愛猫の出産に備えて準備できることとは?産箱の作り方や設置場所を詳しく解説!

愛猫の出産に備えて準備できることとは?産箱の作り方や設置場所を詳しく解説!

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大切な愛猫の子猫が生まれると知ってとてもうれしい気持ちにもなり、ぜひ自宅で出産させたいと思う方も少なくないことでしょう。とはいえ自宅で出産させるとなると、そのための準備が必要になります。今回は猫の出産に関する基礎知識に加えて、産箱の作り方や置き方について詳しくご紹介していきたいと思います。

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愛猫を自宅で出産させたい!

母猫と子猫

Orhan Cam/shutterstock.com

もし愛猫が妊娠していたら・・・。大抵の方は驚くことでしょう。どこで?いつ?そして、これからどうしたらいいの??といろいろな疑問や心配が湧き上がります。

でも、大切な愛猫の子猫が生まれると知ってとてもうれしい気持ちにもなり、ぜひ自宅で出産させたいと思う方も少なくないことでしょう。愛猫の出産に立ち会い、新しい命の誕生を目の当たりにできるとしたら、それはそれは感動すること間違いありません。

とはいえ自宅で出産させるとなると、そのための準備が必要になります。妊娠中の猫用の食事に変えてあげる必要がありますし、他にも産箱を用意しなくてはいけません。ということで今回は猫の出産に関する基礎知識に加えて、産箱の作り方や置き方について詳しくご紹介していきたいと思います。

猫の妊娠について基礎知識を身に着けよう

妊娠している猫

Sergey Kamshylin/shutterstock.com

愛猫が子猫に会えると思うと、とてもワクワクしますよね。でもまず、飼い主さんが猫の妊娠について基礎知識を持つことで、愛猫の出産をサポートしてあげる準備をしましょう。

猫の出産は大抵安産だとは言われていますが、そうはいっても妊娠や出産というのはリスクも伴うものです。

猫の発情期はいつ?

猫は大抵、生後5か月から1歳くらいまでに発情期を迎えるといわれています。とはいえこれには個体差がかなりあります。長毛種は遅いと言われていますし、メスの発情はオスよりも早いといわれています。

猫は季節繁殖動物といわれていて、季節によって発情期を迎える動物です。昼間の日照時間が14時間以上になると、反応して発情がおこります。それで猫の発情期はとくに春と夏がピークで、年に2,3回発情期を迎えます。

この日照時間は、人口の照明を長くすることによっても発情期が引き起こされます。それで、一日中照明をつけている家で過ごしている猫や、コンビニストアなどの夜も明るい照明が照らされているお店で暮らしているような猫は、年に3回以上発情することもあるのです。

発情期の行動

メス猫は発情期前になると食欲がなくなりますが、一方で活発になります。そして、いつもより甘えるようになることもあります。トイレの回数が増えるということも見られます。これが1~5日ほど起こります。

また、発情期になると外に出たがる、大きな声で鳴き続ける、トイレの外でおしっこをしてしまうなどの普段とは違う行動を見せます。背中を床に押し付けてくねくねとした動きをしたり、オス猫のようなスプレー状のオシッコをしたりすることもあります。この発情期の行動は4~10日ほど起こります。

この間に交尾をすることで妊娠します。もし交尾をせずに妊娠しなければ、また16~36日周期で発情を繰り返すことになります。

妊娠期間はどのくらい?

猫の場合、交尾をすることによって排卵が起こります。このような動物を交尾排卵動物といいます。交尾を複数回することによって排卵が行われ、一度に5,6個を排卵します。猫の妊娠の確率はかなり高いです。

猫の妊娠期間は2か月ほど(60~68日間)となります。人間から比べると短いですね。猫は日が長くなった季節に発情期を迎えますが、ちょうど暖かくなりエサが多く取れるときに子猫を出産することができるわけです。

妊娠中の猫の変化

猫にもつわりがあります。妊娠後20日くらいから、食欲がなくなったり吐いたりします。その後30日程をすぎると、乳首がピンク色に変化します。そして乳房が膨らんできます。

さらにお腹も膨らんできて、食欲が増します。食欲が増えるのは妊娠後45日くらいです。体重が増えてきます。活動量は減ってきます。

妊娠後50日当たりになると、胎動を感じることができるようになります。胎動を感じると、子猫の存在が実感として感じることができ感動しますね。

出産の2,3日前になると母乳がでてきます。これを見て、そろそろ出産だとわかりますね。そして出産前の1日くらいから食欲がなくなり、一か所から動かなくなります。

妊娠したかな?と思ったらすべきこと

病院で検査を受ける猫

Syda Productions/shutterstock.com

猫の出産は安産だといわれていますので、比較的安心して自宅で出産させることができます。とはいえ、やはり妊娠と出産は母猫の体にも大きな負担がかかっている状態です。

それでもし愛猫が「妊娠しているかも?」と思ったら、動物病院に行って診察を受け、妊娠中の変化について説明を受けたり、また注意点なども聞いておいたりすると、安心して出産をサポートしてあげることができます。特に初めて出産に立ち会うというときには、動物病院で診察を受けると良いでしょう。

妊娠中の猫はいつも以上に栄養が必要となります。お腹の子どもを元気に育てるためです。それでいつも与えているフードではなく、妊娠中の猫にオススメの高栄養フードを獣医師に教えてもらうこともできるかもしれません。

妊娠中には胃が圧迫されているため、たくさんの量を一度に食べることができませんので、ごはんの回数やカロリーを増やしてあげる必要があります。

妊娠の検査は超音波エコー検査によってわかりますが、交配後すぐにはわかりづらいこともあり、交配後30日以上がよいとされています。

また、45日以降にレントゲン検査を行うと胎児の数もわかります。胎児の数を把握しておくことのメリットとしては、出産の際に終わったと思ったらお腹の中にまだ一匹残っていたという悲しいトラブルを避けられるという事があります。

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