スタンダードプードルってどんな犬？性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ！

スタンダードプードルの性格

大型のスタンダードプードルは他のプードルに比べてエレガントさや優雅さがあります。

スタンダードプードルの性格をいくつかの特徴に分けて紹介します。

頭の回転が速くとても賢い性格

スタンダードプードルの一番の性格の特徴は、全犬種で1～2を争うくらい知能が高いということです。

もともとは水狩猟で活躍したり、サーカスで芸を披露したり、トリュフを探す探知犬などとして使われてきました。

その知能の高さは今ではアジリティやトラッキングなどの競技犬、盲導犬、聴導犬、セラピードッグなどとして活かされています。

賢いのでしつけがしやすい犬種でもあります。

ただ自分に都合のいいことを覚えてしまうことがあるので、注意しながらしつける必要があるでしょう。

人とかかわるのが好きで好奇心旺盛な性格

飼い主と共に過ごすのを好み、好奇心が旺盛なのでゲームや遊びが大好きです。

物覚えが良いので訓練のしがいがある犬種です。

もともと水猟犬だったこともあり、運動能力が高くエネルギッシュなので、たくさん遊んだり散歩をしたりして運動の必要をしっかりと満たしてあげることが大切です。

人懐っこくて寂しがり屋でもあるので、大型ですが室内飼いがすすめられている犬種です。

トイプードルなどと同じように落ち着きがあるので室内でも安心して飼うことができます。

スタンダードプードルの飼いやすさ

スタンダードプードルはとても聡明で落ち着きもあり、その特徴を把握したうえで適切なしつけをすればとても飼いやすい犬種であることがわかるでしょう。

おしゃれなトリミングを楽しむことができますが、時間と費用がかかるのである程度の覚悟は必要です。

スタンダードプードルの飼い方としつけ

人が好きで落ち着いているので室内飼いがおすすめですが、もともと猟犬だったことから体力もあります。

スタンダードプードルの飼育環境はどうすればいいのでしょうか、飼い方やしつけ方についても説明します。

スタンダードプードルの飼育環境

前述のとおり、社交的で人と接することの好きなスタンダードプードルはひとりぼっちで外に放置されるのが苦手なタイプです。

さみしがり屋でもあるので、室内飼育がベストです。

「外で飼おうと思っているなら考え直すように」とアドバイスする人すらいる程です。

運動能力に優れていて、豊富な体力も備えています。

それで、運動不足になるとストレスのためにイタズラや無駄吠えなどの問題行動を起こすことがあります。

欲求不満になったスタンダードプードルは室内やケージ内を荒らすこともあり、その大きなサイズを考えたら大変な事になるとわかるでしょう。

運動する時間を必ず定期的に取るようにしましょう。

自由に動き回れる庭があればベストですが、そうでなくても1日1時間程度の散歩や、ゲームの要素が高い遊びなどをしてあげましょう。

また夏場などは水遊びをさせてあげると喜びます。

関節炎や骨折が起こりやすいといわれていますが、水泳は関節に負担をかけずにしっかりと運動できるのでおすすめです。

上記の理由から、関節に負担をかけないよう床に滑り止めを敷くなどしましょう。

スタンダードプードルのしつけ

スタンダードプードルは大型ということもあり、力があります。

散歩で引っ張られたら、女性では引きずられる可能性も考えられます。

引きずられないように、散歩時はチョークチェーンをつけて散歩をする飼い方がおすすめです。

しつけをする上で注意しておきたいことは、頭が良いのが特徴の犬種であるため、「しつけに隙を見せないこと」が重要です。

褒めるタイミングや叱るタイミングを一貫してしっかりと見極めましょう。

褒めるときはボールを与え一緒に遊んであげるなどできるでしょう。

そういったことを繰り返すことで、スタンダードプードルは自分のことを理解してくれていると感じ、信頼関係が出来てきます。

褒めるタイミング等のコツをつかむために、一度はドッグトレーナーのしつけ教室に行くことをおすすめします。

小型犬ではないことを忘れずに、迷惑行動をおこす暴力的な子にならないよう、責任感を持ってしつけるようにしましょう。