猫の初期費用・生活費・医療費を解説!猫を飼うとどの位お金が必要?
猫を一匹飼うには、どれだけの費用がかかるのか気になりますよね。 家族に迎える時にかかるケージなどの初期費用と食事やトイレ砂など日々の生活費、 ワクチンや去勢・避妊を含む医療費について徹底的に解説していきます。
猫を飼うときの初期費用
Andrey_Kuzmin/shutterstock.com
猫を家族に迎える準備は、ワクワクドキドキ、楽しい猫ライフを思い描いて楽しいものです。
初めてであれば最低限度は用意しなければならないものを挙げました。
以下で約2万円くらいです。
ペットショップやホームセンターで買い揃えることができます。
猫を飼うための必需グッズ
絶対必要な備品は
・トイレ
・トイレ用の砂やペットシーツ
・ケージ
・キャリーケース
・ご飯や水を入れる器
です。
時間があればいろいろな商品を見て比較したり、手作りすることも可能です。
食器も人間が使用していない不要なものを猫専用にすることでいくらかは節約することができます。
けれども、これらは消耗品でもあるので、最初はお手軽な市販品を購入し、買換えや買い足しのときに工夫することも賢い選択です。
猫を飼うためのにあると良いグッズ
PHOTOCREO Michal Bednarek/shutterstock.com
それ以外にあると良いのは
・爪とぎ
・おもちゃ
・爪切り
・ブラシ
です。
これらは生活していきながら揃えても間に合います。
どれも値段の幅があるので、飼い始める前に色々調べてみると良いですね。
ご飯や水に関しては自動給餌器や自動給水器を購入すると、費用はかかりますが、長い目でみるととっても役に立つので検討してみてくださいね!
猫の餌やトイレ用の砂の費用
Aaron Amat/shutterstock.com
猫の生活費は主に「餌代」「トイレ砂代」です。
餌に関しては種類が多く、猫の年齢と嗜好に合わせて選んでください。
1歳までは子猫用、7歳までは成猫用、それ以上はシニア用の餌を選びながら、健康状態に合わせていくことになります。
肥満や腎臓、皮膚、消化器系など疾患に対する予防や進行を遅らせる方法として食生活はとても大切です。
費用が高いから質が良いわけではない
高ければ良いということではありませんし、100円ショップの餌でも健康で長生きする猫もいるのですが、あまり安価なものは材料もそれなりです。
食べる物は安全で安心なものを、という視点は猫も人間も同じで、猫は小食でもあることから、ここは節約しすぎる部分ではありません。 飼い主として、自分も口にすることができるのかどうか?という視点を持って選んであげたいですね。
猫を飼うには若干の費用が増えることも考えておく
療養食と呼ばれる餌は費用としてが高いと感じるかもしれませんが、猫の健康と長生きの為だと思って検討してあげてくださいね。
基本的に、餌はドライフードよりもウェットフードの方が割高です。
低コストで餌を与え続けることを考えるのであれば、ドライフード中心にしても良いですね。
猫のトイレ砂の費用はどんな種類、月1000円もあれば足ります。
猫が気に入って掃除がしやすいトイレ砂を選んでくださいね。
猫のワクチン代だけでなく医療費も念頭に入れよう!
猫のワクチンの費用
Elnur/shutterstock.com
猫は毎年ワクチンを接種する必要があります。
ワクチンは動物病院で接種してもらうことになるので、前もって調べておきましょう。
大体3,000円くらいです。
ノミダニにかかる猫の医療費
最近は完全室内飼いのため、あまり心配しない人もいるのですが、家の中でも寄生するおそれのあるノミやダニの駆虫・予防薬も、最も安価な滴下タイプで1か月1,000〜2,000円です。
これらの年間予防医療費はおよそ15,000〜25,000円は見積もっておきたいものです。
猫の避妊・去勢にかかる費用
それ以外に避妊・去勢手術の費用も発生します。
この費用は動物病院にもよりますが、20,000円~30,000円です。
雄雌によっても費用が違う場合がほとんどなので、必ず事前に確認しておきましょうね。
この手術は一生に一度だけのものです。
しかし、生殖器の病気予防にも利点があり、最初に述べたように飼い主のいない不幸な猫が産まれてこないためにも近年推奨されているので、市町村や都道府県、動物愛護団体で助成金制度を設けていることが多いのです。
手術前に申請しなければならないものや、毎年の申請期限に細かい決まりがありますので要件を確認して利用できる制度は利用すれば費用の一部を節約できますよ。
猫が怪我をしたり病気をすることも費用として考える
それ以外にも、猫は生き物です。
怪我をしたり病気をすることもあります。
投薬治療が長引く場合や点滴を受け続けなくてはいけなくなる場合も想定してください。
いつまでも健康体でいて欲しい気持ちを持ちつつも、飼い主さんはそういった怪我や病気にも対応できるようにしておいてください。
猫を飼うには費用も含めて責任を持とう!
Rawpixel.com/shutterstock.com
野良猫に餌を与えることについて、最近マスコミでも議論されることが多くなっています。
飼い主のいない猫でも命の重さは平等なのでひもじい思いをしているのはかわいそう…という擁護派と、無責任に餌だけ与えることが他の家を糞で汚す“糞害”や、野良猫どうしでの繁殖でさらに不幸な命が多く誕生してしまう…という反対派。
猫にとっての幸せを第一に考えるなら、たとえ1匹でもいいので責任を持って飼う、一生面倒を見るということに尽きるのですが、それはペットショップからお気に入りの猫を迎えるとしても同じことです。
里親募集サイトでも、里親候補者に一定の経済的安定を求める募集主もあり、猫を飼うのにそんなにお金が必要なの?と不安になってしまう人もいるでしょう。
確かに、昔のように飼い猫でも外出自由、餌は人間の食べ物の残り、動物病院なんか行かなくても元気だし、亡くなるのは自然が定めた寿命で2〜5年程度、だいたい亡くなる前には猫自身が姿を隠す、という飼い方であれば、わざわざ費用を心配する必要はありません。
けれども現代では、飼い猫は原則完全室内飼い、栄養バランスの整ったキャットフードを与え、予防接種や避妊・虚勢手術をし、病気も早期発見早期治療を心がけ20歳前後のご長寿猫も珍しくありません。
特別に裕福である必要はなく、一生分の費用を最初から用意する必要もありませんが、ある程度の飼育費用は覚悟したうえで迎える方が安心できます。
飼育費用には猫を初めて迎えるときの初期費用、毎月かかる生活費、年間でかかる予防医療費、病気のときにかかる医療費があります。
それぞれを考えた上で猫を飼うようにしてくださいね。
※表示価格は記事公開時点の価格です。
-
- 愛犬と一緒に出社する夢を実現した富士通『ドッグオフィス』に行ってみた!
- “愛犬と一緒に出社する” ワンちゃんを飼っている社会人なら憧れる人も多いのではないでしょうか。そんな夢のような取り組みを富士通は大手企業ながら実現してしまいました。富士通が愛犬家のためにどんな取り組みをしているのか新たに設立された【ドッグオフィス】を取材してきました!
- 犬の生活
-
- 【2023年版】東京都内の犬と入れる人気ドッグカフェ一覧をご紹介!【63店舗】
- 愛犬と一緒に楽しめる東京都内のドッグカフェを紹介しています。わんことのお出かけ中、乗り換えのついでに立ち寄るのにピッタリのお店や、遠くからでもわざわざ訪れたくなる魅力的で新しいカフェで愛犬と一緒にまったり過ごしましょう!
- 犬のお出かけ
-
- 【犬好き必見】歴代の犬ポケモンランキング!最新作の犬ポケモンまとめてご紹介!
- 11月18日にポケモンシリーズ最新作「ポケットモンスタースカーレット」「ポケットモンスターバイオレット」が世界同時発売しました。そこで、今回は「歴代の犬ポケモン総まとめ」をお送りします。今までポケモンに興味がなかった方も、可愛くてかっこいい犬モチーフのポケモンにメロメロになっちゃうかも。
- 犬種図鑑
-
- 【獣医師監修】犬が口をくちゃくちゃする理由を解説!意外な理由と注意点を解説【2023年版】
- 犬が口をくちゃくちゃと動かしている様子を見たことがあるでしょうか。不思議な仕草なので、普段から気になっている飼い主さんも少なくないと思います。今回は口をくちゃくちゃする理由を紹介します。
- 犬の気持ち
-
- 猫を飼うと後悔する?猫を飼って後悔しないためにできる6つの心構えとは
- 猫はペットの中で飼いやすい動物ですが、それでも猫を飼う前にきちんと心構えや事前の準備をしておくことは大切です。なぜなら、猫の事をよく知らずに飼った後で、後悔していると感じている人も多いからです。そこで今回は、猫を飼って後悔しないためにどんな心構えをすると良いかについてご紹介していきたいと思います。
- 猫と暮らしたい
-
- 猫は段ボールが大好き!段ボールを使った手作りおもちゃや猫ハウスの作り方を紹介
- 猫は段ボール箱が大好きです。猫が段ボール箱にすっぽりと入っている姿は、見ていて癒されますよね。でもなぜ猫は段ボール箱が大好きなのでしょうか?この記事では、その理由を解説すると共に、段ボール箱を利用した手作りおもちゃや猫ハウスの作り方をご紹介したいと思います。
- 猫用品
-
- 犬や猫の譲渡会に参加する時の留意点は何?譲渡側から考えるポイントを紹介
- 保護された犬や猫の里親を探す譲渡会というものが時折開催されます。譲渡会には行き場を失ったかわいそうなペットたちがいますが、もし譲渡する側として参加する場合はどんな点に留意すべきでしょうか?今回は猫の譲渡会を例に、譲渡側が意識すべきポイントを紹介します。
- 猫と暮らしたい
-
- 猫が骨折したら治療費用は高額になるかも!骨折治療費と予防策を学んでおこう
- 猫はしなやかに動く動物で体も柔らかいですが、時には骨折してしまうこともあります。そのシチュエーションは様々ですが、骨折した場合どれくらいの費用がかかるのでしょうか。今回は骨折に伴う治療費や、骨折を防ぐための対処法などについて見ていきましょう。
- 猫の健康
-
- 最近人気の猫かごベッドを手作りしよう!おすすめDIYポイントを紹介します!
- お昼寝が大好きな猫のために、いろいろな種類の猫用ベッドが販売されています。その中で最近人気が出てきているのが猫かごベッドです。ここでは猫かごベッドのメリットから、かごベッドを手作りしてみたい方のためにDIYの方法もご紹介します。ぜひ、かわいい愛猫のためのベッド選びの参考にしてくださいね!
- 猫用品
mofmo掲示板
-
- 散歩途中に他の犬を見つけると吠えまくります。しつけの方法を教えてください。
- おしりの臭いを嗅ぎ合い仲良しのワンちゃんはいるものの その他のワンちゃんには食ってかかるように吠えまくります。 吠えないようにするしつけ方法をおしえてください。
- コメント
ドッグランへ数回連れ出してフリースペースで他犬とコミュニケーションを図るのは如何でしょうか。最初はドキドキ、吠えることもあるかもしれませんが慣れてくるとその場に居合わす犬達間の上下関係もわかるようになると思います。ここでの慣習を散歩へ応用展開すると飼い主の負担も少なく、愛犬も遊んでいる間に矯正・是正がなされるかもしれません。
-
- 犬って歯磨き必要なのですか??
- 歯磨き効果のあるガムやおもちゃの存在はしっていましたが、犬は歯磨きが必要なのですか? うちは歯磨きまでしていないので、するべきなのか、ふとおもいました。
- コメント
してますよ~。小さい頃からやってるからか、うちの子は歯磨き嫌がりませんね。口臭しなくなるし、口の中が雑菌だらけだと、その雑菌が体内に入ることにもなるので、健康のためには絶対にしたほうがいいですよ。
-
- 里親に立候補しようと考えていますが。。。
- 里親に立候補しようかと家族で話し合っています。 ペットショップで購入した犬を15年飼育していたので 犬の飼育の問題は大丈夫ですが、里親さんとのトラブルもよく聞くので迷っています。 実際に家族にお迎えしたことのあるかた、体験談をきかせください。
- コメント
信頼できる団体さんを探すこと。 動物を飼うのは、お金がある程度かかることを理解する。 フード、予防注射、フィラリア予防薬、トリミングは、必須。 病気になったら病院代。 最低でも、上記は掛かります。 最後まで飼育すること。 これが、里親に限らず動物を飼う最低条件です。 無理な方は諦めたほうが、良いです。
総合的な費用をひっくるめて把握しておくことが大事ですね。あとは年間で見てみるのも良いのではないでしょうか。一月あたりの額だと低いと感じても、年間で見ると高いと感じることもあるかもしれません。本当にまかなえる費用なのかきちんと検討しなければなりませんね。
私の友達がお金がないのに猫を飼いました。
早速仔猫が風邪をひいていましたが、お金がないから病院にも行かず。その猫ちゃんがとても可哀想でした。
私の家にも動物がいますが、 言葉がわからないからこそ何か異変があればすぐに気づいてあげたいし、幾らかかろうともそうなれば病院にも即連れて行きます。
生き物を最後まで育てることに手がかかったりお金がかかるのは、最初から分かってる事です。
それが充分に出来ない状態で生き物を飼う事が信じられません。
愛情を持って接するのは当然ですが、愛情だけではゆとりを持って面倒を見ることはできません。
猫を飼いたいとは思うけど、ペットって猫に限らず大変なことがいっぱいだし、その子の一生に責任を持つことになるから無責任なままじゃ飼えないよね。それがあるから躊躇しちゃうんだけど
一人暮らし&ペット可の物件に引っ越したら、猫を飼うのを目標にしてるんで、こういうのを探してました。猫を飼い育てるのには、どういうのが必要で、何にいくらかかるのかが書いてあって、これを基にして、お金の準備をしておこうと考えてます。
猫の初期費用はそれほどお金がかからないんですね。猫をちょうど飼いたいと思っていたので、費用に関してはとても参考になります。ただ猫の生活費とは別に、日頃から医療費など猫貯金はしておいたほうがいいんだなと思いました。病気になったときとか、高くつきそうですもんね。
猫を飼うのには結構な費用が必要になるのかと思ったら、初期費用は二万円ほどなんですね。私の予想よりも予算が少なくて衝撃でした。初期費用以外にも、後々色々とお金は必要になっていくでしょうから、初めから余裕を持っておくのが大事ですよね。
どんなペットでも、生きているからやはりお金はかかりますよね〜…。可愛いからついつい財布の紐も緩みがちだし…笑。自分はひもじい物食べてるのに、うちの子は結構いいもの食べてたりする…。
猫を飼うのはそれなりにお金がかかりますね。エサ、砂なども毎月のように出費になります。記事にもあるように病気になれば高額な出費になりますし、かといって何も治療しないわけにはいきませんよね。お金を出し惜しみする飼い主は飼う資格がないというのは暴言だと思いますけど、それなりの覚悟は必要だと思います。お金持ちだけが猫を飼えるというのは、それも間違ってますからね。
猫が元気な時はいいのですが、病気や怪我をして動物病院にかかると、相当な金額になりますよね。動物の保険も高いし。でも、そんな金額も痛くないほど猫は可愛いですけどね。お金を出し惜しみするような飼い主は飼う資格はないと思います。