マンダレイってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

マンダレイってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

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マンダレイという猫を知っていますか? 歴史が浅く1980年に誕生したマンダレイは、日本ではあまり見かけない猫ですが、とても愛くるしい猫種です。 今回はマンダレイの性格、特徴、しつけのコツ、飼い方についてご紹介していきます!

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マンダレイの特徴

マンダレイ

shutterstock.com

マンダレイは日本ではまだまだ知名度が低い猫ですが、ドラマチックな誕生をした猫なんです。

漆黒で艶やかな被毛は「ブラックサファイヤ」や「黒真珠」などの宝石に例えられるほどで、その美しさにも定評があります。

まだ猫種として誕生してから日が浅く、分からない部分も多いミステリアスな猫です。

しかし人懐っこくてフレンドリーな性格で、かわいらしいマンダレイは魅力たっぷりの猫ですよ。

身体的な特徴

艶やかな被毛が優美な印象のマンダレイですが、意外と筋肉質なしっかりとした体型をしているので、運動能力は高く、ジャンプ力や俊敏さにも優れている猫です。

しなやかな体つきをしていて、ピンと伸びた長いしっぽを揺らしながら歩く姿は気品に溢れています。

マンダレイは目の間が少し離れている特徴があり、美人ネコというよりも愛嬌のあるかわいらしい顔立ちをしています。

小さな漆黒の顔の中にある切れ長の琥珀色の瞳は美しいコントラストを出していて、マンダレイ特有のミステリアスな雰囲気出しています。

寿命や体型

マンダレイの平均寿命は13~15歳と言われており、一般的な猫の平均寿命とほぼ同じです。

しかしまだ歴史の浅い猫なので個体によって寿命に差があるそうなので、マンダレイに合った飼い方をしてあげることで、寿命を延ばしてあげられるかもしれませんね。

マンダレイの体重は3.5~6.5キロくらいで、小型~中型の猫種です。

コビータイプと言われる全身ががっちりとした筋肉に覆われているタイプの猫種です。

マンダレイの歴史は?

マンダレイはニュージーランドで生まれた猫で、バーミーズというネコの新種です。

マンダレイが誕生した経緯はドラマチックで、意図的に作出されたのではなく偶然が重なって起こったそうです。

1980年代にニュージーランドで飼われていた、由緒正しい血統のチャンピオンキャットのメスのバーミーズが家から逃げ出した時に、短毛種の黒猫と出会って交配し、生まれた子猫たちがマンダレイの始まりとされています。

さすがチャンピオンの母猫から生まれただけあって、その子猫たちもその血統を引き継ぎ、漆黒の被毛と琥珀色の瞳をもつ美しさがブリーダーたちの目に留まり、マンダレイの作出が計画されました。

バーミーズと交配され、生まれた子猫たちは持っている毛色によって「バーミーズ」か「マンダレイ」のどちらかに振り分けられるそうで、兄弟猫でも異なる猫種とされる場合があるという、なんだか不思議な猫です。

マンダレイは単色のみが認められていて、それ以外がバーミーズとなるそうです。

1990年代から他の色も作出されていき、シナモンやキャラメル、またトーティシェル(日本のさび猫のようなカラー)もマンダレイと認められるようになりました。

マンダレイは現在、ニュージーランドのNZCF(New Zealand Cat Fancy Inc)でのみ公認されている品種です。

今後、他の国の猫の血統登録機関に認可されていけば、認知度も上がり飼育される方も増えていくかもしれませんね。

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