鳴き声が小さい猫を飼いたい人必見!鳴き声が小さい猫10種まとめて紹介します!

鳴き声が小さい猫を飼いたい人必見!鳴き声が小さい猫10種まとめて紹介します!

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猫の鳴き声に困っている飼い主さんも少なくありません。中には鳴き声が大きくて近所迷惑になってしまう子もいます。安心して猫を飼うために、鳴き声の小さい猫を探したいという人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、鳴き声が小さい猫についてまとめます。

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はじめに

猫は、アパートやマンションでも飼いやすいですし、犬のように毎日散歩に連れて行く必要がないため、ペットとして飼う人が増えています。ペットを飼うなら猫がいいという人も多いのではないでしょうか。

しかし猫の鳴き声に困っている飼い主さんも少なくありません。夜中や早朝にニャーニャー鳴かれて困ってしまうという人がいます。

ひっきりなしにニャーニャー鳴かれると気になりますよね。中には鳴き声が大きくて近所迷惑になってしまう子もいます。安心して猫を飼うために、鳴き声の小さい猫を探したいという人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、鳴き声が小さい猫についてまとめます。

鳴き声が小さい猫10種

可愛い顔で上を見上げているラグドール

Zharinova Marina/shutterstock.com

絶対に鳴かない猫はいませんが、鳴き声が小さい猫はいます。鳴き声が小さければ近所迷惑を心配することなく、アパートやマンション、閑静な住宅地でも安心して猫を飼うことができますね。

ここでは鳴き声が小さい猫として知られている猫種10種をまとめます。愛猫探しの参考にしてくださいね。

1. ロシアンブルー

ロシア原産のロシアンブルーは、「ボイスレスキャット」と呼ばれるほど鳴き声が小さいとして知られています。ロシアの皇帝に愛されたロシアンブルーは美しくエレガントな猫で、1860年代ごろにロシアからヨーロッパに渡るとすぐに人気を集めるようになりました。イギリスのエリザベス女王もロシアンブルーを飼育し、大変気に入っていたと言われています。

第二次世界大戦中は絶滅の危機に瀕しましたが、アメリカやイギリスのブリーダーたちの努力が実り、今では世界的に人気の猫種として多くの人に大切に飼われています。

鳴き声が小さくておとなしい猫ですが、ツンデレで神経質なところもある非常に猫らしい猫でもあります。飼い主に心を開くと甘えますが、それ以外の人には人見知りすることがあります。

またロシアンブルーは、口角が少し上がっているので口元が微笑んでいるように見えることから「ロシアンスマイル」とも呼ばれています。ビロードのように輝く被毛も美しく、ロシアンブルーのエレガントさをさらに際立たせています。基本的にはおとなしいですが遊ぶのが大好きな猫種でもあります。

2.ラグドール

アメリカ原産のラグドールは「ぬいぐるみ」を意味しています。ぬいぐるみのようにおとなしい猫で、猫では珍しく人に抱っこされることを好みます。抱っこされると脱力し身をゆだねるのが特徴的です。とても人懐っこくて人間のそばにいることが大好きな猫です。

おとなしくていつも一緒にいたいという人におすすめの猫ですね。豊かな被毛はフワフワとして気持ちいいですよ。

抱っこされるのが大好きな猫ですが、体は大きくて、個体によっては9㎏ほどに成長することがあります。さらに、他の猫に比べて成長がゆっくりだという特徴もあり、成猫になるのに3年または4年ほどかかると言われています。

子猫の時期は活発で遊ぶのも大好きですが、成猫になるとリラックスしてゴロゴロしていることが多くなります。

3.ペルシャ

ゴージャスな被毛が特徴的なペルシャは、イギリス原産の猫種です。被毛に隠れていますが筋肉質でがっしりとした体つきをしています。穏やかでおとなしい性格だとして知られており、鳴くこともあまりありません。鳴いたとしても鳴き声は小さいとして知られています。のんびりとマイペースに生活することが好きなので、あまり手のかからない飼いやすい猫です。

豊富でゴージャスな被毛を持つペルシャは「猫の王様」とも呼ばれることがあります。とはいえ、プライドが高くてワガママな猫と言うわけではありません。飼い主には甘えることがあり、飼い主や家族と仲良く生活することができます。長毛種なので被毛の手入れに時間をかける必要がありますが、それ以外では飼いやすい猫として人気があります。

4.シャルトリュー

ロシアンブルーと並んで3大ブルーキャットのひとつとして知られているのがフランス原産のシャルトリューです。シャルトリューも口角がやや上がっているので「微笑みの猫」と呼ばれることがあります。柔らかい表情に加えて愛情豊かな性格でもあり、初心者でも飼いやすい猫だと言われています。鳴き声も小さく、とてもやさしい声をしています。

飼いやすい猫ではありますが、猫種の中では大きいほうで、成猫になると7㎏ほどにまで成長する個体もいます。そのため、太らないように適度な運動をさせる必要があります。鳴き声は小さいですが、キャットタワーに登ったり下りたりしているとドンドンうるさいかもしれませんね。

またシャルトリューは、「犬のような猫」とも呼ばれるほど人間に従順で、ちょっとした芸を覚えさせることもできるようです。

5.エキゾチックショートヘア

比較的新しい猫種であるアメリカ原産のエキゾチックショートヘアも、鳴き声が小さくておとなしい性格の猫だとして知られています。ベースとなったペルシャの性格を大きく受け継いでいるようです。

作出にあたってアメリカンショートヘアが使われたため、運動能力は低いのに活発な性格でもあると言われています。高いところに登ったら降りられなくなるという間抜けな一面もあるようです。

エキゾチックと名付けられましたが、見た目がまさにその通りの猫種です。大きくて丸い目、つぶれた鼻、丸い頭は非常にエキゾチックで、「ブサイク」だとも「カワイイ」とも言われています。癖のある見た目をしていますが、人と接することは大好きで、中には抱っこされても大丈夫な個体もいます。ブサイクでカワイイ、ブサカワなエキゾチックショートヘアに魅せられること間違いないでしょう。

6.バーミーズ

アメリカで非常に人気の高いバーミーズも、鳴き声が小さいことでよく知られている猫種です。「慈悲深い猫」と呼ばれることもありますが、適応性が高いので初心者でも飼育しやすいですよ。艶のある被毛とゴールドの瞳が神秘的で、ちょっと近寄りがたい雰囲気がありますが、性格は非常に人懐っこくて「犬のような猫」と言われることもあります。

バーミーズにはアメリカンタイプとヨーロピアンタイプがあります。アメリカンタイプのほうがヨーロピアンタイプに比べて丸みがあってふっくらしています。日本で見かけるのはアメリカンタイプが多いようです。性格はどちらも同じなので、アパートやマンション暮らしの人でも安心して飼育することができるでしょう。

7.シンガプーラ

シンガポールが原産のシンガプーラはCFAに登録されている猫種の中で一番小さいため、「小さな妖精」とも呼ばれています。成猫になっても2㎏~3㎏にしかなりません。体だけでなく鳴き声も小さいので、アパートやマンションなどの限られたスペースでも飼育しやすい猫種です。

活発な猫種だと紹介されることが多いですが、基本的にはおとなしくて静かなところを好みます。

シンガプーラは、もともとシンガポールでは特に注目されることなく生息していました。しかしこの猫種に興味を持ったアメリカ人夫婦が1972年にアメリカに持ち込み、やがてキャットショーにも登場するようになりました。

飼い主だけに心を開く傾向にあるようで、それ以外の人や他のペットと一緒にいるのはあまり得意ではありません。

8.ボンベイ

インドの都市ボンベイから名前を取られた猫種ですが、原産国はアメリカです。インドのクロヒョウのような美しい猫種として作出されたので、ボンベイと言う名前になりました。

作出のために使われたのはバーミーズとアメリカンショートヘアです。理想的な黒猫が誕生するために年月と努力が必要でしたが、1976年にようやくCFAに登録されるまでになりました。

その後も改良に多大の労力が加えられ、バーミーズの艶のある被毛とアメリカンショートヘアの琥珀色の大きな目を持つ魅力的な猫種が誕生しました。アメリカのキャットショーで様々な賞を獲得するまでになり、作出者の願いを叶えることができました。

ボンベイは明るくて愛情深い性格を持っており、家族みんなと仲良くすることができます。犬のようだとも言われることがあるボンベイは非常に賢く、コミュニケーションがとりやすいと言われています。鳴き声も小さいと言われていますよ。

9.アビシニアン

現在のエチオピアはかつてアビニシアと呼ばれていましたが、イギリスとアビニシアの戦争中にイギリス兵が持ち帰った猫がアビニシアンだと言われています。そのため、原産国はエチオピアともイギリスともされているようです。

アビニシアンも大きな声で鳴くことはなく、鳴いたとしても鈴を転がすような小さな声だとされています。

美しいルックスをしているので「クレオパトラにも愛された猫」と言われることがあるアビニシアンは、かわいい顔をしている割には非常に活発でいたずら好きだとも言われています。鳴き声が小さくていいですが、いたずらが過ぎるとちょっと困ってしまうかもしれませんね。それでも人懐っこくて甘えん坊な性格なので、いたずらをしても許してしまいそうです。

声が小さい猫がいいけれど、たくさん甘えてほしいという人にピッタリの猫種です。飼い主が呼ぶと飛んでくるほど賢い子もいるようです。まるで犬みたいですね。

10.ヒマラヤン

ヒマラヤンは、ペルシャとシャムをかけ合わせて作出された猫種です。作出はアメリカとイギリスでほぼ同時に始められ原産国としてどちらの国も挙げられることがあります。ペルシャのような豊かな被毛を持ち、シャムのようなポイントカラーとブルーの瞳を持つ猫が誕生しましたが、毛色や模様がヒマラヤウサギに似ていることから「ヒマラヤン」と名付けられました。

ペルシャの性格を受け継いでいて、非常に穏やかでのんびりとするのが大好きな猫種です。鳴くことも少なくおとなしくしていることを好みます。鼻ペチャのエクストリームと鼻筋が通っているトラディショナルがいますが、日本で飼育されているヒマラヤンはトラディショナルが多いとされています。

キャットショーで好まれるのは鼻ペチャでまん丸の大きな目をした個体ですが、このタイプは健康上の問題を抱えやすいため、一般家庭で飼育するならトラディショナルがいいでしょう。

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