
バリニーズの基礎知識とおすすめのキャットフード!

mofmo編集部です。
『バリニーズ』もしくは「ロングヘア・シャム」という種類の猫をご存知ですか? 多くの人に愛されてきたエレガントで気品漂うイメージの「シャム」にそっくりの猫です! 今回は、まだ知名度もあまり高くない「バリニーズ」の魅力とおすすめのキャットフードをご紹介していきたいと思います!

運動量
バリニーズは運動神経が発達しており、運動量も非常に多いです。
特に、高い所に登るのが大好きでスリムな体で軽々と登っていきます。
先ほども、カーテンをよじ登ることもあるとお伝えしましたが、ステップがなくても足を少しでも引っ掛けられるようなとっかかりがあれば何処でも登ることができます。
家の中で飼育する場合、キャットタワーなど安心して登れる場所を設置してあげるなら、お互いにストレスがなくなりますし、運動不足を防ぐことができるでしょう。
ほとんどの方が室内飼育をされる時代ですが、猫が必要とする運動量は野山を駆け回って狩猟をしていた野生の時とあまり変わっていません。
それを考えると、限られた飼育環境の中でも上下運動やおもちゃを使っての遊びなど、できるだけ必要な運動量を満たしてあげるようにしてあげたいと思いますよね。

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寿命
バリニーズの平均寿命は10年~13年で、およそ15年とされている猫全体の平均寿命と比べると少し短かいです。
というのも、シャム猫同様、糖尿病・悪性リンパ腫・難産・進行性網膜萎縮症・ウールサッキング皮膚腫瘍などになりやすい遺伝子だと言われているからです。
ですからバニリーズを飼育される場合は、些細なことでも気になることがあれば獣医さんに連れて行くなど、体調の変化に目ざとくあり、遺伝疾患にならないように十分な配慮をしてあげる必要があるでしょう。
購入方法
とても可愛らしいバリニーズですが、日本ではまだ頭数が少なく稀な猫種になりますので、ペットショップで見かけることもありませんし、日本国内にあるバリニーズのブリーダーを探すのは正直難しいです。
バリニーズの購入を考えておられる方は、アメリカなど海外のブリーダーから輸入することが一番現実的な方法となることを覚えておきましょう。
アメリカでは500ドル~600ドル(約6万円)ほどで販売されていますが、海外からの輸入諸費用が発生するので、日本で購入する場合は、当然のことながらもっと価格が高くなります。
バリニーズの子猫の価格だけでも17万円ほどになりますし、仲介業者などを通すと手数料などがかかり、30万円ほどになることもあります。
ただし、信頼できる業者を仲介すると、個人輸入による不安やトラブルを防ぐこともできますので初期費用は高くなるとしても安心してバリニーズを迎えるための費用と思えば高くないのかもしれません。
ここまでで、日本ではあまり馴染みのないバリニーズの基礎知識を考えてきましたが、いかがだったでしょうか?
デリケートな一面はありますが、甘えん坊で懐っこく、たくさん一緒に遊べるバリニーズはペットとするのに魅力的な猫ですよね。
そして何よりも、見た目がエレガントで美しいです。
サファイアブルーの瞳の凛としたフェイスに、シルクのような柔らかな被毛が上品で見ているだけで癒されます。
性格的には初心者にも育てやすい猫種ですし、日本では希少価値もありますので、興味のある方はバリニーズをご自宅に迎えることを真剣に検討されることをお勧めしたいと思います。
実際の飼育をイメージするとまず心配になるのが、”どんなキャットフードを食べるのか””どれくらいの量が必要か””バリニーズの健康を促進する栄養素は何か”など、食事のことだと思います。
食事は、飼い猫の健康を左右する一番の要因ですし、バリニーズのような遺伝疾患を抱えやすい猫種だと余計に気を配りたいと思いますよね。
そこで、ここからは、バリニーズにおすすめのキャットフードや、食事の注意点などをご紹介していきたいと思います。

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