マンチカンは短足だけでなく足長も存在する?!足長が存在する理由とその特徴を紹介

マンチカンは短足だけでなく足長も存在する?!足長が存在する理由とその特徴を紹介

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短足の足が特徴的なマンチカンは、歩く姿がとても可愛く、日本でも人気の猫種のひとつです。マンチカンと聞くと、多くの方が短足の姿をイメージしますが、実は普通の猫のような足長タイプのマンチカンも存在します。なぜ足長のマンチカンがいるのでしょうか。その理由を解説すると共に、足長マンチカンの特徴を紹介します。

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マンチカンのタイプ

マンチカンには短足のほかに、普通の足の長さをした個体を持つマンチカンもいますが、マンチカンの特徴を受け継いだミックスタイプも存在しています。全部で8種類のタイプがいます。

スタンダードな「純血種」

純血種はその名前の通り、公式に認められているスタンダードなマンチカンです。マンチカン同士を交配させて生まれた子猫なので、マンチカンの見た目の特徴や性格をすべてそのまま引き継いでいます。

純血種は短足と中足、足長の3タイプのほかに、長毛か短毛、多彩な被毛の毛色などバリエーションに富んでいるのが特徴です。

つまり、純血種のマンチカンと言っても同じパターンではなく、足の長さや被毛の長さ、カラーの違いなど個体によって外見が異なる特徴をしています。

ゴージャスな被毛を持つ「メヌエット(ミヌエット)」

メヌエットは、短足のマンチカンに長毛種の「ヒマラヤン」「ペルシャ」「ペルシャ」エキゾチックショートヘア」などをミックスさせて誕生した猫種です。

交配させた猫種の外見を引き継ぎ、ゴージャスな被毛が特徴です。

2015年に「メヌエット(ミヌエット)」という正式な猫種として認定されましたが、メヌエットの元祖となっている猫が誕生したのは1996年と比較的新しいため、まだあまり知られていないレアな猫種です。

マンチカンの好奇心旺盛な性格と、ペルシャなどの甘えん坊な性格を引き継いでいるため、警戒心が弱くて人懐っこい性格をしています。

折れた耳がキュートな「キンカロー」

ユニークな名前をもつキンカローは、短足のマンチカンに折れた耳を特徴としている「アメリカンカール」を交配させて誕生した猫種です。

縮めているという意味をもつキンキーと、短い足を意味するローレッグを合わせたものが、キンカローという名前の由来になっています。

純血種のマンチカンよりも若干大きめの個体が多く、平均体重は3~6㎏程度と言われています。犬のような性格をしており、活発で人懐っこい性格をしています。

カールした被毛が特徴の「スクーカム」

純血種のマンチカンが直毛をしていますが、それに被毛のカールを特徴とする「ラパーマ」を交配させて誕生したのがスクーカムです。

マンチカンの特徴である短足を見事に引き継ぎながら、ラパーマの巻き毛もしっかり引き継いでいます。

まだ新しくてレアな猫種ですが、明るくて活発な性格をしており、人懐っこいことで知られています。また、あまり鳴かないので、アパートやマンション飼いにも向いている猫種として注目されています。

野生的な見た目をしている「ジェネッタ」

短足の猫は見た目が可愛らしい子が多いのが特徴的ですが、[ジェネッタ(https://mofmo.jp/article/20711)は可愛いだけでなく野生的なカッコよさも備えています。

なぜなら、ジェネッタは純血種のマンチカンと野生的な模様をしている「ベンガル」や「オリエンタルショートヘア」などと交配させて誕生した猫種だからです。

特徴的な短い足に加え、ベンガルのスポットやマーブル柄の被毛、オリエンタルショートヘアの長い胴体を特徴として引き継いでいます。2006年に誕生したばかりの新しい猫種です。

ふわふわの被毛が魅力的な「ラムキン」

ラムキンは、純血種のマンチカンと「セルカークレックス」を交配させて誕生した猫種です。

純血種のマンチカンの特徴を受け継いだ短足を持ちながら、成猫になっても子猫のようなふわふわの巻き毛を持っています。その外見はまるで子羊に似ているので、ラムキンと名付けられたと言われています。平均体重は1.8~4㎏程度と比較的小さめですが、ヒゲまでカールをしている可愛い猫種です。

個体によって好奇心旺盛なマンチカンのような性格、もしくは落ち着きのあるセルカーク・レックスのような性格が強くでるようです。

被毛がない「バンビーノ」

バンビーノは、純血種のマンチカンと被毛がない「スフィンクス」を交配させて誕生した猫種で、2006年に新しい猫種として認定されたばかりです。

バンビーノという名前は、イタリア語の赤ちゃんという意味を由来としています。

マンチカンの手足が短い特徴と、スフィンクスの無毛という特徴をしっかり受け継いでいるので、まるで赤ちゃんのような外見をしていることから名付けられたと言われています。

スフィンクスは無毛であることが大きな特徴ですが、大きな耳やスリムな体型、吊上がった目などの特徴も引き継いでいます。

とても明るい性格をしており、運動も大好きな活発な性格をしています。また、小さな子どもやほかの動物ともすぐに仲良くなれる柔軟性があることでも知られています。

猫界のコーギー「ミンスキン」

ミンスキンは、純血種のマンチカンとスフィンクスをはじめ「デボン・レックス」や「バーミーズ」、「シャム」なども交配に加わって誕生した猫種です。

バンビーノは短足で無毛ですが、ミンスキンはファーポイントとして顔や耳、尻尾、足などの一部に被毛が生えています。それ以外の部位は無毛、もしくは薄っすら毛が生えている程度の外見をしています。

平均体重は2~3㎏と比較的小さいですが、ずんぐりむっくりした体型をしているため”猫界のコーギー”と呼ばれています。とても活発で機敏な動きをし、とても賢い性格をしています。甘えん坊な一面もある愛情深い性格の持ち主です。

まとめ

マンチカンの足の長さやマンチカンの種類などについてみてきましたが、いかがでしたか?

マンチカンと言うと短足のイメージがありますが、足長のマンチカンもいます。足の長さが長いだけで、それ以外は短足のマンチカンと違いはありません。足長のマンチカンにも短足のマンチカン同様、たくさんの魅力があります。

猫の購入を検討している方は、足長マンチカンも候補に入れて検討してみるのはどうでしょうか?

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