バンビーノってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

バンビーノってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

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日本ではなかなか見ることのないバンビーノ、それもそのはずで登録認定されたのが2006年と新しく、世界的にも希少な猫なんです。その見た目と性格から「猫界の赤ちゃん」、「猫界の桃」そして「猫界の猿」とも呼ばれているそうです。一体どういうことなのでしょうか。今回はバンビーノの特徴や飼い方のコツを紹介します

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バンビーノの特徴

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amber_85/shutterstock.com

「バンビーノ(Bambino)」とは、イタリア語で赤ちゃんを意味する言葉です。

アメリカ原産ですが、作出者がイタリア系だったことと、毛が無くて小さく、成猫になってもまるで子猫のようだったことで名付けられたそうです。

そんなバンビーノの体型や身体的特徴、寿命などについて説明します。

体型と身体的な特徴

バンビーノはスフィンクスマンチカンを交配して作出された比較的新しい猫種です。

スフィンクスと言えば無毛猫、そしてマンチカンの特徴は足が短いことですが、この2猫種の特徴をしっかりと受け継いだのがバンビーノです。

小型で毛がなく、しわしわなのでまるで人間の赤ちゃんのようです。

大きくなってからも子猫のようなので、「猫界の赤ちゃん」と呼ばれています。

ただ、この肌のしわは年寄りのようにも見えることがあるので不思議な感じがします。

無毛ですが毛が全くないというわけではなく、よく見るとうっすらと産毛が生えています。

触り心地がまるで桃のよう...ということで「猫界の桃」とも呼ばれているわけです。

バンビーノの平均体重は2.4kg~4.0kgで、一般的な猫の体重が3.5kg~4.0kgとされているので、小型の部類の猫であることがわかります。

そしてマンチカンのように短い足が特徴的です。

スリムな体つきをしていて軽量ですが筋肉質でもあり、運動能力が非常に高い猫でもあります。

活発に動き回る姿を「猿のようだ」と表現されることがあることから、まさに「猫界の猿」ということができます。

筋肉質でスリムなのですが、お腹がぽっちゃりと出ているのも特徴的です。

バンビーノは頭の骨が丸みを帯びていて、平らな額と頬骨が突き出ているという特徴もあります。

目は大きいレモン型の目で、耳はピンとたって、スクエア型の鼻をしています。

クールで神秘的な雰囲気を醸し出しているバンビーノ、これから人気が出るかもしれませんね。

寿命

2006年にTICAに「イクスメンタルブリード(実験的な品種)」として登録認定されたばかりの猫種なので、平均寿命の統計が集まっていません。

交配したマンチカンの平均寿命は12歳くらい、スフィンクスの平均寿命は12歳から14歳くらいと言われているので、このデーターから予測することができるでしょう。

人間の手で交配されたので、寿命はもっと短くなるだろうと予測する人もいますが、もっと長く生きるだろうと予測する人もいるようです。

これからもっと時間が経つうちに、平均寿命が割り出されるでしょう。

いずれにしても、完全室内飼育で大切に愛猫を飼う人が増えていて、全体的に猫の寿命も延びているようです。

それで、もしこの珍しいバンビーノを入手できたとしたら、大切に育ててできるだけ長く健やかに生活してほしいものです。

バンビーノの歴史は?

Feline animal pet hairless sphinx domestic cat looking eye

Ilya Andriyanov/shutterstock.com

バンビーノはアメリカ原産で「スフィンクス」と「マンチカン」の人為的な交配によって生まれた新品種の猫です。

アメリカ合衆国アーカンソー州にあるキャッテリー「HolyMoly」のオーナーであるステファニー&パット・オズボーン夫妻が、譲り受けた猫をもとに繁殖を行ないました。

オズボーン夫妻はこのハイブリッド種の生存率や健康状態を慎重に調査して、2005年にTICAに登録申請をしました。

そして翌年の2006年に、イクスメンタルブリード(実験的な品種)として登録認定されました。

さらにREFR(Rare and Exotic Feline Registry)という希少猫種の登録を専門にしている機関にも登録されています。

実験的な品種としての段階から新しい猫種に認定されるためにはたくさんの段階を踏む必要があり、新しい猫種「バンビーノ」としての認定登録への道は険しそうです。

今後遺伝的な重大な問題が生じたりすると、新しい猫種としての登録はさらに厳しくなります。

現状ではスフィンクスの亜種として登録される可能性が強いとされています。

世界的にも希少な猫ですが、日本にも入ってくるときが来るのでしょうか、楽しみでもありますね。

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