一緒に遊びたいのに猫が遊ばないのはなぜ?考えられる6つの理由と対策を紹介!

一緒に遊びたいのに猫が遊ばないのはなぜ?考えられる6つの理由と対策を紹介!

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猫がおもちゃに全く興味を示さなかったり、前はよく一緒に遊んでいたのに急に遊ばなくなったりすると、飼い主さんはガッカリしたり、心配になったりすることでしょう。しかし、猫が遊ばないのにはそれなりの理由があります。この記事では、考えられる6つの理由と猫が遊ばない時の対処方法をご紹介します。

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猫が遊ばない6つの理由

退屈そうな猫

pixabay.com

猫は一人遊びが上手ですが、飼い主さんなど自分が信頼している人や大好きな人と一緒に遊ぶことも好きです。ゆえに、飼い猫が遊びの誘いに全然のってこない時にはそれなりの理由があります。これから、猫が遊ばない理由として考えられる6つの理由をご紹介します。

遊ぶ気分ではない

飼い主さんがどんなに遊びたくても、猫は遊びたい気分でないと一緒に遊ぼうとはしません。これは純粋にタイミングの問題です。人間と同じ様に猫にも、眠い時やお腹がいっぱいの時、疲れている時など、どんなに誘われても気分がのらない時があります。

また、猫はマイペースな生き物です。さっきまで楽しそうに遊んでいたのに、急に冷めてしまうこともあります。遊んでいる最中に、遊ぶのをやめてスッとどこかに行ったとしても、単純に猫の気分が変わっただけなので、あまり心配する必要はありません。

多頭飼いしている場合は「全ての猫がいっせいに遊ぶわけではない」ということも覚えておきましょう。猫の中には、他の猫が遊んでいる時には遊ばない子もいます。先に遊んでいる猫がいると、他の猫たちは遊ぶ気分になれないことがあるのです。これには、猫同士の上下関係や相性、嫉妬などが関係しています。

緊張している

基本的に、猫はとても警戒心が強くデリケートです。知らない場所では緊張し常に神経を尖らせています。そのため、家に迎えてまだ日が浅かったり引っ越して家が変わったりすると、新しい場所に慣れるまで遊ぼうとしないことがあります。新しい家が安全であると確認し自分の縄張りと認識するまでは、緊張や警戒心から遊ぼうとしないのです。

また個体差にもよりますが、猫は見知らぬ人や信頼していない人に対しても警戒します。普段は飼い主さんと遊ぶのが好きな猫でも、来客があると「見知らぬ人が自分の縄張りに入ってきた」という警戒心から遊ばなくなることがあります。そのような場合、猫はとても緊張状態にあるので、無理に遊ばせることはしないでください。

猫は本来、群れではなく単独で行動します。そのため、仲間と遊ぶという感覚がありません。遊ぶといっても子猫の時に親兄弟とじゃれ合う程度です。ゆえに、人に対しても本当に安心できる相手と認められないと、どんなに優しく誘っても遊ぶことはしません。

特に、保護猫や野良猫の場合は、新しい環境や人に慣れるまでにかなり時間がかかることがあります。すぐには遊んでくれないとしても根気強く接してあげるようにしましょう。

大人になった

子猫は、親猫や兄弟猫との遊びを通して社会性を学んでいきます。小さい時は好奇心旺盛で何にでも興味を示すので、とにかく遊びたがることでしょう。しかし2歳を過ぎた頃から、遊ぶ回数も時間もグッと少なくなります。

子猫から飼い始めた場合「前はもっと遊んでいたのに、急に遊ばなくなった」と感じるタイミングがあるはずです。少し寂しく感じるかもしれませんが、大人へと成長している証拠なので心配する必要はありません。

子猫の時と比べると遊ぶ回数は減りますが、成猫になっても遊ぶ子はいます。猫の年齢に合わせた遊び方をマスターするようにしてください。

遊びの好みが異なる

猫の前にあるボール

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猫は全ての遊びに興味を示すわけではありません。それは猫によって遊びの好みが異なるからです。追いかけっこやかくれんぼといったアクティブな遊びが好きな猫もいれば、穏やかな遊びを好む猫もいます。

また猫用のおもちゃと一口にいっても、猫じゃらし、ボール、ぬいぐるみ、紙袋、羽など色々種類があり、どのおもちゃに興味を示すかは猫によって異なります。さらに、おもちゃの動かし方でも興味を示さなかったり警戒して遊ばなかったりということもあります。

体調が悪い

ケガをして痛みがある時や、体調不良を感じている時も当然ながら猫は遊びません。

猫は痛みや体調不良を隠す傾向があります。そのため、具合が悪くてもじっと耐えていることが多く、飼い主さんも体調不良に気づきにくいことでしょう。

完全室内飼育であっても、猫は飼い主さんが知らないうちに足を痛めていたり、肉球が傷ついたり、お腹を壊したりしていることがあります。

いつもはよく遊ぶ猫が急に遊ばなくなった場合、ケガをしていたり体調不良を起こしていないかどうか確認してあげるようにしてください。

動くのがあまり好きではない

年齢や種類に関係なく、もともと動くのがあまり好きではないタイプの猫もいます。こればかりは生まれながらの個性なので、飼い猫が動くことや遊びが嫌いなら尊重してあげるしかないでしょう。

しかし、肥満ゆえに動くのがおっくうになっている猫もいます。食べて寝てを繰り返す毎日を送ってきたがゆえに、太りすぎて体が重くなってしまっているのでしょう。

太ると俊敏な動きはできなくなりますし、激しい運動は足腰に負担がかかるので、遊ぶのを面倒に感じてしまいます。運動しないのでますます太るという負のサイクルに入っている場合は、ダイエットと並行して運動不足を解消する道を探してください。

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