猫に豆苗はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

猫に豆苗はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

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豆苗とは、えんどう豆の新芽のことです。豆と緑黄色野菜の栄養をバランス良く摂取することができる食材として人気があります。猫に豆苗を与えても問題ありませんが、与え方や量には注意が必要です。この記事では、豆苗に含まれる成分や、猫に豆苗を与えるときの注意点を解説します。

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猫に豆苗を与えても問題ない?

新鮮な豆苗

Peter Hermes Furian/shutterstock.com

与え方や量を調節すれば、猫に豆苗を与えても問題ありません。ネギ類や柑橘系の皮のように、猫にとって有害な成分は含まれていないので、消化器官に問題がある猫でない限り、豆苗が猫にとって害になることはないでしょう。

豆苗には葉酸が多く含まれているため、赤血球の形成を助け、貧血を予防する効果があります。特に、貧血気味の猫には豆苗を少量与えると効果的かもしれません。

また、豆苗はとてもリーズナブルな野菜なので、気軽に購入することができます。通常のキャットフードの栄養補助食材として猫に豆苗を与えるなら、猫の健康を維持するのに役立つことでしょう。

猫に豆苗を与えてもいい量

毛並みのいい子猫

pixabay.com

基本的に、猫に豆苗を与える場合は少量だけにしましょう。しかし、猫の年齢や体重などによって、与えてもいい量が変わってきます。では、年齢別に与えていい量を見てみましょう。

子猫の場合

豆苗はあまり消化の良い野菜ではないので、生後12ヶ月未満の子猫にはあまり与えない方がいいかもしれません。子猫の場合、消化器官がまだ発達していないため、豆苗を食べると消化不良を起こす可能性があります。

また、豆苗にはミネラルが多く含まれており、ミネラルを過剰摂取すると体調不良を起こしかねません。たとえ少量であっても、体の小さい子猫にとってはミネラルの取りすぎになる可能性があるので、注意が必要です。

成猫の場合

生後12ヶ月から7歳までの成猫の場合は、消化器官が発達しているので、少量の豆苗を与えることができます。

ただし、生の豆苗には「レクチン」という毒素が含まれているので、与えすぎには注意してください。

老猫の場合

7歳以上の老猫の場合、子猫同様、消化器官が弱ってきているので、豆苗はあまり与えない方がいいでしょう。

もし、猫が豆苗好きで、どうしても与えたいという場合は、ごくたまに、少量を茹でて刻んだものを与えるようにしてください。

猫に豆苗を与えることで期待できる効果

自宅で栽培されている豆苗

pixabay.com

先程も取り上げたように、豆苗には体に良い栄養素がたくさん含まれています。豆苗に含まれる栄養素は以下の通りです。

  • ビタミンA
  • 葉酸
  • ビタミンC
  • ビタミンK

ビタミンAやビタミンCには抗酸化作用があるので、病気を予防したり、老化の進行を遅らせる効果があります。葉酸には、赤血球の形成を促し、造血や貧血を予防する効果を期待することができるでしょう。さらに、ビタミンKは骨の形成を助ける効果があり、骨粗鬆症の予防につながります。

猫に豆苗を与える時の注意点

豆苗にはミネラルが多く含まれています。豆苗を食べ過ぎると、ミネラルの過剰摂取で猫の腎臓に負担がかかる可能性があるので、注意が必要です。

また、生の豆苗にはレクチンという毒が含まれています。豆苗を与える際は、細かくきざんで茹でたものを与えることをおすすめします。

猫は元々肉食動物なので、野菜類を消化する酵素を持っていません。特に豆苗は、猫にとって消化の悪い野菜です。ゆえに、猫に豆苗を与える場合は、飼い主の方で与える回数や量を調節してあげるようにしましょう。

水菜やもやしは与えても問題ない?

新鮮なもやし

pixabay.com

豆苗と似た野菜として、水菜やもやしが挙げられます。これらも豆苗同様、猫に与えて問題ないのでしょうか。

水菜は、特に猫に害になる成分が含まれていないので、基本的には与えても問題ありません。ただし、泌尿器間に問題のある猫には水菜は与えないでください。

また、水菜は消化不良を起こしやすい野菜なので、猫に与える場合は少量だけにしておきましょう。与える場合は、細かくきざんでキャットフードと混ぜて与えることをおすすめします。割合としては8:2(キャットフード:水菜)位が適量です

もやしは、味が淡白で食感もいいので、猫が好む野菜の一つです。もやしは生のまま猫に与えても、少し茹でて与えても問題ありません。ただし、もやしは傷みやすい野菜なので、猫に与える際は鮮度に注意し、間違っても傷んだものを与えないように注意してください。

水菜やもやしを猫に与えるときは、あくまでもキャットフードの補助食やおやつとして、少量与えるだけにしておきましょう。一度に大量に食べさせたり、継続して与え続けていると、下痢や消化不良の原因となるので注意が必要です。

加えて、どの野菜にも共通することですが、ドレッシングなどで味付けして猫に与えるのは絶対にNGです。猫にとっては味が濃く、塩分や糖分を摂りすぎることになります。また、ドレッシングなどの調味料には、猫にとって有害な玉ねぎなどの成分が含まれていることがあるので、猫の命を危険にさらすことになりかねません。

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