猫の肉球はポップコーンの匂いがする？いい香りがする理由と肉球の秘密について解説

猫の肉球の秘密とは？

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猫の肉球のニオイがするハンドクリームが売られるほど、猫好きの皆さんが魅了されているのが猫の肉球です。しかし、猫の「肉球」というのは正式名称ではありません。

正式な名称は「蹠球」（しょきゅう）といわれています。では、これから肉球の大切な役割などの秘密について考察します。

肉球は猫にとって大事なところ

猫の肉球は猫によって色が異なり、まだら模様色、黒色、ピンク色などがあります。猫の肉球の外側は角質層で覆われています。

皮膚の外側はケラチンという硬タンパク質で出来ており、猫の成長とともに硬く厚くなっていきます。表皮の下の部分の真皮はコラーゲンやヒアルロン酸などがあるため、肉球は弾力があります。

猫の肉球は弾力があるので、触ると気持ちが良く感じます。しかし、猫には人間とは異なり指紋がありません。そのため肉球はツルツルとしており、触るとなめらかに感じます。

猫の肉球は、神経の組織や血管、筋肉という大事な組織が詰まっている部分です。また、肉球は猫の爪を上手に出し入れしてくれています。さらに、猫の肉球は弾力があるため、猫が歩いている時や高い所からジャンプする時に衝撃を吸収できます。

それだけでなく、肉球は固くなく柔らかいため、猫は音を出さず静かに移動することが可能です。そのため、飼い主さんが気づかないうちに遠くにいた愛猫が近くに移動していた、ということもあります。

肉球は足を保護している

猫の肉球があることにより、石や障害物などの危険物から足を守ってくれています。猫の肉球の表面はなめらかにできており、猫の汗腺が肉球にあるため、滑り止めの役目も果たします。そのため、滑って転ぶことはほとんどありません。

このように猫の肉球はいろいろな働きをしており、大切や役割を果たしてくれています。

猫の肉球のニオイが好きな飼い主さんはたくさんいます。しかし、猫によっては肉球に触られるのを嫌がることもありますので、触るのはほどほどにしたいものですね。