猫がしゃべっている⁈人間の言葉を話すように聞こえる理由を解説

猫がしゃべっている⁈人間の言葉を話すように聞こえる理由を解説

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愛猫と会話ができたら嬉しいと思いませんか?夢のような話に感じるかもしれませんが、「愛猫が人間の言葉にそっくりな音を出すのを聞いた」という人は少なからずいるようです。猫は本当に人間の言葉を話すのでしょうか?この記事では、猫が人間の言葉を話すように聞こえる理由を解説します。

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人間の言葉を話しているように聞こえるのはなぜ?

しゃべっているように見える猫

pixabay.com

「愛猫と会話ができたら、もっと愛猫の気持ちを理解できるのに」と思うかもしれませんね。

猫が人間の言葉を話しているように聞こえるのはどのような時でしょうか?ここでは、猫が人間の言葉を話しているように聞こえる5つのシチュエーションをご紹介します。

怒っている時

猫同士がケンカをすると、聞き慣れない声を出します。この声が、赤ちゃんの鳴き声や人間の話し声に似ているので、愛猫が人間の言葉で話していると勘違いするかもしれません。気が立っている時には普段と発声方法が変わるので、このような声が出ると考えられています。

クラッキングしている時

猫は時折、小刻みに口を動かしながら、リズム音を発することがあります。これを「クラッキング」といいます。この声は、もどかしい気持ちの時に出す声といわれています。

このクラッキングで長く声を出すと、何かに話しかけているように聞こえるかもしれません。発音方法も種類が多く、人間の話し声のように聞こえます。

体調が良くない時

猫

pixabay.com

猫は、体の調子が良くない時に聞き慣れない声を出すことがあります。その声が普段と全く異なるため、人間の言葉で話しているように感じるでしょう。

飼い主さんを喜ばせたい時

愛猫が話しかけてきたように感じた時、それに対して反応していませんか?愛猫はそれを見て、飼い主さんが喜んでいると感じるようです。このような反応を返してもらうことで、愛猫も嬉しくなり、話しかけようとするかもしれません。「音や言葉の掛け合い」によって会話が成り立っているように感じ、愛猫が人間の言葉で話しているような感覚になるでしょう。

要求がある時

自然界では、自分でごはんを見つけ、寝床を確保し、トイレを見つける必要があります。しかし、家の中で飼われている猫は、すべてを飼い主さんに用意してもらいます。ですから、何か必要なものがある時には飼い主さんに知らせる手段が必要です。

それゆえに、声を出すと話しかけてくれる飼い主さんに、声を出して要求するようになったと考えられます。その声の出し方によっては、まるで人間が話しているかのように聞こえるでしょう。

まとめ

鳴いている猫

pixabay.com

猫は飼い主さんの動きだけではなく、言葉も学習しているといわれています。飼い主の言葉を理解しようとするなかで、少しずつ言葉を発する練習をするようになるかもしれませんね。

人間の言葉のような鳴き声を出す猫は一部ですが、飼い主さんとコミュニケーションを取るために日々努力していると考えると、愛猫がいとおしく見えてきますよね。

もちろん猫が人間の言葉を話すことは不可能です。とはいえ、発する鳴き声が厳密に人間の言葉であってもなくても、双方向で会話が成り立っているように感じるなら、それは飼い主さんにとってうれしい瞬間でしょう。

もし、今後愛猫が必死にコミュニケーションを取ろうとしている様子を観察したら、ぜひその努力に応えてください。そうするなら、コミュニケーションの幅が広くなり、信頼関係も強くなります。

猫は飼い主さんの動きをよく見ていて、まねをしようとします。ですから、根気よく話しかけることで、いつの日か愛猫が人間の言葉を話すのを聞けるかもしれませんね。

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