コーニッシュレックスってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

コーニッシュレックスってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

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コーニッシュレックスという猫を知っていますか?細い体と大きな耳が特徴的な、コーニッシュレックス。短毛種なんだけど、天然パーマの毛を持つ猫で、ヒゲも被毛もクルクルパーマが掛けられたような見た目の猫です。とっても個性的なコーニッシュレックスの性格の特徴、飼い方のコツをまとめました。

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コーニッシュレックスの特徴

Cornish Rex Cat

Marina Shanti/shutterstock.com

コーニッシュレックスは、見た目とってもスレンダーで、スッキリとした印象です。

とてもカッコいい見た目ですが、じつはあの人気アニメ「ドラゴンボールZ」に出てくる破壊の神「ビルス」のモデルになっているのが、コーニッシュレックスなのでは!?という噂があります。

確かに、似ていますよね・・・!?

なんと調べてみたところによると、やはり島山明先生は過去のインタビューで、実際にコーニッシュレックスを飼っていて、敵キャラを考えていた時にその猫が目に入ってきたという事を語っておられたようです。

それで、「ビルス」のモデルとなったのは、やっぱりコーニッシュレックスだったみたいですね。

細い体と小さなお顔、しかい身体能力がかなり高い猫、それがコーニッシュレックスです。

身体的な特徴

Oriental shorthair cat sitting and watching, gray animal pet, domestic kitty, purebred Cornish Rex. Isolated on white background. Copy space.

Slava_kovtun/shutterstock.com

コーニッシュレックスの身体的な一番の特徴といえるのが、その毛です。

毛は短毛種です。

しかし、天然パーマの特徴的な毛を持っているのです。

よく、”さざなみのよう”な毛とか、”パンチパーマ”のようだ、なんて言われることもあります。

カールしているのは、頭から尻尾の先まで全体です。

触り心地はとっても気持ちよくて、ビロードのような触り心地だと言われます。

絹のような繊細で最高の肌触りを持つコーニッシュレックスは、お鬚まで天然パーマがかかっていて、くりっとしているところが可愛らしいです。

スリムな体をしていて、頭は小さく、Vシェイプの逆三角形の顔の形をしています。

目はそれほど大きくはありませんが、楕円形のつり上がったきりっとした瞳を持ちます。

そして、大きな耳も特徴の一つです。

バットイヤーと言われる、耳の付け根が広くて先端がちょっと丸まっている形をしています。

犬で言うと、フレンチブルドックもこの形の耳を持っています。

耳と耳の間隔は広めです。

コウモリの羽のような形をしていることからこの名前が付けられたそうです。

すらっとした細い体と、小さな頭、そしてシュッとしたお顔に、大きな耳がオシャレですよね。

そして、コーニッシュレックスといえば、その身体能力は”猫界のグレーハウンド”なんて言われるほどなんです。

グレーハウンドは、細くて引きしまった体、そして長くてすらっとした四肢を持ち、跳躍力や俊敏性に長けた犬です。

そして、犬界の中では一番のスピードを持つ犬種なんですね。

その美しい見た目と身体能力の高さで、コーニッシュレックスは有名なんですね。

猫界では、NO.1とも言われるスピードと、そして高いジャンプ力を持っている猫種です。

寿命や体型

Cornish rex on black isolated background

kuban_girl/shutterstock.com

体型は、オリエンタル型です。 猫の体型については大きく分けると6タイプあるのですが、その中でもオリエンタル型は、一番スリムな体型をしている猫種です。

頭が逆三角形で小さくて、胴体と四肢が長いというのがその特徴となっています。

全体的に直線的な形をしていますが、大きな耳がついている猫種となります。

シャム猫なども、同じようにオリエンタル型となります。

シャープでしなやかな細長い体型で、腰がきゅっとくびれているのでセクシーです。

胴と手足が長くて、顔がとっても小さく頬骨も高い位置にあるので、座っている姿を横から見ると、細いんだけど大きな曲線を描く背中と腰、そして高い位置にある小さな逆三角形の顔が、何とも未知なパワーをもっていそうな、不思議な魅力を醸し出しているんですよね。

体重は、平均的にオスだと3~4.5㎏ほどで、メスだと2.5~3.5㎏ほどです。

それで、一般的な猫よりも大きくならない、小柄な猫なんです。

寿命ですが、平均寿命は12~15歳くらいだそうです。

猫全体の平均寿命は15歳くらいなので、平均くらいといえますが、特別長生きする種ではないですね。

それで、健康管理や生活習慣に気を付けてあげて、できるだけいつまでも健康に元気に過ごせるようにお世話してあげる必要がありますね。

コーニッシュレックスの歴史は?

Gray Cornish Rex cat in green grass

DragoNika/shutterstock.com

コーニッシュレックス」という名前は、原産国となっているイギリスのコーンウォール州を意味する「コーニッシュ」と、巻き毛を意味する「レックス」という言葉からきています。

この「レックス」という言葉は、「アストレックス・ラビット」という、突然異変して巻き毛になったウサギからきているんですよ。

コーニッシュレックスの基礎となった猫は、1950年にエニズモア一家に飼われていたメス猫が生んだ子猫の中の一匹です。

その一匹だけが、なんと全身が巻き毛で覆われていたそうです。

つまり、きっかけは突然異変で特徴的なパーマ毛を持つ子猫が生まれたことでした。

とても不思議な毛をしたその子猫は「カリバンカー」という名前をもらったそうです。

このエニズモア家の夫人、ニーナが獣医で遺伝学者であるジュード氏に相談して、この巻き毛を固定化するための繁殖計画をスタートさせます。

繁殖のために、まずはカリバンカーと母猫の交配がなされました。

そうすると、子猫3匹のうち1匹のオスに巻き毛が見られました。

その後、母子交配、母孫交配という親近交配によって巻き毛の猫の育種が行われたようです。

その中で、カリバンカーをもとにして、バーミーズなどを掛け合わせるなどの品種改良がおこなわれていたようです。

そうやっているうちに、メスの巻き毛の猫も生まれるようになりましたが、残念なことに育種のためにかかる莫大な費用や遺伝子検査の中でのアクシデントによって、一時は絶滅の危機にまで至ることとなります。

しかし、繁殖を引き継いだ人たちがいて、慎重に繁殖がすすめられることにより1957年にはアメリカに輸出されることとなりました。

アメリカに輸出された後は、シャムやオリエンタルなどとの交配が行われていき、1967年に現在の「コーニッシュレックス」が完成したそうです。

日本ではまだまだレアな猫種なので、ペットショップで見かけることは少ないでしょう。

珍しい猫ですけど、くるくるとした天然パーマの被毛と美しいスタイルはとっても魅力的ですよね。

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