猫にも天敵となる虫が存在する⁉猫にとって危険な存在となり得る虫たちを一挙紹介!(虫の写真なし)

猫にも天敵となる虫が存在する⁉猫にとって危険な存在となり得る虫たちを一挙紹介!(虫の写真なし)

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猫は私たちが触るのも嫌な虫を食べることがあります。例えばゴキブリやハエなどです。こういった虫を食べても猫にとって大きな問題にはなりません。しかし猫にも天敵といえる虫がいます。この記事では猫にとって要注意な虫について考えます。

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猫は虫が大好きです。虫を一生懸命追いかけます。ただ捕まえるだけでなく、口にくわえて運んだり食べてしまう場合もあります。

確かに、虫が良質なタンパク源になる場合もあります。コオロギとかイナゴなら人間でも食べることがありますよね。そのため一部の虫を愛猫が食べてもそれほど心配する必要はありません。

しかし、ゴキブリやハエなど見るからに心配になる虫も食べてしまいます。ゴキブリとかハエは猫が食べてしまっても大きな問題は生じません。では猫には天敵となるような虫はいないのでしょうか。

答えはYESです。やはり猫にとっても天敵となる虫は存在します。体に住み着いて悪さをする虫や、外から攻撃をしかけてくる虫もいます。ではどのような虫が天敵となり得るのでしょうか。

猫の天敵となり得る虫たち

猫とハチ

pixabay.com

猫にとって危険な存在になり得る虫たちをいくつかご紹介します。

ハチ

人間にとってもハチは天敵ですが猫にとっても同じです。ハチにさされたら人間同様、猫も腫れてしまいます。ハチに2度以上刺されるとショック症状を起こす可能性もありますので十分に気を付けましょう。

クモ

クモは猫にとって格好な獲物です。クモは小さくて俊敏な動きをします。そして羽根を広げて飛んだりしません。それでクモは猫にとっては大好きな獲物の一つです。

それでも毒グモを食べてしまわないように要注意です。例えば、セアカゴケグモやカバキコマチグモ、ハイイロゴケグモなどは人間にも影響を与えるほどの毒を持っているので注意が必要です。

猫は全身が毛に覆われているため刺されないように思えるかもしれません。しかし猫も蚊に刺されることがあります。鼻の先など毛の薄い部分もあるからです。

蚊が病原菌を持っている場合もありますので、蚊にも注意が必要です。

ダニ

例えばマダニですが、成虫で体長は3mmから8mmです。なんと血を吸って満腹状態になると10mm~20mmもの大きさになる場合もあります。

マダニは温かい地域では冬でも活動します。自然の環境が豊かな所でも市街地周辺でも見られています。マダニはやわらかい部分の皮膚にかみつきセメント物質を分泌します。それから麻酔様物質が含まれた唾液を分泌し血を吸います。

ネコツメダニという種類のダニもいます。大きさは0.4mm~0.5mmと小さいものの、頭には大きなかぎ爪を持っています。寄生した動物の皮膚に卵を産み、増えていって大量のフケを発生させます。

ダニは屋外でも屋内でも寄生します。はじめに屋外のケースを考えてみましょう。ダニは木々や動物など様々な場所で生息しています。猫が外に出ると散歩の途中でダニが寄生することがあります。

家庭内に生息するダニが猫に寄生するというケースもあります。湿度が高い場所かつダニのエサになりそうなものがたまりがちな場所に繁殖しやすいので、湿度や汚れカスなどに気を付ける必要があります。風を入れて湿度が高くならないようにしたりこまめに掃除をしたりしましょう。

原虫

原虫であるジアルジアやコクシジウムも住み着いて悪さをする虫です。これらは単細胞生物で猫に寄生し、糞便で汚れた毛をなめたり、糞便で汚れたものを食べたりします。

それで愛猫の衛生状態には日頃から気を配りましょう。とりわけ子猫はまだ免疫系が発達途中にありますから注意が必要です。このように猫に住み着いて悪さをする虫は天敵です。

殺虫剤の使用時に注意すべきこと

スプレー

pixabay.com

天敵を駆除するために殺虫剤などを使用することがありますが、その場合に気を付けたいことがあります。

成分をふき取る

大量に殺虫剤を撒いて床などに成分が落ちたら、しっかり拭き取ってあげましょう。殺虫剤が愛猫の肉球に付着し、毛づくろいの時などに口に入ってしまわないようにするためです。

加熱して使用する殺虫剤

加熱して使用するタイプの殺虫剤は、使用時に煙が家の中に充満することがあります。そのようなタイプの殺虫剤を使用する場合には、最初に猫をその場から安全な場所に移してあげましょう。

ホウ酸団子

ホウ酸団子は置けばよいだけの手軽さが人気の殺虫剤です。ホウ酸団子を使用する際は置き場所に十分気を付けましょう。

愛猫がホウ酸団子を食べてしまわないように、猫が絶対に触れられない場所に設置するのがポイントです。もし不安を感じるようであればホウ酸団子の使用については控えましょう。

まとめ

猫

pixabay.com

全ての種類がそうであるわけではないものの、猫にとっても虫は天敵となることがあります。今回挙げたいくつかの虫以外にも危険な生物はいます。

住宅環境をしっかり清潔に保つとともに猫の身体チェックも念入りに行いながら、虫から、しっかりと愛猫を守ってあげてください。

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