猫に散歩は必要なの？散歩のメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます！

猫と散歩する際の注意点

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猫と一緒に外で散歩するときには、注意しておかなければいけないことがいくつかあります。猫との楽しく安全な散歩をするためにも、いざという時のためにさまざまなことに備えておくようにします。

1．リードを必ず使う 散歩の際に注意しなければならない点としては、ノーリードで散歩をしないようにという点です。

猫をノーリードで散歩をするというのはとても危険です。素早く走る猫ですから、猫がどこかに行ってしまうことや、そのままどこかへ行ってしまい帰ってこないなんてことも起きかねません。たとえ散歩に慣れている猫でも、これはあり得ることです。さらに周りには猫が苦手な人も散歩していたりしますので、リードはしっかり付けるようにしましょう。

2．予防接種をしておく 猫と散歩を楽しむためにも、予防接種はきちんと済ませておくようにします。

猫だけとは限りませんが、どんなペットも外に出ることで、なにかの病気に感染しやすくもなります。猫白血や猫エイズを持っている猫と直接接触してしまうと、病気が移ってしまうということもあり得ます。病気が移ってしまったら取り返しがつかないことになります。少しでも病気が感染することのないように、それを防ぐために、必ず予防接種を受けておくようことをおすすめします。

3．去勢・避妊手術をしておく 他の注意点として、去勢や避妊を済ませておくことです。

目を離したすきに野良猫と接触することにより、猫が妊娠をしてしまうという可能性もあります。飼っている猫がオス猫だとしても、メス猫から感染症をもらってしまう場合もありますので、必ず去勢や避妊もしておくようにします。去勢や避妊をする時期や、手術の方法などもきちんと調べて、猫にとって少しでも負担の少ないようにしてあげることができるかもしれませんね。

4．ルートの安全の確保 散歩中に注意し気をつけるべき別の点は、他の動物や車などに気を付けることです。

外で歩いていると、普段は家の中で見ることがないような動くものに出会うことになりますので、猫が突然パニックを起こしてしまう場合もあります。たとえパニックを起こさなくても、注意しておいてあげないと、車や他の動物に接触してしまい怪我をしてしまう可能性もありますので、猫を散歩させるルートが安全かどうかの下調べをしておくことは安心かもしれませんね。

猫の散歩で必要なグッズ

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猫と一緒に楽しく安全に外を散歩する場合には、様々な散歩グッズをそろえておくことが必要です。散歩グッズはペットショップやネットで購入でき簡単にそろえることができます。いくつか必要なグッズを紹介していきます。

1．ハーネスとリード 猫と外を散歩をする場合は、首輪ではなくハーネスの利用をすることがおすすめです。猫は犬とは違って柔軟な動きができて、、顔の形に大きな凹凸がありませんので、首輪だと簡単にすり抜けてしまう場合もあるのです。ですから、できる限りハーネスを利用するようにするなら、首輪が外れて猫がどこかに行ってしまうということを食い止めることができるかもしれません。ただ、ハーネスなら絶対に大丈夫ということはありませんので、この点も過信しないように、よく注意しながら散歩してあげるようにしたいものです。

2．キャリーバッグ もしも散歩中に何かあったときに猫が安全に避難できるように、キャリーバッグを一緒に持ち歩くことをおすすめします。急に現れた犬や車に怖がってしまって猫がパニックになったりすることもあるかもしれませんし、他の猫にばったり出会って興奮してしまった場合などに、キャリーバッグの中で休ませてあげると落ち着かせることができます。キャリーバッグの他には、バギーやペットカート代わりに準備しておくこともいいかもしれませんね。

3．エチケット用品 主に室内で飼っている猫ならば、散歩をして外出すると普段と違う状況になりますので、猫が外でいきなり粗相をしてしまうという場合もあります。そのため、おしっこを流す水やフンを取る用のゴミ袋なども持っておくといざという時に安心です。

4．リュック 少し違った散歩の仕方になりますが、猫を散歩させる際に、窓付きのリュックを使うという手もあります。

最近では猫のために窓が付いたリュックというのも販売されていますので、散歩に活用することができるかもしれません。事故にあったり、病気が感染したりすることが心配だけど、愛猫にも外の景色を見せてあげたいし、自然の匂いを楽しませてあげたいという方には、窓付きリュックはオススメです。

飼い主も両手が空きますので、病院に行くときや災害で避難するときも重宝するグッズです。

猫との散歩を楽しんでいる飼い主さんたちのコメント

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猫と散歩する習慣があるという飼い主さんたちのコメントをいくつか紹介したいと思います。

まずはキジトラのオス猫を飼っている方のコメントです。

「うちの飼い猫は、まず外に出たいと思った時には玄関先で大きな声で鳴くんです。散歩に行くからといって歩き回るというわけではなく、お気に入りの場所で寝そべって周囲をながめているだけなんです」

散歩というと、歩き回って運動するというようなイメージがありますが、このオス猫のように、ただ外の空気に触れてゆっくりリフレッシュしている猫もいるということですね。

続いてメインクーンのメス猫を飼っている方のコメントです。

「普段は室内だけで過ごしているので、猫にとっても気分転換になるのではないかなーと思って、一緒にドライブに連れて行くということがたまにあります。近くの海に行ったり、芝生のたくさんある公園へ行ったりして一緒に楽しんでいます」

室内で飼っている猫ですと、周りの景色を見ることや風を感じることなど目に入るものや感じるものが限られてしまうかもしれませんが、ときどきでも外出させてあげることで、新たな世界を感じることができて、猫にとっても良い刺激になるかもしれませんね。

まとめ

猫にとって散歩をすることは必ずしも必要というわけではありません。

でも猫が外の世界を見たいとか、何か感じたいという興味を持っている様子を察した場合には、散歩することは良い刺激になるでしょう。しかしこれまでご紹介したように、散歩することにはメリットもありますが、デメリットもあるものです。

散歩をする前には、しっかりと準備をしてあげることが欠かせません。いきなりほかの動物が多いところや、クルマや人の通りの激しいところに連れ出すのではなく、少し静かなところでトレーニングをしてあげてから散歩に連れて行ってあげることができるかもしれませんね。

怖がりの猫もいます。そのような猫の場合には、ぜったいに無理をして散歩をさせるということのないように注意できます。

猫にとってリラックスできる方法というのはさまざまです。散歩もその一つの方法ですが、どんな方法でも猫にとって豊かな環境を整えてあげるようにしてあげていきたいですね。