猫はなぜまたたびが好きなの?その理由に迫ります!

猫はなぜまたたびが好きなの?その理由に迫ります!

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またたびとはつる性の植物で、主に山地に自生しています。またたびを使うと、猫やトラ、ライオンといった猫科の動物は夢中になって、お酒に酔ったかのような状態になり、おかしな行動をとってしまいます。猫がなぜそのような状態になるかについて解説します。

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猫はなぜまたたびが好きなの?その理由に迫ります!

またたびってどんな植物?

またたびの粉

Toni Genes/shutterstock.com

またたびは漢字で書くと「木天蓼」と書きます。初めて見る方は、なかなかまたたびとは読めないかもしれませんね。またたびは、マタタビ科マタタビ属の落葉つる性の木です。またたびの実を乾燥させ粉にしたものが、またたび粉として売られていることがあります。

このまたたびが自生する地域ですが、朝鮮半島の山岳地や、日本の北海道から九州といった限られた地域にしか自生していません。

またたびにも花が咲きます

またたびは6月から7月に花も咲かせます。またたびの花があるなんて、ちょっと意外ですね。白い小さな花をつけるのですが、その花は梅の花に似ています。

またたびにも実ができます

またたびの実には正常な実と、虫こぶの実があります。正常な実の方の様子ですが、形は楕円形です。一方で、虫こぶの実は偏円形となっています。そして、おうとつがあります。

この虫こぶの実は、花が咲く前のつぼみの中にマタタビノアブラムシなどの虫が卵を産むことによって作られます。そして、この虫ごぶの実は正常な実が熟す前に落ちてしまうようです。

虫こぶの実に、猫は大きな反応を示します

またたびの木には葉や枝や幹、そして正常な実もありますが、猫が特に大きな反応を示すのは、正常ではない虫こぶの実なのです。

またたびを使うと猫はどんな反応をするの?

体をくねらせる猫

gornostay/shutterstock.com

またたびを使うと、猫はゴロゴロと喉を鳴らしたり、寝転がって体をくねらせたりします。さらには、頬やあごを擦り付けたり、興奮したり走り回ったりします。よだれを垂らしたり、大声で鳴いたりすることもあるようです。反応には個体差があります。中には反応が激しい猫もいます。

なぜこのような反応をするのでしょうか。なぜなら、またたびの中のマタタビラクトンアクチニジンなどの成分が、脳の中枢神経を刺激し、軽い麻痺状態にさせるためです。

またたびの過剰摂取の良し悪しについては、マイナスな面はまったくないとか、昏睡状態になったり呼吸困難になったりする場合があるなど、様々なことがいわれています。ただ、真偽のほどは確認できていないようです。

またたびに関連したグッズは色々あります。爪研ぎに粉末の状態のまたたびがついてくることがあります。他にも,またたびがすり込まれた猫のおもちゃも存在しています。

またたびを使うと猫にはどんな効果がある?

猫にまたたびを与えると、どんな効果があると考えられているのでしょうか。幾つかの可能性を考えます。

老化の防止

またたびを与えてかじらせることによって、脳に刺激が加わって、老化予防が期待できると考えられています。

食欲の増進

キャットフードや水にまぜることにより、食欲が増すと考えられています。

リラックスした状態

またたびを与えることにより、リラックスした状態になると考えられています。

運動不足の解消

またたびを与えることで、興奮して活発に動いて遊ぶようになり、運動不足が解消されるとも考えられています。

またたびが漢方薬に?

猫

KDdesignphoto/shutterstock.com

またたびが漢方薬として使われているのをご存知でしたか?

実は、花が咲く前のつぼみの中に、マタタビノアブラムシなどの虫が卵を産むことによって作られる、またたびの正常でない実である虫こぶの実を乾燥させることで、もくてんりょう(木天蓼)というという生薬が作られ、人間に使われています。またたびというと、どうしても猫ちゃんをイメージしますから意外ですね。

このもくてんりょう(木天蓼)ですが、神経痛や腰痛、冷え性、リウマチなどに効果があると考えられています。また、この実を粉末にして滋養強壮のために飲むこともあるようです。この実を使って、またたび酒を漬けるということも行われているようです。

虫こぶの実ではなく、正常な実の方は苦味や辛味が強いので、生薬ではなくお漬け物として使用されています。

またたびと似たような植物が存在する?

またたびと似たような植物も存在しています。意外に思われるかもしれませんが、それはキウイなんです。キウイがまたたびと似ているなんて、なかなかイメージが湧かないですよね。なぜ似ているのでしょうか。

なぜなら、このキウイにもまたたびにも含まれている成分、「マタタビクラトン」が含まれているからです。それで興味深い現象ですが、キウイの木の枝や根の匂いを嗅ぐと、猫はまたたびの匂いを嗅いだのと同じような反応を示す場合があるのです。

ただ、品種改良されているキウイですと、またたびの匂いを嗅いだのと同じような反応は得られないかもしれません。たとえばお店で売られているようなキウイは品種改良されているため、十分な反応が得らない場合があります。

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