猫にヨーグルトを食べさせても良い?与えるメリットデメリットを紹介します!

猫にヨーグルトを食べさせても良い?与えるメリットデメリットを紹介します!

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猫の健康を保つためには日々の食事が大切です。そのために健康をサポートする食事を補助食として与えたいと考えている方も多いかもしれません。では、健康に良いとされるヨーグルトは猫に与えても良い食べ物でしょうか?人間とおなじように健康をサポートしてくれるものなのでしょうか?詳しく解説していきます!

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猫の健康をサポートする食事って?

エサを食べる猫

Okssi/shutterstock.com

飼い主さんはきっと、自分の猫がいつまでも元気でいて欲しいと願っていることでしょう。特に猫の健康には気を遣っているのではないでしょうか。健康を保つためには日々の食事が大切です。普段健康に良いどんな食事を与えていますか?

バランスの良い食事に気を遣うだけでなく、健康をサポートする食事を与えたいと考えている方も多いかもしれません。では、どんなものが猫の補助食として有用なのでしょうか?

私たち人間の間ではヨーグルトがブームになった時期がありますね。今でもヨーグルトを毎日食べることを習慣としている人は多いです。健康に良いとされるヨーグルトですが猫に与えても良いでしょうか?人間とおなじように健康をサポートしてくれるものなのでしょうか?

今回は、猫とヨーグルトの関係について詳しくまとめてみました!

猫にヨーグルトを与えてもいいの?

猫にヨーグルトを与えても良いのでしょうか?結論から言うと、少量であれば与えても問題ありません。

どんな食材でもそうですが、同じものをたくさん与えることは健康を促進させるどころか、健康を害してしまいます。それはヨーグルトも同様です。少量であれば与えても良いですし、そのようにすることで猫の健康をサポートしてくれるでしょう。

ヨーグルトってどんな食べ物?

ヨーグルト

DONOT6_STUDIO/shutterstock.com

そもそもヨーグルトってどんな食べ物ですか?お店にはたくさんの種類のヨーグルトが販売されています。それぞれにどんな違いがあるのでしょうか?

ヨーグルトは乳製品ですが、他の乳製品よりも「健康に良い」イメージがあるのはどうしてでしょうか?猫にヨーグルトを与える前に、ヨーグルトの基本的な情報を知っておくのは良いことです。

ヨーグルトの基本情報

ヨーグルトとは、乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させてつくる発酵食品の1つです。ヨーグルトの起源は様々ですが、およそ7000年前とされています。

現在では世界中にヨーグルトが広まっています。日本では明治20年代にヨーグルトを「凝乳」と言う名前で、整腸剤として販売していました。

それ以来、ヨーグルトは様々な形で販売また活用されるようになりありふれるようになりました。テレビなどを通してヨーグルトの効果が強調されると、ヨーグルトを求める声が大きくなりブームへと発展したのです。

多くの種類のヨーグルトが販売されていますが、含まれている乳酸菌はそれぞれ異なっています。それぞれの乳酸菌株の名前が商品名に含まれていることもあります。

例えば、明治のブルガリアヨーグルトは「ラクトバチルスブルガリクス2038」という菌株です。森永のビヒダスは「ビフィドバクテリウムロングムBB536」という菌株が含まれています。

ヨーグルトに含まれる成分

ヨーグルトにはどんな成分が含まれているのでしょうか?

ヨーグルトにはタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの幅広い栄養成分が含まれています。基本的に牛乳がもつ成分はすべて含まれていると考えて良いでしょう。

ヨーグルトに含まれているタンパク質は乳酸菌によってペプチドやアミノ酸になっており、消化吸収に優れていると言えます。さらに、ヨーグルトに含まれているカルシウムはタンパク質や乳酸と結びついて吸収されやすくなっています。ヨーグルトは栄養吸収の点でも優秀な食べ物なのです。

乳酸菌の力とは?

ヨーグルトと言えば乳酸菌ですが、乳酸菌にはどんな力があるのでしょうか?乳酸菌は腸内に届いたときにビフィズス菌などの善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすよう働いてくれます。腸内の悪玉菌が多くなると腸内環境が崩れ、便に問題がでたり免疫力が低下したりします。

乳酸菌にはたくさんの種類があります。乳酸菌の種類や菌株が異なると、その効果や効能も異なります。ですからヨーグルトを摂取する時には、より効果的な乳酸菌が含まれるもの選ぶと良いでしょう。

猫にヨーグルトを与えるメリット

ヨーグルトを食べる猫

GCapture/shutterstock.com

ここから猫にヨーグルトを与えるメリットをいくつかご紹介したいと思います。人間にも良い効果をもたらしてくれるヨーグルトですから、猫にも何らかの良い効果を期待することが出来るでしょう。

もちろん、人間と猫では体に違いもたくさんあります。同じヨーグルトを食べたとしても、必ずしも同様の効果が得られるとは限りません。

便秘や軟便・下痢を改善

猫の腸内環境が悪化すると、腸内の機能が低下します。それが便秘や軟便・下痢と言った症状に表れることがあります。皆さんが飼っている猫のうんちの状態をよく観察なさってください。

あまりうんちをしなかったり、柔らかいうんちや下痢が続いていたりするなら要注意です。うんちは身体の状態を明確に表してくれるからです。ヨーグルトを与えることで原因である腸内環境を改善し、うんちのトラブルもなくなるでしょう。

当然ですが、ヨーグルトを与えすぎることで軟便になったり下痢になったりすることもあります。与える量や頻度を守るようにしましょう。

免疫力の向上

ヨーグルトを与えるなら免疫力を向上させることができます。乳酸菌によって腸内環境が改善されます。そうすることで、身体全体の免疫力がぐっとアップするのです。

免疫力が向上するならどんな良い結果になるのでしょうか?まず猫が病気にかかりづらくなります。免疫力が高いと外部から侵入してくるウィルスを撃退できますので、感染しづらくなるのです。さらに内側から生じる病気にも強くなります。問題となる細胞が増えることも防いでくれるでしょう。

免疫力が向上することは、ネコにとって良いことばかりだということが分かりますね。

気になるニオイを改善

「猫のうんちがいつもよりくさい」「猫の口臭がきつい」「ネコに舐められた部分がくさい」「猫の体臭が気になる」-このように感じることがあるでしょうか?こうしたニオイトラブルの原因は腸内環境の悪化でしょう。

腸内環境が悪化してしまうなら、それがニオイとなって猫の身体から現れるようになります。くさいニオイをまとっているなら、せっかくかわいい仕草や表情をしても台無しですよね。ヨーグルトを与えて腸内環境を改善しましょう。

皮膚や被毛の改善

猫たちの魅力は何でしょうか?たくさんありますが、その中には美しい見た目も含まれているはずです。艶のある被毛、なめらかな皮膚はとても魅力的です。見るだけでなく触る時にもとても気持ち良いものです。ずっと撫でていたいと思うほどです。

そんな被毛を手に入れるためには日々のお手入れが欠かせません。さらに、皮膚や被毛の美しさを悪化させる要因を除き去ることも大切です。

悪玉菌が増えてしまうと、腸内トラブルが被毛や皮膚に表れるようになります。被毛はパサパサしますし、皮膚も荒れるようになるでしょう。そうしたときはヨーグルトの乳酸菌の力によって悪玉菌を減らすことができます。そうするなら被毛や皮膚の改善につながります。

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1 Kimiko Takahashi
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