猫にパセリは大丈夫?パセリに含まれる栄養素とパセリ配合のキャットフードを紹介していきます!

猫にパセリは大丈夫?パセリに含まれる栄養素とパセリ配合のキャットフードを紹介していきます!

2832
update

料理に彩りを添えたい時に欠かせないパセリ。パセリがあるだけで料理もオシャレに!爽やかな香りが特徴のパセリですが、猫ちゃんに食べさせても大丈夫なのでしょうか?この記事ではパセリにどんな栄養素が含まれているのか、またパセリが原材料の一つとして配合されているキャットフードについてもご紹介したいと思います。

2832
update

パセリは猫に与えてもいいの?

パセリに囲まれている子猫

Oshchepkov Dmitry/shutterstock.com

料理の付け合わせのイメージがあまりにも大きく、料理の主役に選ばれることが難しい野菜といえば「パセリ」です。独特の苦みやえぐみが苦手…と感じる方もいらっしゃるでしょう。逆に「パセリ食べますよ〜」、「パセリ大好きですよ〜」という方も少なくありません。

そんなパセリですが、ねこちゃんに食べさせても大丈夫なのでしょうか。パセリ好きな人にとっては愛猫ちゃんにも食べて欲しいですよね。しかし、猫にとって中毒症状を引き起こす危険性が高い野菜というものもたくさんあるので、適当にあげるわけにはいきません。

ではパセリをねこちゃんに与えて良いのでしょうか?

結論から言うと、基本的には問題ありません。しかしパセリに限ったことではありませんが、初めて与える時や与える量などは気をつけなければなりません。では、パセリにはどのような栄養素が入っていて、猫にどのような栄養効果が得られるのでしょうか。パセリの基本情報を見ていきましょう。

生のパセリ可食部100gあたりの成分

生のパセリには以下のような栄養素が含まれています。

エネルギー 44kcal、水分 84.7g、たんぱく質 3.7g、脂質 0.7g、炭水化物 8.2g、灰分 2.7g、食物繊維 6.8g、カロテン 7400μg、ビタミンE 3.4mg、ビタミンk 850μg、ビタミンB1 0.12mg、ビタミンB2 0.24mg、ナイアシン 1.2mg、ビタミンB6 0.27mg、葉酸 220μg、パントテン酸 0.48mg、ビタミンC 120mg、ナトリウム9mg、カリウム 1000mg、カルシウム 290mg、マグネシウム 42mg、リン 61mg、鉄 7.5mg

参照サイト:https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/Parsley3.htm

このようにたくさんの栄養がパセリにあることが分かります。では代表的な栄養素をもう少し詳しく見てみましょう。

・βカロテン当量 『βカロテン』はカロテノイドの一種です。強い抗酸化作用を持っているので活性酸素を抑止、免疫機能を活性化させ、低下している防御力を増強させます。そのためガンや心臓病などの予防に効果的と言われています。またアンチエイジングの効果にも期待がもて、老化が原因で体にたまった活性酸素から体を守ってくれます。さらに運動による酸化ダメージや筋肉の損傷を抑える効果もあるようです。

また水や熱にも強いので調理損失はほとんどないほか、体内にある程度蓄えておくこともできます。ちなみにβカロテンは脂溶性ビタミンですが、油で調理することによって吸収率が高くなります。

ビタミンC

ビタミンCもβカロテン同じで抗酸化成分です。

パセリのビタミンCはgあたりで比べるとレモンより多いので効率的に摂取しやすいという特長があります。またビタミンCには疲労回復、ガン予防、老化防止などに効果があります。

猫はビタミンCを体内で生成することができますので食事で摂取する必要がないと考えられていましたが、病気になった猫やシニア猫には通常よりも多くのビタミンCが必要とされていますので、食事から摂取することは大切です。

ビタミンE

パセリにはビタミンEもたくさん入っています。ビタミンEは強い抗酸化パワーがあるため、よく食品などの酸化を防ぐ酸化防止剤としてもよく使われます。

「酸化と猫とどんな関係があるの?」と思うかもしれませんが、実は細胞も鉄と同じで酸化します。酸化の原因は活性酸素と言われる物質ですが、ビタミンEを摂取すると活性酸素とすぐに結びついてくれるので、活性酸素から細胞を守ってもらえます。

活性酸素は老化やがん、生活習慣病などと関わりがあるといわれています。ビタミンEを体に取り入れることによってこのような不調が起きるリスクが軽減されると期待されています。

ビタミンK

ビタミンKは脂溶性のビタミンの一つで、出血した際に血液を固めて止血したり、カルシウムを骨に定着させる働きがあります。猫は腸内細菌によってビタミンKが合成されると言われていますが、1日の必要量を補えているとは言いきれません。そのため食物から摂取する必要があります。

葉酸

猫の健康には葉酸は欠かせません。猫がよく草を食べるのはご存知でしょうか。実は猫が好んで食べる植物には「葉酸」が含まれています。ねこちゃんは自然に草を食べて葉酸を補っていると言われていますが、葉酸は神経組織の発達に関与しているといわれています。

また葉酸は細胞分裂や血液中のヘモグロビンの製造に重要な働きをします。そのような理由からか『造血のビタミン』とも呼ばれています。葉酸が不足すると、成長不良や貧血を起こすことになるので、猫にとって重要な栄養素です。

加えて体内での葉酸の働きはDNAの構成にも関与していて、胎児期など細胞増殖の盛んな場合に特に必要とされています。妊娠している猫の場合、胎児が葉酸を大量に消費するため、十分な量を摂取しないと葉酸欠乏症になってしまうかもしれません。

ちなみにパセリ100gあたりには220μgとけっこう多くの葉酸が含まれています。栄養素が多いと逆に心配ですが、葉酸は調理の過程で消失する比率も高いので、通常の食事で摂り過ぎるという心配はないようです。

カリウム

カリウムは、猫が生きていくうえで欠かせない大切な栄養素です。パセリ100gあたりには1000mgのカリウムがあり、これは野菜の中でもトップクラスの含有量です。

カリウムは細胞内外の水分濃度をコントロールする重要な栄養素で、細胞のバランスを整えたり、体内の余分な塩分を尿と一緒に体外に排出したりします。細胞が正常に機能するために欠かせないミネラルのひとつです。

普段の生活で不足することは滅多にありませんが、カリウムの要求量はタンパク質の摂取量と比例します。そのため日常的に高タンパク質のキャットフードを与えているのなら、ある程度の量のカリウムも与える必要があります。

カリウムが不足すると、筋肉が衰えて全身に力が入らなくなったり神経系に問題がおきて神経過敏になったりするといわれています。カリウムは神経の伝達、筋肉の伸縮などのねこちゃんの情報伝達を促進する効果もあるので、不足が起きないようにしなければいけません。

逆に血中のカリウムの濃度が上がってしまうと今度は高カリウム血症になり、これが起きると心臓の機能などが狂って不整脈が発生し、結果的に命の危険も出てきてしまいます。

腎臓や高カリウム血症にかかっているなどカリウムの制限が必要な猫の場合は、パセリを食べてもよいか、まず獣医師に相談してください。

アピオール

パセリの独特の香りと苦み成分はアピオールという苦味成分に由来すると言われていますが、アピオールには食中毒予防、疲労回復、食欲増進効果などがあると言われています。そのため生のパセリを少量みじん切りにしてキャットフードにかけると、その殺菌作用により猫の口臭予防になるようです。

この記事が気に入ったらシェア♪
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板

フォロー

忙しいあなたはSNSでmofmoをフォロー