリーバッグにするか、行き先や安全性を考慮して決めると良いと思います。
公共交通機関を利用できない
猫用抱っこ紐では、電車や新幹線など公共の乗り物には乗れないことになっています。公共機関を利用する場合はキャリーバックに入れて連れて行きましょう。場所によってはキャリーバッグでも乗車不可のところもあるようです。
旅行に連れて行ったり、公共の乗り物に乗る際は、抱っこ紐は利用できないのがデメリットですね。近所を歩くときや、目的地に着いた後に使用しましょう。
※表示価格は記事公開時点の価格です。
-
- 【2023年版】東京都内の犬と入れる人気ドッグカフェ一覧をご紹介!【63店舗】
- 愛犬と一緒に楽しめる東京都内のドッグカフェを紹介しています。わんことのお出かけ中、乗り換えのついでに立ち寄るのにピッタリのお店や、遠くからでもわざわざ訪れたくなる魅力的で新しいカフェで愛犬と一緒にまったり過ごしましょう!
- 犬のお出かけ
-
- 【獣医師監修】犬が口をくちゃくちゃする理由を解説!意外な理由と注意点を解説【2023年版】
- 犬が口をくちゃくちゃと動かしている様子を見たことがあるでしょうか。不思議な仕草なので、普段から気になっている飼い主さんも少なくないと思います。今回は口をくちゃくちゃする理由を紹介します。
- 犬の気持ち
-
- ミキ亜生(芸人)/第1回 「犬派だった僕が、3匹も猫を飼うなんて夢にも思ってなかったです」
- お笑いコンビ・ミキの亜生さんは、自身が保護した3匹の猫ちゃん「助六(メス)」「銀次郎(オス)」「藤(メス)」と生活をしています。芸人として活躍する傍らで、街で見つけた猫を保護し、里親を見つける活動を行っている亜生さんに、保護猫活動や猫たちとの生活についてインタビューしました。
- お笑いタレント
-
- ペット同伴できる会社がある!?『ペットフレンドリーオフィス』があるマース ジャパンに行ってきた!
- 「カルカン」「シーバ」等のペットフードや「スニッカーズ」「M&M'S」のお菓子でも知られているマース インコーポレイテッド。日本の拠点であるマース ジャパンでは「ペットフレンドリーオフィス」というペット同伴出社が可能な制度があるんです。
- 犬と暮らしたい
-
- 【2023年版】猫を飼っている芸能人・有名人を男女別にご紹介!
- “猫好き”を公言している芸能人もたくさんいますよね。テレビを見ると、ニャンコを飼っている芸能人も意外に多い気がします。そこで今回この記事では、猫ちゃんを買っているジャニーズや芸能人を男女別に10選ずつご紹介します。かわいい愛猫の写真にほっこり癒されること間違いなしです♪
- 猫と暮らしたい
- コメント
1
-
- 【2023年版】夏にピッタリ?!話題のライオンカットとは?猫へのメリットと危険について解説
- 暑い時期が近づいてくると、暑さ対策が話題になりますよね。夏の時期が近づくと、愛猫の被毛を短くカットしたいと思うかもしれません。最近ではその一環でライオンカットというものが流行っています。ここではライオンカットの方法やメリット、さらにその危険性などについても扱いたいと思います。
- 猫のお手入れ
-
- 【獣医師監修】猫に菜の花はNG?猫草代わりとして与えてもダメ?注意点やリスクを解説【2023年版】
- 春になると鮮やかな黄色の花を咲かせる菜の花。独特のほろ苦さと香りが魅力なことから鑑賞以外に食用としても人気の菜の花ですが、猫が食べても大丈夫なのでしょうか?この記事では猫に菜の花を食べさせる場合にどんな点に気を付けたらいいのかを解説します。また猫草代わりに菜の花を与える際に注意したい点も説明します。
- 猫の食べ物
-
- 【獣医師監修】猫にレンコンを与えても大丈夫?含有している栄養素や猫へのメリットをご紹介!【2023年版】
- 小鉢料理などで活躍するレンコンは、日本人にとってなじみの深い野菜の一つです。栄養素も豊富なので、愛猫にも与えようかどうか迷っている人も多いでしょう。でもレンコンは野菜なので、肉食の猫には与えても大丈夫なのか心配な人も多いはず。そこで今回は猫とレンコンの相性について調べてみました。
- 猫の食べ物
-
- 【2023年版】猫がゴロゴロ・クネクネ転がるのはなぜ?!理由や猫の心理を解説
- 猫は警戒心の高い動物のはずなのに床でゴロゴロ転がっていたり、仰向けで爆睡したり、へそ天状態でクネクネしたり、急所であるはずのお腹を丸出しにしたりすることがあります。そんな猫の行動には、本能に基づく理由やその姿を見せている相手に伝えたい気持ちが込められています。ここではそんな猫の心理をご紹介します。
- 猫の気持ち
mofmo掲示板
-
- 我が家のうさぎと新幹線で帰省を検討中!
- 新幹線で我が家のうさぎと一緒に帰省しようと考えています。 ペットと新幹線にのったことがないので、新幹線での注意したほうがいいことありますか?
- コメント
稀にキャリーケースの中では「排泄をしない」「飲食をしない」っていう個性の子もいるから先にキャリーに入れて長時間様子を見るといいかも。あとは指定席でペットを置く座席を予約しておくのもおすすめだけど会社によって違うので実際使うところの鉄道会社に問い合わせてみて!
-
- ペット可のマンションを分譲で買いたい。注意点は?
- ペット可の分譲マンションをさがしてます。 知人が購入した時はペット可だったのに、10年ぐらい前に、いろいろトラブルがあり ペット禁止になったマンションがあります。 現在飼育のワンちゃんはそのまま飼育し、新たに飼育することを禁止されました。 マンションで飼育する際の注意点を教えてください!
- コメント
分譲マンションでも犬の大きさ等の規定が細かくあります!大型犬NGの分譲マンションも多いので、事前に不動産屋さんに聞くのがオススメです。
-
- 皆さんは、ペットが万が一脱走した場合の対策などありますか?
- 犬を飼って1年経ちました。トイプードルです。 我が子のように可愛いです。迷子になったらどうしようと、ふと考えてしまい 皆さんは、迷子になった際の対策、ならないようにする対策などあるのでしょうか?
- コメント
入り口にゲートを付けていることと、首輪に住所や連絡先を書いていますね。まぁマンションなので脱走しても同じ階のフロアをうろうろするくらいなんでしょうけど。