【犬の気持ち】犬って泣くの？こんな行動をしている時、犬は悲しんでいる！

犬の寂しいと悲しいとは似ているけれど、違います。

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感情豊かな犬ですが、「悲しみ」と「寂しさ」も区別できているってご存知でしたか？

さらに自分の悲しみだけではなく、相手の感情をくみ取って共感する能力もあるそうです。

例えば盲導犬の例で考えてみましょう。

1頭の盲導犬を育てるためには、生みの親である母犬とブリーダーさん、育ての親であるパピーウォーカー家族、訓練士、と大きく分けて3段階の飼育環境を経て立派な盲導犬へと成長していきます。

盲導犬候補の子犬は、産まれてから２ヵ月くらいまでは母犬とブリーダーさんのもとで大切に育てられます。

その後2ヶ月ごろから１歳くらいまで、パピーウォーカーというボランティアの家族の下で、必要な訓練や様々な体験をしながら、人間が大好きになるように愛情いっぱいに育てられます。

その後、訓練所に戻って盲導犬の訓練課程を受けることになります。

そのためパピーウォーカーさん家族は、10ヶ月ほど一緒に過ごした家族同然の犬を手放さなければなりません。

手放すことを承知で育てていたものの、やっぱり別れはつらく悲しいものでしょう。

訓練所に到着し、訓練士に引き渡す時がパピーウォーカーさん家族と犬の最後の別れになります。

その時に犬がパピーウォーカーさん家族にみせる態度は非常に興味深いそうです。 別れを悲しみ、時には涙するパピーウォーカーさん家族を励まし、特に子供がいれば労わるようにそっと寄り添う行動を取るそうです。

これはパピーウォーカーさん家族が犬と別れることをつらく感じているという気持ちに寄り添って、犬が一緒に感情を分かち合っているのだろうといわれています。

犬はこの時分かれることに寂しさを感じていても、悲しんでいるわけではないそうです。

それでも気持ちに寄り添えるということは、人間の感情を察知し、反応できる能力を持っているからなのでしょう。

昔から群れで生活していたので感情をくみ取ることは得意な犬ですが、人間と暮らすようになってからさらに複雑な感情も理解できるようになったのではないでしょうか。

人間の良いパートナーとして犬がずば抜けて人気がある理由の一つは、感情の共有ができることにあるのかもしれませんね。

犬の悲しみがわかる動画

犬自身も悲しみを感じ、涙を流さずともハッキリ表現するということを知って、犬のことがさらに愛おしく思った方も多いのではないでしょうか。

人生のパートナーとしてこんなにも誠実で、また愛情深く感情に寄り添ってくれる相手がいることは、あなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。

大抵は私たち人間のほうが長命なので寿命を迎えた愛犬を見送ることが多いですが、悲しいことに大好きな家族との別れや死別を経験した犬もいます。

ご紹介する動画から、犬たちが飼い主との別れをつらく感じ、どんなに飼い主のことを愛しているのかが伝わってきて、胸が熱くなると同時に、痛いほどの切ない鳴き声に胸が締め付けられることでしょう。

きっと今すぐ愛犬に愛情を伝えて、ぎゅっと抱きしめたくなるはずです！

Wiley crying over Grandma

とても頭の良いワイリーは、大好きなおばあさんが亡くなったことを理解していたようでした。

お墓の側から離れようとしないワイリーは、悲しそうな表情でむせび泣くかのような姿をみせました。

ワイリーはもともと捨て犬で、保護されてからおばあさんの介助犬として働いていたそうです。

短い映像ですが、自分に優しくしてくれた家族の死が本当に悲しかったことが伝わってくる、犬の愛情深さが伝わるものでした。

Dogs Crying When He Meets Owner After Long Time

長く会えなかった飼い主さんとの再会を果たした犬たちの映像です。

どの犬も会えない期間、とても悲しかったことを訴えるかのような切実な鳴き声に切なくなってしまいました。

全身で悲しかったこと、会えてうれしいことを表現してくれていて、中には失神してしまう犬もいるほど。

どれほど家族を愛し大切に思ってくれているのか…犬たちの飼い主さんたちへの深い愛情に胸を打たれるでしょう。

【犬が悲しませない方法】愛情をこめて育てるには？

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犬が涙を流さなくても悲しみを感じている様子を見るのは、飼い主さんにとっても胸が痛くなることでしょう。

愛犬が悲しまないために飼い主さんにできることは、愛犬と普段からスキンシップを十分とって、大切に思っていることや愛情をたくさん伝えてあげることです。

また時間を作って、コミュニケーションをとり、一緒に遊んであげましょう。

犬が悲しくなるのは、飼い主さんから愛情を向けられていないと感じた時です。

「自分に関心を持ってくれないのは、嫌われているからではないか…。」とだんだん悲しくなってしまうでしょう。

飼い主さんへいつも100％の愛情を向けてくれる愛犬へ、私たちもいつも100％の愛情で応えてあげましょうね！

一緒に過ごせる時間が限られている分、いつも幸せいっぱいで悲しい思いを極力させなくてすむよう、楽しく過ごしてほしいですよね。