ロングコートチワワってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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mofmo編集部

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国民的な人気を誇るチワワ!小さくて、大きなウルウルの瞳と、元気で活発なその姿は、多くの人を虜にしちゃいますよね。そんなチワワには、スムースコートつまり短い被毛を持つタイプと、ロングコートつまり長い被毛を持つタイプがいます。どちらもとってもキュートですが、今回はロングコートチワワについて紹介します。

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ロングコートチワワの特徴

Long coat chihuahua on a white background

Sergey Lavrentev/shutterstock.com

CMなどで大注目をあび、その後国民的に大人気となったチワワ(CHIHUAHUA)は、最近の日本の人気犬種ラキングではいつもトップ5にランクインしています。

メキシコが原産で、メキシコのチワワ州にちなんで「チワワ」という名前を持ちます。

そのウルウルの大きな瞳と、大人の人ならその腕にすっぽりと収まるほどの小ささで、今でも圧倒的な人気を誇ります。

得に、日本ではロングコートチワワが人気です。

ロングコートチワワは、被毛が長く、毛並みが柔らかくて手触りもいいのが特徴です。

そして、ゆるくウェーブのかかった被毛なので見た目もエレガントでゴージャスです。

チワワは世界最小の犬種とも言われています。

テチチという犬が祖先で9世紀ごろにはもうすでに存在していたと言われるチワワですが、もともとはスムースコートでした。

そこに、パピオン、ポメラニアンといった犬種を交配させて生まれたのがロングコートチワワなのです。

それで、ロングコートチワワの中には、パピヨンにとても良く似た個体がいたり、ポメラニアンのような顔つきをしている個体がいたりするんですね。

性格は、小さいので臆病なのですが、気も強くて、相手に対して果敢に立ち向かうこともあります。

警戒心が強く良く吠えるので番犬としても優秀と言われますが、無駄吠えをしないようにしっかりと しつけることも大切です。

好奇心が旺盛で、飼い主さんには従順で、とっても愛らしい犬種です。

チワワは毛の色や、その模様、さらには体型にも様々なバリエーションがあり、組み合わせによって無限にバリエーションが広がるとも言われています。

ロングコートチワワの外見的特徴

チワワは体高が15~23cmほどで、体重は1.5~3kgです。

それで、超小型犬に分類されています。

現在、公認されている中で最も小さい犬種となっています。

ただ、大きさには個体差があり、4kg以上になるチワワもいます。

ロングコートチワワの一番の外見的特徴は、やはりエレガントでゴージャスな被毛です。

手触りのよい、柔らかい被毛が生えています。

ストレートに近い被毛、もしくは少しだけウェーブがかかった被毛です。

立ち耳の縁には飾り毛として長い毛が生えているので、それがまた優雅な印象をプラスしています。

耳の他にも、腕や頭部、さらに尻尾などにも飾り毛があります。

様々な被毛の色があるのも特徴です。

頭は「アップルヘッド」と言われるまあるい形をしています。

そして、ウルウルの大きな瞳を持ちます。

手足がとても細く、ケガをしないように十分に気を付けてあげる必要があります。

ロングコートチワワの寿命・体型

じつはチワワの体型には3種類あるってご存知でしたか?

一つはドアーフと言われる、脚が短めでずんぐりとした体型で、もう一つがハイオンと言われる脚が長くてスリム名体型です。

そしてもう一つが、ドアーフタイプとハイオンタイプの中間に当たるスクエアタイプなんです。

ドワーフタイプのチワワは、手足も首も短くて、コロコロっとしたずんぐりむっくりな体型です。

骨太でむっちりとしています。

ペットショップでは、ドワーフタイプが人気のようですよ。

ハイオンタイプは、ドアーフタイプに比べると、手足が長くスラッとしていて、全体的にスッキリとして見えます。

バンビタイプとか、シカタイプとも言われることがあります。

まるでモデルのようです。

脚が長いため、体高が高く横からみたときに正方形の見えます。

そして、中間のスクエアタイプですが、手足や首が長くもなく、短くもなく・・・、ちょうどいい!といった感じの体型です。

街で一般に見かけることの多い体型が、スクエアタイプになります。

ドワーフタイプとハイオンタイプは、同じ犬種とは思えないほどに、まるで違った体型をしています。

そのような、被毛の長さ、カラー、毛質、そして体型にも様々なパターンがあって、バリエーション豊かなところも、チワワの魅力の一つとなっているわけですね。

ロングコートチワワの寿命ですが、約10~15年と言われています。

しかし、中には20歳まで生きた個体もいます。

大型犬に比べると、小型犬のチワワは長生きしてくれます。

スムースコートチワワとの違い

スムースコートチワワは、被毛が短く、どちらかというとやんちゃで元気いっぱなイメージがあります。

光沢のある短い被毛で、スッキリとした印象です。

一方、ロングコートチワワはふんわりとひた被毛が優雅で大人っぽい印象です。

どちらもとても可愛くて、どちらにも魅力があります。

ロングコートチワワはスムースと比べると、被毛が長いぶん、寒さには若干強いそうですが、それでもどちらも寒がりです。

ただ、ロングコートの場合、トリミングなどによって被毛をいろいろとアレンジすることができ、オシャレが楽しめるという特徴があります。

サマーカットといって、短く被毛をカットするとまるでスムースコートチワワのようになり、いつもとは違った印象の姿を見せてくれます。

ただ、被毛のお手入れが簡単なのはやはりスムースコートチワワですね。

シャンプーのあとも乾かすのが断然早くて簡単です。

でも、スムースコートチワワの場合皮膚トラブルが起きやすいという特徴があります。

特に夏は、強い直射日光が皮膚に直接当たることによって皮膚トラブルを発生することもあるようです。

どちらにも、魅力と良さがありますので、どちらが良いということはできません。

性格の違いですが、性格はほとんど変わらないとも言われています。

しかし、ロングコートチワワのほうが甘えん坊で、飼い主に従順だと言われることも愛rます。

そしてスムースコートチワワは、より活発で好奇心が旺盛だと言われます。

ロングコートチワワの歴史

white with chocolate chihuahua dog

Natta Ang/shutterstock.com

一般にチワワはメキシコが原産と言われてますが、じつはチワワの起源については、いろいろな説があり、メキシコ説に加え、中国説、ヨーロッパ説、キューバ説などがあります。

つまり、その歴史についてはまだ謎な部分が多いということなのです。

しかし、最も有力とされているのがメキシコ説なんです。

現在メキシコが位置している場所に、かつて15世紀〜16世紀ごろに栄えていたのがアステカ帝国です。

そのアステカ文明の王族に飼育されていた、小さな犬をテチチ(Techichi)といいます。

このテチチがチワワの祖先犬と考えられています。

このテチチですが、悪霊を追い払い、死者の魂をあの世につれていくと考えられていて、テチチ派”神の使い”だと信じられていました。

それで、じつは儀式のときには生贄にもされていて、人間と一緒に埋葬されることもあったようです。

その頃のお墓に、テチチと思われる犬の化石も見つかっています。

そして、15世紀ごろにアメリカ大陸発見を果たしたコロンブスは、スペインの王様に宛てた手紙野中で、南米で小さな犬を発見↓ことを知らせています。

アステカ帝国は1519年に滅びてしまい、その後テチチがどうなったのかということは不明のままです。

その後、1850年になり、メキシコに訪れた3人のアメリカ人が、チワワ州で小さい犬3匹を発見しました。

その犬こそ、現代のチワワの起源とも言える犬で、チワワ州で発見されたので「チワワ」と呼ばれました。

そして、そのアメリカ人はその3匹をアメリカに連れて帰ることにしました。

その後、繁殖と改良が進められていくことになります。

つまり原産はメキシコですが、チワワが育種されたのはアメリカということです。

アメリカにつれてこられたときのチワワは、今よりもサイズが大きかったようです。

それで、小さなスパニエルやチャイニーズクレステッドドッグなどを交配して、より小さいサイズとして改良し、固定化されました。

チワワの改良の過程の中で、ロングコートチワワが生まれました。

つまり、チワワのオリジナルというのはスムースコートタイプなのです。

そのオリジナルに長毛種の犬をかけ合わせて生まれたのが、ロングコートチワワということです。

ロングコートチワワは、スムースコートチワワに、パピヨンポメラニアンなどを交配しています。

アメリカのケネルクラブ(AKC)に登録されたのは1904年のことです。

その頃は、犬は使役犬として飼育することが多かったので、体の小さなチワワはあまり人気がなかったようですが、その後、1960年以降に都市化が進んだことにより、家庭の中で犬を愛玩犬として飼育することが増え始めてからは、チワワの人気が徐々に高まりました。

日本でチワワが飼育される様になったのは、1970年代でした。

その頃、まだ日本では長毛のマルチーズやヨークシャテリアが人気で、輸入されてはいたとはいえそれほど飼育頭数が多くありませんでした。

しかし、バブルが崩壊した後に、人々の住宅事情が変化しコンパクトな住宅でも飼育しやすいチワワは注目を集めるようになります。

その後も、小型犬や超小型犬はマンションやアパート、都市部でも飼育しやすいということでとても人気となりました。

テレビCMにも起用されることとなり、うるうるのその瞳と「くーん」という愛嬌たっぷりの甘える姿に多くの人が虜になったことでしょう。

日本では毎年、チワワの飼育頭数は全体の中でも上位にランクインしています。

日本ではロングコートチワワが大人気ですが、海外ではスムースコートチワワが人気のようですよ。

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4 名無しさん
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ロングコートチワワは見た目が愛らしいんですけど、実際にはかなり気の強いワンちゃんなんですよね。自分の体格差を埋めるために気が強いみたいで、無駄吠えも比較的多い犬種だと思います。なのに臆病って感じのイメージですね。

3 名無しさん
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犬種によって育て方は変わってくるものです。どんな性格をもっているのか、体格はどうなるのか。ある程度の傾向を掴むと躾もしやすいですよね。ただそれが絶対当てはまるということは思わずに、その子の特徴もちゃんと理解してあげたいですね。

2 名無しさん
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友人が飼っているロングコートチワワはとても人懐っこく可愛らしいです。小さいけど気が強い感じですね。いつも家に行くとすぐ近寄ってきて座ると隣にちょこんといてぬいぐるみみたいです。目もくりくりしてるし飼うならロングコートチワワを飼ってみたいです。

1 名無しさん
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ロングコートチワワが超小型犬って知りませんでした!確かにあれより小さいのはあんまり見ないかも知れないです。でもつぶらな瞳とか可愛いですよね。長生きもしてくれるのも良いですね。ワンちゃんも家族だからずっと一緒にいたいですもんね。