猫を1匹で飼っていると寂しがっているの？いいえ、メリットもいっぱいあります！

1匹飼いのメリットはあるの？

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ここまでで、猫の習性上、1匹でいることは寂しいどころか、落ち着くことがわかりました。実際、寂しいといけないからと新たに猫を迎えた途端、ストレスから問題行動を起こしたり、争いが絶えなくて困ったりというケースをよく耳にします。

つまり、単独行動を好む猫にとって、1匹飼いの方がメリットは多いのです。これから具体的なメリットを3つご紹介します。

1.ストレスフリー

猫は1匹で生活するように本能に組み込まれているわけですから、他の猫が視界に入ることや、自分のテリトリーと思っている所に別の猫が侵入することは大きなストレスです。

多頭飼育の場合、トイレや寝床などは猫の数より1つ多く用意し、場所も離して設置するようにとアドバイスされることがあります。それは、猫が自分の縄張りを常に意識し、他の猫とプライベートゾーンを共有することを嫌がるからです。

たまに穏やかな性格の猫もいますが、家に複数の猫がいる場合は、猫同士で各自の縄張りを決めてきっちり住み分けます。もし同居猫が縄張りに侵入すると、長年同居していても、容赦せずに怒りの猫パンチをくらわせます。

ですから、ライバルがいない1匹飼いは、他の猫を見張ったり縄張りを守る仕事がないので、のんびりストレスフリーに過ごせます。

2.愛情を独占

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飼い主さんを独り占めできるのも、1匹飼いのメリットです。ライバルがいないので、自分が甘えたい時に思う存分飼い主さんに甘えることができます。逆に、飼い主さんの注意が自分に向きすぎたり、家族全員がベタベタと猫を構うとストレスに感じることはあります。

とはいえ、猫の扱い方を心得てくれている飼い主さんに飼育され「人間界に猫は自分だけ」という状態は、マイペースで自立心旺盛な猫にとって決して悪い状態ではありません。

3.手厚い待遇

家に猫が1匹だけだと、きめ細かいお世話をしてもらえます。猫用品は意外とコストがかかるので、複数いると妥協点を探さざるをえません。この点、1匹だとまさに一人っ子状態で、グッズのお下がりもありませんし、キャットフードも自分にぴったりの物を用意してもらえます。

しかも、食欲や運動量などもきめ細かくチェックしてもらえるので、健康な状態を保ちやすくなります。