犬のひげは切ってはいけない!?理由と対処法・注意点を知ろう。

犬のひげは切ってはいけない!?理由と対処法・注意点を知ろう。

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犬のひげを切ってはいけないのか、それとも問題ないのかはネットで検索すると実にいろんな説があるようです。実はペットショップにおいて、犬の美容室つまりはトリミング運営の経験もある私が、この犬のひげについて詳しく解説したいと思います。ひげがある理由、そして切ってはいけない理由や注意点、対処法とは?

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犬のひげの真実!実は重要な役割があります。

Funny closeup of a cute mutt waiting for a treat

Mila Atkovska/shutterstock.com

犬のひげは、一体何の理由であるのでしょうか?それは被毛とは異なるのでしょうか? 実は犬のひげは被毛とは根本的に違い、ここが最大の注意点ですが、毛根には神経と血液が流れている立派な器官なんです。

これは野生動物時代の名残ともいえ、犬の本能をそのまま残して、狩猟に犬が利用されてきた歴史と大いに関係があります。

野生の本能の証がひげなんです

犬の種類を調べると、ある共通点に到達します。 それが狩猟の中では最初に獲物を見つける役割です。鳥や小動物は非常に素早いため、犬の嗅覚と鋭い聴覚と、その強靭な脚力を生かして飼い主よりも早く獲物を犬は見つけます。

したがって、そうした飼い方では犬のひげは感覚器官として、茂みや藪の中で充分役割があるのです。

日本での狩猟の歴史は、鷹などの鳥類を利用したものが多いのですが、犬の原種のほとんどは西欧それもイギリスを代表とした王侯貴族が狩猟を理由に飼育したのがその始まりです。

犬はウサギや、森の中に生息する鳥類を狩るために改良され、皆さんがよく知るプードルやダックスフンドなども元は狩猟用の犬なのです。 もちろん牧羊犬や愛玩犬も存在していましたが、犬といって多くの人がイメージする犬のスタイルは、圧倒的に狩猟用品種が多いのです。

いくら人に飼われている歴史がないからといっても、それは現代のような愛玩を理由に飼われていたわけではないことは、ひげの存在が物語っています。 ひげを切らなければならない対処法は、ずいぶんと近代になって愛玩犬として飼われてからのことが多いですね。

犬のひげは切ってもいいの?

isolated dogs nose close up

Sigapo/shutterstock.com

結論から先に言えば切ってもいいです。けれども犬のひげを切る必要はありませんし、切らないで済むならその方が良いです。

ではなぜひげを切る理由があるのでしょうか?これは、外見上のものだけですね。一部の愛玩犬は被毛の切り方でまるでぬいぐるみ人形のように可憐な雰囲気に仕上がります。

そうするとひげが短く揃っていた方がより可愛らしい見た目になります。

逆に言えば犬らしくない雰囲気に仕上げるわけですが、意外なことに被毛のトリミングをする必要のない大型犬の魅力をより引き出すためにひげを切る飼い主さんもいるのです。

犬のひげを切るかどうかを考えたこともない飼い主さんがほとんどでしょう。

それなのに、切ってもいいの?という疑問が生じるのは、犬の美容室などのトリミングで「ひげは切りますか?」などと聞かれるためで、一般家庭で野外で犬を飼育している場合などは、あまりそういった機会がないからですね。

猫場合はひげは大切な感覚器官で、これがないと狭い場所を潜り抜けたりする際に、急な動作ではくぐれなかったり生活に支障が出ますが、現代の日本で飼われる犬の場合は、こういった理由による心配もありません。対処法も考える必要はないでしょう。

切ることでスタイルがよく見えたり、精悍に見えたりするいわば飼い主さんの趣向に合わせて切ってしまうのは、悪いことではないのです。 これは犬を飼う意味では、注意点として覚えておいてほしいものです。

犬のひげを切る理由は美容の意味が大きい

ドーベルマンボクサーなどの品種の場合、ひげがあまりに長いとその姿は妙に恰好が悪いように感じられるでしょう。

確かに、「見かけでひげを切るのは、人間の都合」とも思えますが、品種の持つ本当のスタイルを維持する理由もありますから、ボクサーの尻尾をカットしたり、耳を切るのと同じでこうした対処法はある程度、愛犬家では常識となっているんですね。

その犬を大切にしているからこそのオーナーもいることから一概に批判することがないよう、この点は注意点として覚えて欲しいものです。

しかもひげの場合は、切ることで生活に支障が出る理由は、犬の場合は猫と違ってほとんどありません。

嗅覚と聴覚と脚力がとにかく犬の健康上には不可欠ですが、ひげの役割はすでに現代の犬の場合、退化の一途をたどっているのかもしれませんね。

いずれにせよ犬のひげを切るという対処法は重要な意味は重要性が低いため、それほど気に理由もないのです。

犬のひげを切る際の注意点とは?

 The nose of the dog that is sleeping, close-up

Malivan_Iuliia/shutterstock.com

最大の注意点は、安易に対処法としてハサミで切らないことです。犬のひげは生え変わることが少ないのです。

換毛期にはたくさんの被毛が抜け、その中に自然に抜けたひげが混じっていることがあります。 このようにして抜けたひげは再び生えて来ることはないと言われており、何もしなくても犬のひげは年齢を重ねるごとに減ってゆくのです。

少しくらい何本か長い程度なら、対処法も気にする必要はありませんし、被毛とは違って伸びすぎるようなひげというのは、犬の場合でも猫の場合でもありません。

従い、仮にトリミングでトリマーさんから「ひげを切りますか?」と聞かれたら、「長すぎるでしょうか?」と尋ねて、問題なければ切る必要がないというのが注意点でしょう。

理由もなく切ることはもちろん、前述した犬のひげは役割を失っても、それは本来の野生や原種の名残だという注意点を考慮し、見かけ上おかしくなければ切る必要はないのです。

柴犬の場合は注意点があります。

柴犬の場合は、いわゆる洋犬とは対処法が異なります。それは外見上の理由が大きいのですが、精悍な顔つきを維持するために基本的にひげは切りません。 それよりも、ああまり短すぎる方が見ていて妙なスタイルに見えてしまいます。

そのため、柴犬の場合は洋犬に比べてひげはやや長い傾向があります。

もちろんだからといって、その柴犬の血統が悪いことは何もありませんが、原則ひげを切るといった対処法は相応しくないというのが本来のスタイルを維持するためには必要でしょうね。

犬のひげは根元に神経も血管もあるので注意!

Portrait of an adorable Beagle - studio shot, isolated on white.

Csanad Kiss/shutterstock.com

非常に気を付けてほしい注意点として、ひげが長すぎるといっても対処法に引き抜いたり、根元からカットするのは絶対によくありません。もちろん髭剃りなど論外です。

この理由は犬にとってはマズル(口元と顎の部分)は、非常に敏感な部位であり、ひげの対処法は根元から離れた先端をカットすることです。

それに口元を触られるの極端に嫌う個体の場合は、ひげを抜くことや無頓着な切り方をすることで、その敏感な部分の皮膚や神経を傷つけてしまうおそれがあるからです。

特にひげを抜くと出血し、犬は痛みを感じることもあるのです。 人間の男性でも髭剃りの仕方が乱暴だと出血したり肌荒れを起こすことがありますよね。優しくしてあげましょう。

ひげを切る対処法そのものが合わない子もいるのです。

くれぐれも無理やりは禁物で、切るにしても注意点ははさみなどの道具に慣れていない子は、一般の方がひげを切るのはやめてほしいということです。

高齢犬では、最後の感覚器官になるかもしれない

Brown dog dreaming

johncan/shutterstock.com

犬の高齢化は最初に眼球に現れ、やがて聴覚と順番に衰えていきます。 特に視力は最初に衰え、眼球の水晶体が白く濁るのはどの犬でもよく見られます。次に来る聴覚は、近づいてくる足音などの物音から始まり、人の話し声もなかなか聞き取りにくくなります。

嗅覚はかなり高齢まで感覚は鋭いままですが、注意点としては身体の感覚の半分ほどが衰えてしまうのは、人間よりも部位が多いということです。

この時点で、ひげの役割はある程度出てくるかもしれません。 犬のひげの毛根には血管が通ってますから、引き抜くと出血する場合もあります。また皮膚の神経に直接作用するため、高齢犬では、理由もなくひげは切ることは生活に多少の影響が出てくることが予想されます。

高齢になった場合は、ひげも大事な感覚器官であるという注意点を心に留めておくべきかもしれません。

ではプロの目から見て、犬のひげを切る理由はありますか?と聞かれたら、迷わず「あまり意味ないので、そんなことよりブラッシングや健康の方を気遣ってあげてください。」といいますね。

16 名無しさん
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柴犬を飼っています!ひげは大切なんですね!

15 名無しさん
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柴犬

14 名無しさん
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切っても問題ないんじゃないかな?

昔のプードルは全て顔バリにされて居ましたが、つまりヒゲもなかったってことですよね。スタンダードは猟犬として使われ、

ミニチュアサイズはサーカス、トイは愛玩犬でしたが

昔の子は今のようにテディベアではなく顔バリですよね。

それによって不具合が起きてたら何世紀もまえに禁止されたカットになってるのではと。

猫はだめな理由は昔から有名ですが。

人間のヒゲとか、わき毛とか

そういうモノと同じような役割ではないかなと個人的に思います。

13 名無しさん
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本文の言いたい事とコメントに書かれてる事がチグハグですね。

神経と血液が通ってるのは爪も同じです。

12 名無しさん
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犬のヒゲは切ってはいけません、ということを教えられないと分からない人もいるんだろうね。でも普通は犬のヒゲを切ろうとは思うわないよな

11 ニューアックス
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犬のヒゲを切ってもいいかどうかを考える時点で異常じゃない?ペットを飼育しちゃいけないレベルでしょ。まずはこんな記事を読んでる場合じゃなくて、きちんと飼育の本を数冊読むべきだと思うよ!?

11 犬将軍
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犬のひげを切ってはいけない?!っていうか切っちゃダメでしょ。ヒゲをそもそも切ろうと思う飼い主がいたとしたら、それは飼い主としてというより人としてどうなんでしょうか。ペットなら何をしてもいいわけじゃないですよね。こんな記事を書かなければいけないほど、犬や猫に対する常識って低いんでしょうか。

9 植物性
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犬のヒゲの毛根には神経と血液が通っているなんて!初めて知ったので、すごく驚かされましたね。とても大事な器官であることを学んだので、私は絶対に切りません。そもそも、ヒゲを切ろうと思ったことはなかったのですが、今後のために知れてよかったです。

8 名無しさん
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人間がかわいくしてあげたいと思ってすることは逆に犬にとっては大迷惑なこともあるんですよね。特にひげは大事な部分なので、見た目の問題で切ってしまうなんてかわいそうですね。

7 名無しさん
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そもそも犬のひげが血液も神経も通っている器官の一つと分かれば、着る理由はどこにも見当たらないですね。美容のための理由だけで切ってしまおうというのは人間のわがままになると言えますね。

6 くま
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ちょっとおかしくない?どうして犬のヒゲを切ろうと思うわけ?無理に切る必要ってありますかね、犬が自分でカットするならともかく、どうして人間が犬のヒゲを切るなんて発想になるのか理解できません。きったらどうなるか、とか以前の問題じゃないかと思いますけどね。犬だけじゃなく、猫だって切ったらダメですよ。

5 名無しさん
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ひげ切るって人いるのか!?と思っちゃいました。毛は切るけど、髭はそこまで伸びないし、途中で止まるでしょ。ひげの役割知らないのかな。ビックリだわ。

4 名無しさん
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犬のひげは大切な感覚器官としての役割があるんですね。むやみに飼い主の都合で切ってしまう事がないようにしたいと思いますね。ひげがあったほうが犬らしくて素敵ですけどね。

3 マット
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いままで、知らないで切っていました!しかもハサミで。あぶない!あぶない!早めにこの記事読んでよかったです。

2 ひげ
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ひげがかっこ悪いからって切ってしまう飼い主はどうかと思う。それは飼い主の気持ちであって犬にとっては大迷惑です。こういったことがエスカレートして動物虐待とかになるのです。

1 たれ
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「切ってもいいです」と言われても、記事を隅から隅までじっくり読むと切らないのが賢明だなと思ったので、ひげは切らないようにします。犬のひげは何のためにあるんだろうと考えたことのある私にとって、大変興味深い記事でした。

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