ドレーファーってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ドレーファーってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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ドレーファーとは、スウェーデンに移入されたドイツ原産のダックスブラッケという種類の犬です。ダックスフンドに似た胴長短足が特徴ですが、スウェーデンで人気があるのは猟犬として健康な優れた性格をもつからです。猟犬としての性格は、しつけや飼い方次第では家庭のペットにも向いています。

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ドレーファーの特徴

Small cute dog drever type with brown and white fur hanging ears looking into camera.

Artesia Wells/shutterstock.com

ドレーファー(Drever)は、スウェーデン原産の犬種で、「ドレーバー」とか、「ドレーヴァー」と記載されていることもあります。

別名を「スウェーディッシュ・ダックスブラッケ(Swedish dachsbacke)」とも言います。

「ドレーファー」という名前は、スウェーデン語で「ハンター」を意味する言葉に由来しているようです。

スウェーデンの犬種として公認されているもの、じつはドイツが原産の「ウェストフェーリッシュ・ダックスブラッケ」ともともと同種なんです。

「ウェスト・フェーリッシュダックスブラッケ」が、スェーデンで改良されたのが、ドレーファーなんですね。

ドレーファーは、サイトハウンドという、臭いで獲物を見つけ追いかける狩猟犬です。

遺伝的な病気が少ないのが特徴で、胴長短足犬に多い椎間板の問題は少なく、関節や股関節形成不全などに若干の注意が必要です。

ただしこれは、適切な運動を与える飼い方をした本国での報告です。

まっすぐで短い被毛はお手入れが簡単ながら、スウェーデンの厳しい気候にも順応できる特徴があります。 似たような特徴の犬は、多くはアナグマやウサギなど特定の獲物を狩るために育てられます。

しかし、ドレーファーはスタミナがあり、野ウサギやノロジカ、キツネ、イノシシなどさまざまな獲物を狩るために使われます。

足が短いダックスブラッケ犬は、スイスなどの雪山で敏感なシカを、姿勢を低くして追尾するのに向いているという特徴があるので、シカやキツネの猟犬としても好まれます。

よく通る低い声をもっていて、勇敢で小さな体とは思えないほどの体力をもっています。

それで、林の中など、ドレーファーの小さな体が隠れてしまうようなところでも、よく通る声で獲物の場所を教えることができます。

日本ではあまり知られていない犬種ですけど、スウェーデンでは国人的人気を誇る犬種で、現役で狩猟犬として活躍もしています。

さらに、コンパニオン・ドッグ、ショードッグとしても人気です。

スウェーデンにおいてドレーファーは、日本で言う柴犬のような人気を誇る犬種みたいですよ。

現在では、その優れた嗅覚を用いてアメリカで地雷探知犬としても活躍しているそうです。

飼い主に従順で人懐っこい性格も、ペットとしても愛される理由の一つです。

ドレーファーの外見的特徴

ドレーファーの顔はビーグル犬に似ています。

そして、体はというとダックスフントのように胴が長くて足が短いです。

正面から顔だけをみると、「ビーグル犬ですか?」と言いたくなりますが、全体を見ると、ダックスフンドのような体つきをしているので、「ビーグル?ダックス?もしかしてミックス犬!?」と思われてしまいそうです。

ドレーファーのオスは、体高が32~38cm、メスは体高が30~36cm、体重は共に14~16kgです。

それで、小型犬または中型犬に分類されます。

広く厚い胸を持ち、力強い体格をしています。

首もしっかりとしていて、中くらいの長さで、幅広の耳が垂れています。

マズルは短めで、アーモンド形の瞳を持ちます。

尻尾は垂れています。

足が短いので走るのは早くはありませんが、スタミナに長けていて起伏の多い場所にも適しています。

なんと、雪の中では泳ぐように雪の中をかきわけ進み、足が長い他の犬種よりも早く移動することができるんです。

ホワイト&ブラックや、ホワイト&フォーン、さらにトライカラーの毛色で、短毛です。

ドレーファーの寿命・体型

ドレーファーの寿命は約14年ほどと言われています。

もちろん、飼育環境やその個体がもつ遺伝によっても変わります。

しかし、基本的に健康的な犬種のようです。

体つきも、さすが狩猟犬といわんばかりに筋肉質ですよね。

引き締まった体つきをしています。

ドレーファーの歴史

ドレーファー(ドレーヴァー)は猟犬ダックスブラッケです。

ドレーファーはもともとドイツからやってきました。

スウェーデンに移入されたウェストファリアン(ドイツ北西部)・ダックスブラッケ犬を「スウエーディッシュ(スウェーデンの)・ダックスブラッケ」と言い、これが1947年から血統名としての「ドレーファー」になりました。

この「ウェストファリアン・ダックスブラッケ」ですが、1800年代に作出された犬種といわれています。

足の短いセントハウンド犬種を作るため、イングリッシュ・フォックスハウンドに地元のブラッケ犬種、そしてダックスフントなどをかけ合わせて作出されたようです。

ダックスブラッケの「ダックス」はアナグマ、「ブラッケ」はセントハウンド(臭跡を追う猟犬)のことで、足の長いドイツブラッケをダックスフンドなどと交配して作ったので、そのような名前を持つようです。

優れた嗅覚を生かして、獲物の臭いを嗅ぎ分け追跡し、発見したら動けないようにかみ留めをして狩猟をしました。

猟犬としての優れた資質に加えて、気性が扱いやすいものだったため、とても人気の犬種になりました。

そして、1900年代になってからドイツから輸出されることとなります。

じつは、スウェーデンだけでなくデンマークにも渡って改良されたものもいて、その犬種は「デーニッシュ・バセット」として知られています。

1910年にドイツからスウェーデンに渡り、そこで改良され、1920年代に誕生したドレーファーですが、その名前は、スウェーデン語の「猟(Drev)」から来ています。

じつは、1920年に誕生したさいにすぐに人気がでたわけではありませんでした。

しかし、10年がたったころにスウェーデンでノロジカが増えてしまうということが起こります。

ノロジカは作物を荒らしてしまったので、そのときに活躍したのがドレーファーだったわけです。

その後に頭数がどんどんと増えていき、さらに愛好家による手厚い保護を受けて今に至るようです。

ドレーファーの血統の標準として、ウエストファリアン・ダックスブラッケより2cm体高が高い基準値が設定されているのが特徴です。

ダックスフンドと似ていますが性格は違う犬

ダックスブラッケはダックスフンド(ト)に似た胴長短足が特徴の犬で、交配にもダックスフンドが使われています。

しかしダックスフンドが小型動物の狩猟に向いた、テリア気質(好奇心が強く探索向き)の性格であるのに比べ、バセットハウンドに似てハウンド(猟犬)の性格(粘り強く集中力が高い)なのが特徴です。

この性格のちがいをよく理解して、飼い方やしつけに応用しましょう。

他にもスイスに移入したアルパイン・ダックスブラッケが知られています。

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