猫が髪の毛を食べるのは何故?その理由と食べるのを防ぐ対策方法を解説!

猫が髪の毛を食べるのは何故?その理由と食べるのを防ぐ対策方法を解説!

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猫を飼っている方なら、愛猫が髪の毛に興味を示してじゃれついてきたり、舐めたりしてくる経験をしたことがある人も多いことでしょう。なぜ猫は髪の毛を狙ってきたり、食べたりするのでしょうか?この記事では、その理由と食べるのを防ぐ対策方法について解説していきたいと思います。

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猫が髪の毛を食べるのは何故?その理由と食べるのを防ぐ対策方法を解説!

はじめに

猫と一緒に生活している方であれば、愛猫が髪の毛に興味を示してじゃれついてきたり、舐めたりしてくる経験をしたことはありませんか?上手に前足を使って、髪の毛を噛んだり、食べたりする猫ちゃんもいるようです。

特に子猫の場合は、遊び盛りなこともあり、飼い主さんの髪の毛を猫じゃらしのように狙って遊ぶこともあります。なぜ猫は髪の毛を狙ってきたり、食べたりするのでしょうか?

この記事では、猫が髪の毛を食べる理由とその対策を中心に解説していきます。では、さっそくみていきましょう。

知っておきたい!猫の基本的な特徴

愛猫にキスする飼い主の女性

KDdesignphoto/shutterstock.com

空前の猫ブームが起きているため、近年猫をペットとして飼う人が増えています。とても可愛らしい顔やしぐさを見せてくれる猫ですが、髪の毛を食べるなどの奇妙な行動をすることもあります。

そのため、猫の基本的な特徴を知っておくことは役立ちます。

そもそもわたしたちが一般的に話している”猫”とは、食肉目ネコ科に分類されているヨーロッパヤマネコが家畜化したイエネコのことです。イエネコは、ネズミの捕獲用として家畜化されました。

一般的な猫の体格は、個体差もありますが体重は2~7kg、体長は75㎝程度の大きさをしています。平衡感覚と柔軟性に優れており、気が強く、瞬発力の高い運動能力を備えています。

また、武器ともなる鋭くとがった爪や牙を特徴とし、肉球のおかげで足音をさせずに歩くことができます。

そして、五感の中で最も優れているのは聴覚と言われています。人間が聴こえる周波数は20Hzですが、猫の場合は60~65Hzと、犬の40~45Hzよりも優れています。そのため、ネズミの音もすぐに聞き分けることが可能です。

優れた聴覚を持つ猫は、嗅覚も人間の数万倍優れていると言われています。そのため、さまざまなニオイを識別することができます。猫が髪の毛を食べる理由も、猫の優れた嗅覚が関係しているようです。その点について、詳しくみていきましょう。

猫が髪の毛を舐めたり、食べたりする理由とは?

飼い主の髪の毛で遊んでいる猫

Africa Studio/shutterstock.com

人間は、五感の中でも特に視覚による情報をベースに生き物に愛着を抱きますが、一方猫は、一番優れている嗅覚を使って、飼い主への愛着を感じていると言われています。

そのため、猫が飼い主の髪の毛を舐めたり、噛んだり、食べたりなどの興味を示していることには、次のような理由が考えられます。

理由①髪の毛をグルーミングの対象としている

猫の愛情表現のひとつには、グルーミングが挙げられます。子猫の頃に母猫や兄弟猫にグルーミングしてもらっていた名残りが、成猫になっても残っている子がいます。

そのため、成猫に成長し、新しい家族として迎えてくれた飼い主さんに対して愛情の気持ちが強くなると、愛情表現として自然と飼い主さんの髪の毛がグルーミングの対象になっていると思われます。

上記で少し触れたように、猫は嗅覚によって愛情を感じとっているので、汗をかいてニオイを発しやすい頭皮からの香りがする髪の毛は、グルーミングの対象となってしまうようです。

理由②髪の毛で遊んでいる

動くものに何でも興味を示す猫にとって、ゆらゆらと揺れている飼い主さんの髪の毛は、猫の好奇心をくすぐるおもちゃのひとつとなっています。

たとえば髪の毛をグルーミングとして舐めてくる場合でも、髪の毛が目の前で動いているのであれば、興味の対象となります。最初は舐めていたつもりでも、それがエスカレートしてじゃれて噛みつき、最終的には食べてしまったということも珍しくありません。

”髪の毛はおもちゃ”と一度認識されてしまうと、その後もじゃれついて噛んだり、食べてしまう可能性があるので注意が必要です。

理由③髪の毛のにおいが好き

人間の頭皮にはたくさんの毛穴があり、汗をかくと頭皮の毛穴からニオイが分泌されます。先ほども述べたように、猫は嗅覚がとても優れているため、猫が飼い主の髪の毛を舐めたり、噛みついたりするときは、頭皮のニオイに反応していると考えられています。

人間が使用しているシャンプーの香りを苦手としている猫もいますが、シャンプーの中でもハーブ系の成分が含まれているハーブの香りは、猫が大好きなマタタビに近い成分をしているため、髪の毛に反応する子もいるようです。

猫が髪の毛を舐めたり、食べることのデメリットとは?

シャンプーしている女性

Mr.Cheangchai Noojuntuk/shutterstock.com

猫は飼い主さんの髪の毛に興味や愛情を感じ、舐めたり噛んだりすることが分かりました。でも、愛猫が愛情表現の一環として髪の毛に興味を持っているとしても、舐めたり噛んだりすることには何かしらの影響を与えます。

では、猫が人間の髪の毛を舐めることや噛むことには、どんな影響を及ぼすのでしょうか?

デメリット①シャンプーを舐めてしまう危険性

髪の毛のニオイに猫が反応してじゃれてくる場合は、頭皮のニオイだけでなく、シャンプーやコンディショナーなどのニオイに反応していることも考えられます。もしかすると、シャンプーやコンディショナーなどの洗い残しがあるのかもしれません。

猫専用のシャンプーであれば、猫がグルーミングをする習性を考慮して開発されているので、舐めても問題がない100%植物由来の成分で作られている商品がほとんどですが、人間用のシャンプーは主に汚れを落とす成分で作られています。そのため、たとえオーガニックや無添加と安全性が謳われている商品だとしても、猫が舐めてしまうことには大きな不安が残ります。

ですから、愛猫に健康で長生きしてもらうことを願うのであれば、髪の毛についているシャンプーや整髪料などを舐めたりするなどの行動はやめさせるべきと言えます。

デメリット②髪の毛を飲み込んでしまう危険性

人間の髪の毛は、タンパク質が凝縮された”ケラチン” という物質で構成されおり、人間の体内では消化することができません。

猫の場合も、グルーミングの際に飲み込んでしまった自分の被毛は体内で消化することが出来ないため、毛玉として体外へ吐き出すくらいですから、食べてしまった人間の髪の毛も体内で消化することは不可能です。

万が一、人間の髪の毛を誤飲してしまった場合は、体内に蓄積されてしまいます。特に女性の長い髪の毛を飲んでしまうと、消化器官で絡まってしまう危険性も潜んでいます。飲み込んでしまった髪の毛は、吐きたくても吐くことができなければ食欲が低下し、体調不良につながります。

ですから、愛猫の安全や健康を第一に考えるのであれば、愛猫が髪の毛にじゃれてくるしぐさがたとえ可愛いとしても、やめさせるべき行動と言えるでしょう。

デメリット③有害物質を飲み込んでしまう危険性

人間の髪の毛に使用する整髪料などには、猫にとって有害物質になる添加物がたくさん使用されています。シャンプーやコンディショナーなどで使用されている成分と同じように、猫な整髪料を舐めてしまうなら、何かしらの悪影響を与えます。

女性の方であれば、洗い流さないトリートメントやオイルなどを使用している方も多いことでしょう。洗い流さないというアイテムの場合は、猫がじゃれて舐めたり噛んだりすることで、成分をそのまま体内へ吸収してしまいます。

特に、髪の毛に潤いを与えてくれるオイル、つまり精油は非常に危険です。なぜなら、猫はオイルの成分を上手に代謝することができないため、中毒を引き起こす危険性があるからです。ですから、猫が髪の毛にじゃれてくるようであれば、やめさせましょう。

猫が髪の毛にじゃれて、食べるのを防ぐ対策とは?

髪の毛を結んでいる女性と抱っこされている猫

Veera/shutterstock.com

では、愛猫が髪の毛にじゃれて舐めてきたり、噛みついたりして食べてしまうことを防ぐために、飼い主さんはどのようなことができるでしょうか?

愛猫に”じゃれてこないでね”とか、”髪の毛で遊ばないでね”などと声をかけても通用しませんし、愛情を表現してくれているのに怒るなら信頼関係が崩れてしまいます。

ですから、言葉が通じない猫には、髪の毛にじゃれたて舐めたり噛んだりしてほしくないということを”行動” によって示していく必要があります。

次のような行動を飼い主さんがすることで、髪の毛にじゃれてくることをやめさせる対策になるでしょう。

対策①髪の毛を隠すこと

猫が好奇心から髪の毛に興味を示す場合は、髪の毛を隠すことが一番効果的です。特に髪の毛の長いのであれば、髪の毛をひとつにまとめてしまえば、髪の毛の動きが少なくなるでしょう。

しかし、まとめることができない前髪や、頭皮に近い部分の髪の毛は隠すことができないため、その部分を舐めてくる子がいるかもしれません。そのような場合は、帽子などを使って髪の毛をすべて隠してしまいましょう。

夜寝ている時に、愛猫が髪の毛にじゃれついてくる場合は、ナイトキャップを使われることをおすすめします。

対策②猫が嫌がるニオイの成分を髪の毛につけてみる

猫はレモンやオレンジなどの柑橘系の香りがとても苦手です。その習性を活かし、柑橘系の香りがするシャンプーやコンディショナーを使用してみることもひとつの対策法です。

キライなニオイが髪の毛からしているなら、じゃれついてくることはもちろん、舐めたり食べたりすることもしないでしょう。

対策③おもちゃなどで興味をそらしてみる

髪の毛に執着心を抱いてじゃれついてくる猫の場合、飼い主さんに甘えたいとか、もっと構って欲しいという気持ちが強いことも関係しています。

ですから、愛猫が大好きなおもちゃや興味を惹くものを使って、思いっきり遊んであげましょう。

また、髪の毛の音に反応しているなら、猫草を与えてみることもひとつの方法です。毛玉を吐く効果も期待できるので、この機会に猫草を与えてみるのはどうでしょうか?

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