どら猫ってどんな猫のことをいうの?その意味と野良猫との違いを解説!

どら猫ってどんな猫のことをいうの?その意味と野良猫との違いを解説!

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「どら猫」という言葉を聞いて、アニメ「サザエさん」の歌を思い浮かべる人も多くいることでしょう。しかし、実際にどら猫がどんな猫なのか知っている人はほとんどいません、そこで今回は、どら猫について、また野良猫とどう違うのかを解説していきたいと思います。

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どら猫ってどんな猫のことをいうの?その意味と野良猫との違いを解説!

どら猫とはどんな猫?

魚をくわえる猫

pixabay.com

飼い主がいない猫のことを「野良猫」や、「どら猫」と言うことがあります。しかし野良猫とどら猫には決定的な違いがあります。どら猫とは「飼い主さんがいない猫」であり「他の家の食べ物を盗む猫」のことです。

一方、野良猫も飼い主さんのいない猫を表しますが、別にいたずらをする猫を表すわけではありません。

つまりどら猫と野良猫には「飼い主さんがいない猫」という共通点がありますが、食べ物を盗むかどうかによって呼称が変わるということです。どら猫という猫の種類があるわけではなく、野良猫の1匹が食べ物を盗んだ時点で「どら猫」と呼ばれるようになります。

戦後はどら猫が多かった

戦後の日本の生活が描かれていたサザエさんの時代、飼い主さんがいない猫は家やお店に今よりも簡単に入ることができました。なぜなら、網戸がついている家がかなり少なかったからです。

夏の暑い日やちょっと空気を入れ替えたい場合、人々は窓や玄関を開けっ放しにしていました。そのため網戸がない入り口のちょっとした隙間を利用して、猫はスルリと家に入っていけたわけです。

そして家に侵入してからは狙い通り、お魚などの食べ物を口にくわえ立ち去っていきました。戦後の日本は食糧難だったため、猫に食料を盗まれるのは人々にとって打撃になったことでしょう。

魚や食べ物を口にくわえた猫を追いかけていく人の姿を、当時はしばしば見ることがあったに違いありません。一方、その当時の猫からすると、それはそれで生きていくことで一生懸命だったと思われます。

このようなわけで、戦後すぐの日本には野良猫というよりどら猫の方が多かったと推測されます。しかし、戦後の日本の家と現在の日本の家とでは構造に違いがあります。

現在のどら猫

玄関の前で寝ている猫

pixabay.com

現在ほとんどの家には網戸が付いていますし、泥棒に盗みに入られないように玄関も施錠されています。そのため、玄関が開けっ放しという家は少なくなりました。

また、温暖化に伴う近年の気温上昇やライフスタイルの変化によって、家にエアコンが設置されている家庭はかなり多くなっています。涼むために窓や玄関を開けっ放しにしている家庭はほとんどなく、それゆえに猫が入る隙間は以前と比べてほとんどありません。

このような理由で、昔よりもどら猫の数は減ってきているといえます。

しかし興味深いことに、頭の良い猫は人間が網戸や戸を開ける様子を見て学習します。そのため、手を上手に使って網戸や戸を開けてしまう猫もいるほどです。実際に、そのような器用な猫をテレビなどで見たことがある人もいることでしょう。

器用な猫は勝手に家に入ってきてしまい、びっくりすることに他の家の中でくつろいだり食べ物を盗んだりしてしまいます。どら猫も現代を生きていくために、頭を働かせて賢く生きています。

変わるどら猫の定義

近年、「どら猫」の定義は以前と比較して変化してきているのも注目に値します。ここまで解説した通り、これまでの「どら猫」の定義は、家に侵入したりして人の食べ物を奪う猫のことでした。

しかし近年では、家の敷地内に便や尿をする猫、車の上に乗って傷つける猫、車にマーキングする猫なども「どら猫」といわれるケースがあります。

戦後のように猫が勝手に人間の家の中に入ってきて食べ物を盗んでいくことが少なくなった現代においては、「野良猫」と「どら猫」の違いがなくなってきたといえます。そのため、食べ物を盗むことに限らず、悪さを働く猫のことを全般的にどら猫と呼ぶようになっているのでしょう。

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